「トルクコンバーターの仕組み」

ＭＨＯ　ＥＮＧＩＮＥＥＲＩＮＧ

これはATのトルクコンバーターを元につくられた
模型です。





ATというミッションは、トルクコンバーターという、ものが付いています。

でっかい扇風機が２つあって、その中をオイルが入っているような感じです。





ひとつの扇風機をまわすと、オイルで充満されているケースの中の
もうひとつの扇風機もオイルの流れによって
回りだすというもの。



エンジンからの駆動力をポンプインペラが受けて回りだし
タービンランナも回りだしてプロペラシャフトへ動力を伝えるというものです。




そのオイルの流れを整流して効率よくタービンランナへオイルを受けさせるものが
ステータというもので、こいつがあるおかげで


実際の動力の２．０〜２．５にトルクアップして動力になります。


ちなみにATにはフライホイールは付いていません。


滑車の役割を果たすフライホイールはこのトルクコンバータが
役割を果たしています。


面白いのはエンジンの駆動力でATの内部のオイルポンプを動かしている点です。


だからAT車を牽引する場合はあまり速度を上げたりすると
ATが焼き付いちゃうんだよ。エンジンが掛けられない場合は。


それか駆動輪を持ち上げてやる必要があるんですよ。


チームMHOでした。

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