2003年04月15日
“指…”

ひやっとしました、13日の名古屋駅でのこと。演奏会のあと栄の芸術劇場から、東京行きの最終の 新幹線に間に合うようにとタクシーに乗り込み、交通渋滞もなく時間に余裕をもって駅前につき、 やれやれと車を降りるときにドアに左手を挟まれてしまったのです。チェロでいう2と3の指、 中指と薬指の第一関節付近です。かなり痛みがはしり、いやな予感がしました。すぐに仲間が 冷やすために氷などを調達してくれ、1時間近く冷やしたのがよかったのでしょう、まだ若干怖さは 残りますがおおよそ大丈夫なようです。多くの皆様にご心配をかけたことをお詫びいたします。

それにしても今思い起こすと恐ろしい話です。下手をすると商売替えを考えなけりゃいけないところで、 かといってチェロを弾かずに僕がお金を稼ぐ可能性は?

うーん、楽器商?(インチキ楽器をつかまされて、あえなく倒産)

マネージャー?(クライアントと喧嘩になってクビ)

学校の先生?(教職課程すぐにやめちゃったんだよなー)

結局今のチェロ弾き以外にできそうな仕事はおよそ思いつきません。普段から本当に気をつけなきゃ。

最近の音楽家の怪我の話では、ソリストとして世界的に目覚ましい活躍をしていたヴァイオリニスト、 パメラ・フランクが調理の際に手を切ってしまい、演奏家としての生命を断たれてしまったということを 聞きました。今大学での教授の職を探しているようですが、本当にすばらしい音楽家なので残念の 一言です。第二のすばらしい人生が彼女に訪れるといいのですが。僕の同級生、大阪シンフォニカのソロコンマスの森下幸路くんも四十肩で 痛くてたまらずステロイドを注射してもらったとか、本当に人生は一寸先は闇ということを実感します。 毎日を大切に感謝して過ごさなければとつくづく思わされた今回の指はさみ事件でした。

それにしても僕の左手大丈夫かな、来週のゴルフに間に合うといいのだけれど???

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