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2004.4.21 up

Prescription

Imaginary compilations, not for sales
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1. Body Rock - Mos Def feat.Q-tip&Tash
懐かしのRAWKUSクラシックス。タイトル的にも明らかに『ロック・ザ・バリバリ』のカバーなんだろうけど、全く面影なしなのは何故?このメンツだからこそのイマジネーションの飛躍がそうさせるのか、様々な有名曲のフレーズを織り交ぜ、ストイックかつ スペイシーなビートながらアッパーに仕上げているのはさすが。この頃SPINNA以上に冴えていたSHAWN J. PERIODが今音楽を続けていたらと思ってしまう名曲だ。メインストリームとの程よいバランスだったこの頃のNYアンダーグラウンドは、2004年から見れば大きな節目だったように思え、非常に残念で仕方がない。 (KOR-1)

2. Fusion Beats - Rob Swift
ROB SWIFTは数多くいるターンテーブリストの中でも、技巧的な部分ばかりを見せず禁欲的なスタイルを貫く貴重な存在で、HIPHOPにおけるマイルスと形容できる人物である。そんな彼とキーボーディストのライブセッションは今までに聞いたことのないすばらしいものに仕上がった。あうんの呼吸でリズムやテンポを変化させ、ひたすらBRIDGE IS OVERの2枚使いでライブ感を表現していく様は、なかなかできそうでできないものだ。この内的に緊張のとれたクールな熱さを感じてほしい。(KOR-1)

3. Nena - Massada
前から気になっていたサイケなジャケット。ふたを開けてみれば高速フュージョンと、スーパー・ハッピーな曲達が。思わず振り付けしてしまいました。(Shorge)

4. Wind Parade - DJ Jin feat.Mark De Clive Lowe
かつてこんなカバーを想像した人がいたことか!「いいかみんな!これはジンだ!!」。港南台のマークと山手の山本さんが京浜東北線で結ばれていたころから、ロンドン〜東京〜ニュージーランドを風のパレードで軽やかに結んでしまうことは宿命付けられていた!!東西のナイスガイの奏でる音は愛に満ちている!たぶんもう百回は聞いたよ!!(Shorge)

5. Bad Weather - The Supremes
1972年前半のStevieWonderプロデュースの作品。少し前までは、レアな7インチのみでしか聞けなかったこの楽曲も、最近ではSupremesのBOXモノやDJ Spinna & Bobbitoによる”The Wonder of Stevie”等に収録され、比較的容易に聞けるようになりました。素晴らしいことです。Stevie WonderとIra Tuckerの共作のこの歌詞の内容は結構切ない失恋ソングなのに、Jean Terrellのリードボーカルと黄金期のMotownサウンドマジックのおかげか、お茶目な感じに仕上がってます。’71年に離婚したSyreeta Wrightへの慕情を綴った歌なのかも?とは、深読みか。(37Rock)

6. Lidia - Swell Session
エンニオ・モリコーネのリミックスアルバムに収録されているのだが、どこがリミックス?ってくらいいつも通りの彼ら節。絶妙なコード進行、ハミングのみで聞かせるナガノ・ユキミ、後半挿入されるサンプルネタ、全てがとてつもないクオリティでまとめられている。このアルバムはこの一曲だけで欲しくなった。それだけの名曲。(KOR-1)

7. Tante Nelly - Slide Hampton-Joe Haider Orchestra
MPSのジャズは掘っても掘っても恐ろしい曲が出てくるもんだ。Gluklich収録のJoe Haider Trioによる「Tante Nelly」や、Catch Upによるそのカバー「Onkle Joe」のバージョンもヤバいが、このバージョンはビッグバンド・スタイルで、しかもライブ!!あわせるのほとんど不可能じゃないって思わず突っ込みたくなる。よくこんな芸当ができるもんだと思わず関心。この五拍子が全然不自然に聞こえなくなったあなたはもう中毒である。(Shorge)

8. Don't It Drive You Crazy - Pointer Sisters
GANGSTARRネタとしても有名だが、その気持ちもよくわかる程イントロが強烈なスロウファンク。雪崩式のフィルインからまるでヒップホップのようなベースとドラムが現われたとき、B-BOY諸君の脳みそが覚醒するだろう。(KOR-1)

9. Martiniqueの風 - 今井 美樹
坂本龍一は多くのJ-POPを手掛けているが、どれもウィットにとんだ、通をも唸らすアレンジや音が仕掛けられており、それを探すのが一つの楽しみである。さすがは教授、この一曲も一筋縄ではいかない。94年にリリースされたこの曲、よく聞くとボッサしている。それだけではない、このビートはTR- 808ではないか!!しかもSP-1200で潰されたようなビットの粗い音しています。去年くらいDMRの奥から二列目辺りを賑わせた、打ち込みボッサを作った人、買った人はこれを聞いてやられてね。(Shorge)

10. Money Don't Mean a Thing(Mr.French Mix) - Dwele
Dwele関連のみならず、最近のブートリミックスの多さは、Little BrotherやYam Whoの影響か??悔しいことにクラブ的にはオリジナルより良いミックスになっている。このパーカッションの音超変じゃなくなくなくない??(Shorge)

11. Problemz - Street Smartz
最近引っ越しの準備で大量にレコードを処分しているのだが、そんなときにほとんど聞かないレコード棚から出てきたのがこれ。全盛期のBUCKWILDが手懸けたトラックはCDのラストにふさわしいメロウかつドリーミーなチルアウト・ミュージック。こんな聞きやすいトラックでもラップが乗った途端にNYの路地裏に連れていってしまうところが、彼らアンダーグラウンドラッパーのリアリズムなのだろう。(KOR-1)

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