2002年09月05日
“楽器遍歴”

今回は僕の楽器について書いてみたいと思います。

今つかっているものは7−8年前にN響の藤森亮一氏から直接譲り受けたものです。 ミヒャエル・プラットナーという作家が1720年にローマで製作したものです。 弦楽器の世界では製作地がその楽器のブランドということになりますので、 その法則に従うとイタリアの楽器ということになります。

楽器の特徴としてはイタリアのクレモナの技術と、彼や彼の師匠のダヴィッド・テヒラーの 出身地チロルの作風がミックスされたというのが面白い点です。

ちなみに子供時代の楽器を除き、今までにつかった楽器を列挙してみます。

スズキ 〜 ラング 〜 オールドジャーマン 〜 テヌッチ1930頃(スイス) 〜 セザール・カンディ1929(イタリア、ジェノヴァ) 〜 フェルディナンド・シモーネ・サッコーニ1928(ローマ)

そして現在のものとなります。ずいぶん変えていますねー。自分でびっくりです。

さらによい楽器がほしいかと聞かれれば即座にYESと答えますが、今のものより グレードアップするとなると、非現実的な金額になりそうです。また近年楽器 自体の供給が少なくなってきており(古い時代のいわゆる名器)当分この楽器と 付き合っていくことと思います。

次回は弓のことを書きます。

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