Mega-Marts Saxophone Ensemble

Let’s Play!like singing

Feature of Saxophone

.        Saxophoneの特徴

さて、Saxophoneの特徴ですが・・・他の楽器を吹いたことが無いのでよくわかりませんm_ _m ・・・では誰も納得しないと思いますので、以下思いついたままに書いていこうと思います。間違ってたら掲示板で指摘してくださいな。

@円錐管楽器

Saxophoneをよく見てましょう。マウスピースからベル先端に行くほどに朝顔のように広がっていませんか?これは円錐状の管路を有するSaxophoneの特徴です。クラリネットなんかはベルの先端までほぼまっすぐです。これはSaxophoneが大きな音を出すことを主眼において作られていることを意味しています。

さて、円錐形状をしているということはどういうことでしょう?詳細な説明は省きますが、円錐状にすることが管の物理上の特性が開放管になり、整数倍の倍音を出すことができるようになります。まぁ、早い話が一オクターブ上の音にオーバーブロウするわけですね(時々アンブシュアがしょぼかったりすると一オクターブ上の音が出たりしますよね)。これが運指を楽チンにさせている大きな理由です。しかし整数倍の倍音しか含んでいないため、音域が異常に狭いです(2オクターブ半、クラリネットは裕に3オクターブを越える)。特殊な奏法を使用しない限り、この差は如何ともしがたいですねー。

また、単純に考えると管の長さ方向の位置によってその断面積が異なるわけですね。奏者の皆さん、最初の頃、低音と高音とで随分吹奏感が変わると感じたことがありませんか?同じ息使いで高音と低音を吹いていても音程や音色がガタガタになるはずです。これは管の断面積の差が影響しているのです。Saxophoneの場合、高音になればなる程、息の速度を速く、低音であれば遅い息で吹くようにしないと正しい音程、統一された音色で吹くことはできません。よく「同じ吹き方で全ての音を出しなさい」と教えている人がいますが、間違いです(多分)。この辺は円筒形のクラリネットと比較すると大きな違いになります。Saxophoneが「音量を稼いで音程を犠牲にしている」と言われるゆえんです。「ド」の運指で吹いたからといって出てくるのは「ド」周辺の何かの音です。この音をアンブシュアのとり方や替え指を使って正しい音程に「加工」しないといけません。初心者はこの辺の感覚が養われていないため、大抵ものすごく汚い演奏になってしまいます。

Aキーシステム

言うまでもないですが、Saxophoneのキーシステムはカバードキーを採用しています。クラリネットやリコーダーはリングキーですので、穴の押さえ方によって音程が変わります。Saxophoneはタンポとホールに隙間ができない限りはこうしたことは起こりません。またキーのカエリにスプリングリターンを採用していますので、素早い音の切り替えが可能です。よく「超絶技巧が云々・・・」とCDの帯に書いてあったりしますが、Saxophoneの場合はそれ程難しいものではありません。下手すりゃその辺のあんちゃんが超絶技巧で吹いてたりします(大げさ?)。