MAHLER SYMPHONY 1−10
きたー。このCDの登場で、アバドのVPO盤が
跡形もなく砕け散ったー!!
最近は、マーラーを全集で買うのがマイブーム。
マーラー交響曲第1番「巨人」
FIRST CHOICE 秋葉原CD-R盤 バーンスタイン・コンセルトヘボウ 1987年ベルリンライヴ
2nd CHOICE マーラー:交響曲第1番 ワルター・バイエルン国立管弦楽団
完成度的CHOICE マーラー:交響曲第1番 ハイティンク・ベルリンフィル
挑戦的CHOICE マーラー : 交響曲第1番ニ長調... シノーポリ・フィルハーモニア
古楽器的雰囲気 キターーーーーーーー(・=・)ーー ノリントン・例のノンヴィブラート集団
シノーポリのマーラーって、どうなのか、この際はっきりしたい。
結論:「生でシノーポリを聴いたことのある人で、感銘を受けた人」もしくは
「どがしゃーん、ぱんぱかぱーん!(すごいテンポの変化、オケの揺さぶられ感)」が好きな
ような人、にオススメである。ただし、ライヴ盤でのみ味わえる、興味深い結実については
誰も否定することができない。
1992年に行われたウィーンフィルとのライヴがCD-Rで手に入る(in秋葉原)が、
この演奏は、ウィーンフィルがすごいオケだという事が味わえる名演。
細部にこだわっているかどうかよりも、はげしく崩壊して、きれいにまとめる感じのシノーポリです。
ただ、はじめてのひとはかっちゃいけません。
さて、口直しにワルターのマーラーはどうですか。
(ワルターと言えば、駅売りCDのマラ9。あえて駅でのみワルターのCDを漁って下さい‥)
そして、ハイティンク・ベルリンフィルのマラ1を買うべし(2番も買うべし)。
ハイティンクは「のめりこんでいないマーラー演奏」をしているとの評判だが
このCDは優等生的なもので終わっているとは思えないほどの燃焼系CDである。
オケが荒れていないで丁寧だと、「感情移入していない」感じに聴こえるが、
ハイティンクは、十分に熱っぽい要素を含んだマーラーを展開しているのではないか?
現在は、1番と2番のカップリングで2000円という値段で手に入る。一聴願いたい。
そして最後に一言。最高のマラ1を手に入れたいなら「秋葉原」へ。
バーンスタインの(誰も文句をつけられない)最高のライヴ音源が2500円で買えます。
このCDになら、私は1万だしてもいいと思いました。
あ、たいした意見ではないですが、アバドはマラ1苦手です。
シカゴ響とのはつっぱってて面白いです。
でも、ベルリンフィルのやつは、つっぱってないです。
たぶん、練習不足です。しかし、おれにこんなこといわれる筋合いのないBPOです。
かわいそうに。じゃあ言うなって感じなのだけど、CDで聞いた場合はそうなんです。
あと、ノリントンのマラ1は、すごく良いと思いました。
他の番号の交響曲だったら、どうなるかわかりませんが。
マーラー交響曲第2番「復活」
FIRST CHOICE マーラー : 交響曲第2番ハ短調...
バーンスタイン・ニューヨークフィル
第五楽章合唱CHOICE マーラー:交響曲第2番 アバド・ルツェルン祝祭管
きました、テンポ変動。激アツ。 マーラー交響曲2番 ギーレン・SWR(これは、聴く価値あり)
やはり、最初に聴くべきはバーンスタイン。
そして、最後の合唱部分に関しては、アバド。
これ、アバドを好きな人しか買わないだろうCDだな‥
と思いながら買ったルツェルン祝祭管弦楽団とのライヴ録音。
オケがうまければいいってもんじゃない
って文句言う人、まぁ聴いてみて下さい。この5楽章は、本当にすごい。絶対にすごい。
他の録音の合唱部分、薄いわーって価値観変わる可能性77%!!!
現在のところ、輸入盤が店頭で2990円。アマゾンでの国内盤発売まで
待てないという方は、輸入盤で買うしかない。
アバ度からの一言:「1楽章から3楽章は、ウィーンフィル盤と同じ空気が
漂っちゃっているなあ‥。ウィーンフィル盤が好きな人にはわかってもらえるかな」
しかし、アバド・BPOの1996年10月ライブ(海賊盤)を聴く限り、1楽章も相当おもろいことに
なっている。
一言でいうと、グラモフォンに録音した場合のアバドのマーラーは、編集によって
面白みが削られているとしか思えない。号泣。
あと、いきおいで買ったギーレンの全集から「2番」これは、相当いい。
もう、「復活」のCDは聞き飽きたという人に、衝撃与えるかも。
マーラー交響曲3番
FIRST CHOICE マーラー:交響曲第3番 バーンスタイン・ニューヨークフィル
最終楽章凝り過ぎCHOICE マーラー:交響曲第3番 アバド・ベルリンフィル
本当に薦めたいのは、アバドとウィーンフィルのマラ3。しかし、ある程度廃盤なので
ベルリンフィルのを買うしかないか‥いや、これウィーンフィル盤じゃないと
良くないかもな‥なんとかしてウィーンフィル盤を見つけてください。
バーンスタインのCDについては、もう全集を買え〜って思います。
リマスターされた神ジャケットのやつを!!
マーラー交響曲4番
FIRST CHOICE マーラー:交響曲第4番 テンシュテット・ロンドンフィル
友達にもらったCDですが、これ以外のマラ4を聴けなくなってしまいましたよ。
1200円だし、すごくおすすめ。
マーラー交響曲5番
FIRST CHOICE マーラー:交響曲第5番 インバル・フランクフルト交響楽団
な、なんでインバルのマラ5なんて薦めてるの?このヒト大丈夫‥‥?
と、いぶかしげな(優秀な)みなさん‥このCDはすごいですよ。
これは、聴いてみるしかない。
特に、本番で派手に音をはずしてしまって、自信をまるっきり失ってしまった
トランペット奏者のみなさんにオススメ。
フランクフルトの首席トランペット奏者〇〇〇は、第5楽章の最後の最後で
最高に盛り上がったところで、大きく大きく音を外します。「へちょっ」
それでも、音楽には全く傷はつかない。音楽は流れる。(←フォロー)
生活に困っていない人向けのCDであります。
最近、佐渡裕のマラ5withちゃんとした楽団
が発売され、一部で熱狂的に受け入れられています。
はっきり言って、弦がかき消されたりしていますが、けされつつも興奮出来ます。おすすめ。
そして最近の本命盤は
テンシュテット・ロンドンフィルの
大阪フェスティバルホールでのライヴ(2990円)
テンポ遅く、命削る系名演。1楽章で失禁を約束。
マーラー交響曲6番・7番
FIRST CHOICE マーラー:交響曲第6番・第7番 テンシュテット・ロンドンフィル
やはり、これはベストです。テンシュテットって誰?というひとは
迷わず購入するべきです。
ほかのテンシュテットのマーラーも、もちろん良いのですが‥
この、癌との闘病中の時期の録音は、緊張感が違う。
人生、残りの時間を意識し始めた瞬間から、(いろんな意味で)密度が
濃くなるのかもしれません。(というエピソードにやられて、よく聴こえてしまうのかも)
実は、この時期の演奏の充実ぶりはコンマスの実力によるところが大きそうですけど‥
世論的是非オススメCHOICE インバル・フランクフルト響のマラ7
かなり、たくさんの人から
「マラ7なら、インバル聴きなよ。相当いいから」
と言われてきて、でもあんまり気乗りしなかったけど、結局買って、
感想は、
「すみません、相当いいです。」
1050円で売られている、インバルのマーラーシリーズの中でも白眉と見た。
マーラー交響曲第8番
FIRST CHOICE マーラー:交響曲第8&10番 バーンスタイン・ウィーンフィル
歌、いい‥‥。第2部、いい‥‥
マーラー交響曲第9番
ONLY CHOICE マーラー : 交響曲第9番... バーンスタイン・ベルリンフィル
SUPER CHOICE マーラー:交響曲第9番 ジュリーニ・シカゴ響
バーンスタインのマラ9は、ここであえて薦めなくても、全員買うはめになると思うので‥
ここでは、ジュリーニのマラ9を大いにすすめます。
本当は、すべての人が聴くべき名演なのだが、発売当初は4楽章に音の揺れが目立ち
この雑音により「いまいち、すすめられませんなぁ〜」という商品となってしまっていた。
だが、オリジナル・イメージビット・プロセ〇シングにより、雑音は上手い具合に排除☆
グラモフォンの職人、えらい!!というか、
最初に売り出すときに対処しておけ!!
というわけで、マラ9は最高の楽曲。とりあえずCDはこの2枚を購入し
あとは、どんどん実演を聴きに行きましょう。
あと、ギーレンのマラ9は、弦が、ニュイーンって感じで、衝撃的。
他のCD聴けなくなる‥‥ニュイーンさです。