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200.10.22 up

Imaginary compilations, not for sales
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1. People - Moodymann
デトロイトの四天王なんてのがあったら、彼はその一人になれるだろうか?惑星Eから舞い降りたおっさんの手法は限り無くラフなのだが、見た目とは裏腹に、その旋律はどこかセンシティヴである。ピアノの和音にからサックスのステキなメロディーと、ディスコな四つ打は、奥山君の言葉を借りると、どこか「あったかい(註*暖かいではない)」のである。(Shorge)

2. HipHop 2Zero00 - Soul Scream Feat. Rino
この曲がリリースされたとき同時にRay Barretto "Pastime Paradise"ネタの「ひと夏のバカンス」という曲も出ていたんだけど、おしゃれネタは無視してこっち買ってほんとよかった。ソウスクの2人も普通に良いがやはりここでのベストはRinoでしょう。個人的にはこの曲がRinoがスキルにおいてピークに達した瞬間だったと思う。それくらい頭グラングラン!って飛ばされてまた聞きたくなってるHipHop Classicである。久々に「証言」とか聞きたくなっちゃった。(KOR-1)

3. The X-Sorcist - The Devils
タイトル宜しくな前奏と間奏でざわめくフロア。そして金管楽器隊の幕開けで揺れるフロア。そんなことだってできるでしょ、このMidnight Themeなら。(37Rock)

4. Baltimore Orioles - Lorez Alexandria
アメリカ東海岸のちょうど真ん中辺りにある中途半端で地味な町ボルチモア。不景気で閑散とした町並みで、ものすごく住みづらいのにもかかわらず誰も逃げ出さないその矛盾から、通称「チャーミング・シティー」と呼ばれ、エキセントリックな南部の人が北に移住しようとしたが、ガス欠で足留めを食らったから住み着いたという伝説さえある。まさにアメリカ的村社会。鉄人リプケンでさえも、地味にその長すぎる現役生活のすべてを一日も休まずボルチモア・オリオールズで過ごしたのだ。そして地味ながらも殿堂入りを果たした。カバーした人も、題材も、曲の構成も、いろんな意味で地味すぎるこの曲をモリケンが持ってくる辺りがボルチモアしている。しかも地味にForssねた。(Shorge)

5. Could You Be Loved - Bob Marley & The Wailers

6. The Sun Dwelogy Remix - New Sector Movements
太陽の最も似合わない二つの都市、西ロンとデトロイトが出会い太陽を想った。MawのミックスとこのDweleのミックスの二枚が12"カットされたが、みんなの関心は圧倒的にこっちだった。正直私は「使えない」という視点で最初スルーしたのだが、やはり楽曲そのものの善し悪しで聴くとこっちの方が明かにいい。(Shorge)

7. Betty's Theme - Charles Earland
いままでCharles Earlandの曲はかなり聞いてきたつもりだけど、彼がこんなに絶妙なサジ加減のグルーブを出しているのはDynamite Bros.のサントラだけでしょう。それもそのはず、シンセプレイヤーはPatrick Gleeson。誰って感じだけど、裏ジャケにはチャーリーが「ドックの無比の助力に感謝している」みたいなことが記されていることから彼の影響が伺い知れる。だってドックだよ!なんとなく頭の中では、映画「スクラッチ」に出てくる宇宙船みたいなスタジオにいる白人のハゲオヤジを連想してしまいます。Mad!!!!(KOR-1)

8. Love It - Tarika Blue
どことなく「Rhythm Of Life」を連想されるサウンドメイキングは、どうやらJames Masonのギターだけのせいではないようだ。リーダー、そしてFender Rhodesを担当しているPhil Clendeninnは「Rhythm Of Life」のエンジニアー兼リミキサーだった。川崎リョウも在籍していたことでも知られるこのバンドだが、残念ながらこの曲では聴くことができない。Amgによれば当時の東海岸スピリチュアル・フュージョン・グループとしてR&B、Rockの要素を取り入れたためLonnie Liston Smith & The Cosmic Echoesと比較されがちみたいだが、Tarikaの方が断然ミッドナイト・スィームしている。(Shorge)

9. If You Want Me To Stay - Sly & The Family Stone
最近クラシックス再考という気持ちで有名曲をCDに入れているが、この曲もエリック・ベネイやミーシャ・パリスもカバーしたファンキーなミュージシャンに人気の一曲。ファンクにおける間とポリリズムという観点からすると、この曲が収録されている"Fresh"は史上最強の部類に入ると思っているのだが、クラブDJからは割とないがしろにされてる気がするのが私は悲しい。それが「レア盤ではないから」なら、東京という所はほんと狂ってるよ。う~ん・・・(KOR-1)

10. Plunken'em - People Under The Stairs
90年代後半、どこの傘下でもない自主レーベル・Putsからスタートし、ビートメイク・ミキシング・ラップをThes Oneが、スクラッチ・ラップをDouble Kが請け負うことにより完全に2人で完結させている彼ら。ある意味Stones Throw以上にプライベートな部分を前面に押し出した活動は、たった2人だけで行なっているのが大きいのかもしれない。そんな彼らが羨ましくさえあるし、ここ日本でも、いつか自分らも、なんてついつい考えてしまうけど、こういうのはやはり欧米だからこそなのだろうか。私は東京の地下に成功の階段を見つけたいと日々思う。(KOR-1)

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