2003年02月28日
“ミュージカル”

エッセイ書くのいくらなんでも月に一回じゃねーと鋭い指摘を受けてしまいました。 少し言い訳をすると、日記風というものではなくちゃんとしたものを書きたいという気持ちが強く、 ゆっくり推敲して(?)書いているのですが。。これからは週一回の更新を目指します! (大きく出てしまった)

今週からほとんど生まれて初めてミュージカルというものの仕事をしています。イメージとしては 暗くて、つまらなくて、オマケにギャラも安くて、演奏もしょぼくてというネガティブな印象を 抱いていたのですが、このミュージカルはずいぶん違います。内容は三谷幸喜さんの「オケピ!」 というマスコミで大きく取り上げられている大ヒット作の再演です。 そもそも演奏者のメンバーがびっくり。演奏会、録音でひっぱりだこの売れっ子ばかりで、 これくらいのメンバーが揃うと仕事は楽です。(誰が弾いているのか興味のある人はオケピの HPに行ってみてください。)音楽は服部隆之さんの才能溢れる名曲揃い、 また三谷さんの冴えてる台本で時間を感じさせません。

何よりも感心したのが役者さんたちのこのミュージカルに賭ける気持ち、真剣さ、エネルギー。 僕らクラシックの音楽家はここまでやっているのかと自問自答してしまいました(ちょっと 負けているかも)。

稽古をしていて感じるのは、今から200年以上前のオペラ、オペレッタもこんな風に 作ったのだろうなということ。現在ではややもすると崇高なものに祭り上げられている モーツァルトのオペラなど、当時は娯楽の要素も強かったわけだしなぁ。 そんなことを考えていると服部さんの顔もウォルフガングって感じ??

この「オケピ!」の人気はたいしたもので、全部で80公演あるのにもかかわらず、 ほとんど売り切れだそうです。クラシックの音楽会とはスケールが違いますね。 でもきっと僕たちの音楽会ももっと面白くなり、大衆性も獲得できるヒントがこのミュージカルに あるのではないかと思っています。そもそもクラシック界は大衆を相手にするなんてという風潮が 強すぎますよね。もちろんお客さんが喜べばなんでもありというのは、僕もいやですが、 かといって基本的に興行であるということも現実です。お客さんがお金を払って観に(聴きに) 来てくれるって大変なことです。

実際のオケピの中はどんな感じかですか?けっこう楽しんでやってますよ。 弾きながら舞台が見えればなぁー?

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