みかみかな BGM Series B0024A ====================================================================== [ 曲 番 号 ] B0024A [ 曲 名 ] 思い出の硝子の森 [ 著 作 権 ] (C)2001-2004 みかみかな [ ジャンル ] Game Instrumental MIDI------------------------------------------------------------------ [ Take No. ] 01 [ 公 開 日 ] 2002/11/07 [ 対象音源 ] MU100 (XG,GMも可) [ 使用ソフト ] Cherry 1.4.3 Master---------------------------------------------------------------- [ Take No. ] 01 [ 公 開 日 ] 2004/08/16 [ 使用機材 ] (音源) Alesis DMPro, CASIO VZ-10M, E-mu PROTEUS 2000, Ensoniq SQ-R+32, Kurzweil PC2R, Kurzweil K2000R (エフェクター) Alesis Q20, REXER RSE-3000 (VSTe) Hexaline, SIR, RoomMachine844, DX Reverb Light, TubeLimit, endorphin [ 使用ソフト ] (打ち込み) Cherry 1.4.3 YAMAHA XGworks ST 2.0.4J (マスタリング) YAMAHA XGworks ST, Sound Engine 2.945 (レート変換) SSRC_HP 1.29 ---------------------------------------------------------------------- ●紹介 静かで透き通った、結構BGMっぽい曲…と自分では思っています。 Master版は、いわゆる実験作の色が濃いものなので、 なるべく寛大なお心でお聴きください(笑) ●曲名の由来 透き通った森、色の無い森、あるいは何色にも輝く森。 そんな感じです。 ●聞きどころ ウッドブロックの響きと余韻でしょうか。 マスター版では、鈴の音も是非きいてください。 ●製作動機や進行経緯など とあるWEBページで流す曲を依頼されて作ったもので、 初の依頼作曲品でした。 静かな森という指定にかなり苦戦して、この曲の出だしを思いつくまでに、 いくつもの駄作が出来上がってしまいました。 でも、思いついてからは、それなりの早さで進行し、滞りなく完成。 ・Master版 Take#01 この曲のマスター版製作は、何度か試みたこともあったのですが、 どうにもうまくいきませんでした。 今回、XGworks STの導入によって、曲がりなりにも、 いわゆるDAWの環境を手に入れたので、慣れるための意味も含めて、 製作に取り掛かり、なんとか完成にこぎつけたのがこのバージョンです。 他、リバーブによる過剰な空間演出の実験も兼ねています。 ●Master版機材内訳 パート名 : 使用音源 : 備考 -------------------------------------------------------------------- Flute : K2000R Strings : PC2R(PCR-1) Guitar : PC2R Bass : PROTEUS 2000 Glockenspiel : PROTEUS 2000 (Protozoa) E.Piano : VZ-10M MusicBox : SQ-R+32 : 前奏部分で入るオルゴール風の音 MusicBox Delay : SQ-R+32 : 上述のもののディレイ Rhythm : DMPro : Tuned以外の全てのパーカッション *PC2R PCR-1 = "Orchestral ROM" ●製作雑感 これほど精神的に苦労して曲を作る、というのはそれまでになかった。 スランプだったんだろう。 もともとの曲の音の詰め方が疎であるため、 Master版製作においては、各パートのバランスの取り方では特に苦労した。 かといって、音を足すと雰囲気が壊れそうだったし。 DMProは、ドラムスの音だけでなく、鈴やウッドブロック (作中のものはテンプルブロック)なども、結構しっかりと鳴ってくれる。 また、ドラムの響きの演出は、DMPro内蔵のリバーブと、 Q20によるトータルリバーブの組み合わせ。 Alesisのリバーブは、他の楽器はともかく、 ドラムス・パーカッション類にはかなりいいと個人的には思う。 自作曲に於いては、初めてXGworks STを使用。 いわゆるDAW環境ではあるものの、EPだけ別録りでエフェクトを施した程度。 VZ-10Mを、初めて作品に使用。 自分で作ったエレクトリックピアノの音。 この曲風なら、P-330でソフトな音を作っても良さそうだったけど、 敢えて原曲どおりのFM Tineな音で。 でも、たくさんのVSTエフェクトを使っても、音抜けが良すぎて手強かった。 音を薄くするという目的では、DX Reverb LightというVSTエフェクトが、 結構有効のように感じた。 VSTエフェクトによるマスタリング時の音圧稼ぎに初挑戦。 ちょっと稼ぎすぎるくらいでも、音質も空間もあまり歪まなくていいな、 とは思うものの、市販CDの音圧を超えたくは無いので、 注意も必要だな、と思った。 今回、Sound Engineの出番は、ノイズゲートと前後の空白の調整のみ。 さすが実験作だけあって、雑感も多いな、と書いてて思った。 ●現段階での課題 マスター版に関して。 音量やモニター環境によっては、 フルートが耳障りな気がする。 左右の広がり間が足りないかも。 ●著作権・許諾 本楽曲の全権利は、「みかみかな」が有します。 私的な範囲での利用以外、例えばWEB上への転載などに関しては、 基本的に事前連絡をお願いします。 ●その他 何かあればBBSかメールでご連絡ください。 感想とかくれると嬉しくないわけじゃないですが、 それに返事をするのがかなり苦手で、 気の無い返事をしてしまうかも知れません。 そこのところはあらかじめご理解ください。 ただ、客観的に見て明らかにまずい部分、 例えば音が割れているとかあったら、遠慮なくツッコんでください。 `````````````````````````````````````````````````````````````````````` みかみかなのぺーじ http://www.ismusic.ne.jp/mikamikana/ e-mail mikamikanax*yahoo.co.jp ('*' は、'@'に読み替える事。スパム対策です。)