ラジオレポート19960814
HISASHI:あれねー、もうすごい決断力だったよね、俺は。
TAKURO:だってまだあの頃は、そんなにお金もなくて、でもJIROが新聞広告に入って来るチラシを見るたびに、ちょっと涙をこう流しつつ、これいーなーって。
HISASHI:「JIROどうしたの?」「いや、いいんだ、なんでもない」
TAKURO:「何隠したの?」「いや、ほんとに何でもないから」って。
HISASHI:「8ミリ・・・」とかって。
TERU:指差しながらなんでもないって(笑)
TAKURO:後からそっとJIROのかばんをのぞいてみると、8ミリのカタログがぐわっと。それを見た俺たちはなぁ。
HISASHI:ねぇ。
TAKURO:もう夜な夜なアルバイトをしたり(笑)配達をしたりして資金を稼ぎ。そのビデオカメラが最近は押入れの肥やしになっているという・・・。
TERU:ホコリかぶって?
TAKURO:見たいな、もう一回とか言って。・・・ということで8ミリの話はこの辺にして。
HISASHI:うん。
TERU:うん。
TAKURO:まあ、最近のJIROくんについてちょっと話してみたいと思いますけど。
TERU:そうですねえ、さっきレコーディングの話出たからね。
TAKURO:うん。
TERU:レコーディングの話しようか。
HISASHI:レコーディングといえば、髪型よく変わるよね。
TERU:JIRO?そうだねー。
TAKURO:どういう脈絡なんだかよくわかんないんですが。本人は気分でコロコロ変えていると言うけれど、あれは違うね。
HISASHI:なになに。
TAKURO:何かわけがあるね。
HISASHI:あれっ。
TAKURO:きっと。
TERU:前にさあ、アイスランドとロンドンに撮影に行ってさあ、そんときは真っ赤だったでしょ。あ、そのときはまだ黄色だったんだ。
TAKURO:黄色だったね。
TERU:で、帰ってきて赤になったでしょ。
TAKURO:そうそうそう。
TERU:ロンドンの洗礼を受けたね。
TAKURO:いやいやいや。ロンドンの、あのホテルの電話ボックスのところで、「なんだよ、わかったいいよお」って言いながらガチャンて電話切ったのを、見たね。
TERU:(笑)
HISASHI:大丈夫?言って。
HISASHI:いやいやいや(笑)
TAKURO:問題ないと思うけど。
TAKURO:で、財布見ながら電話で「あ、20万だ」とか言って。
HISASHI:買いだとか言ってさ。
TAKURO:買い・・・買いだとか(笑)・・・わかってると思いますけど、GLAYの話はあくまでも半分に。
 
TERU:(笑)
TAKURO:10個ものを言ったらそのうちの8個はウソだと思ってくれれば間違いないかな、と。それがGLAYの正しい聞き方ですから。音楽も同様です。ということで、JIROさんの人柄がこれで少しはわかっていただけたと。
TERU:わかったかな(笑)
TAKURO:思いますけども。
HISASHI:ロクなこと言わねえよな。こえー、次、俺じゃねえの?
TAKURO:リスナーの皆さんはわかるでしょ。ということで、早速JIROくんの1人DJ行っていただきましょう。よろしくぅ。







TAKURO:ということで、JIROさんの流暢な喋りを堪能していただいたわけなんですけども。
TERU:やっぱり1人って緊張するよね。
TAKURO:うん。
TERU:うん、しょうがないよ。
HISASHI:緊張感があって、よろしい!
JIRO:(笑)
TERU:まあ、俺のラジオに修行に来ることだね。
JIRO:うるせえ。
一同:
TAKURO:や、暴言を吐かなくても、そんな。
TERU:(笑)
JIRO:すごい、やみつきになりそう。
一同:
TAKURO:最近・・・
HISASHI:ほんとにー?
TAKURO:うそが過ぎますね。
JIRO&TERU:
TAKURO:はい、ということでこの時間はですね、TERUとJIROの1人DJでお楽しみいただきました。ご苦労さん、と。思いますけども。どうですか。
TERU:楽しかったですね。
TAKURO:はい。
TERU:うん。この後また2人がいきますけども、また楽しい話が聞けると思います。
TAKURO:はい。今までも十分あの、素顔のGLAYを堪能できたのではないかと思いますが、これからもガンガンとばしていきたいと思います。ということで、この後はギターのHISASHIと僕TAKUROが1人DJに挑戦します。お楽しみに。










TAKURO:はい、えー、うちの看板ギタリスト、HISASHIくんの話をいろいろと残ったメンバーでしてみたいと思うんです、が。
TERU:まあ、最近MACいじってるからさ、いい気になってるよね。
TAKURO:ははは、えぐるねえ。
TERU:えぐるよ。
JIRO:なんで、だまされて買ったから?悔しいの?
TERU:いやー、なんかねえまあ、前回、誰か、みんな知ってると思うんだけど、俺が中学時代にTAKUROから黄ばんだファミコンを買った事件ありましたけども。
TAKURO:黄ばんだは余計だよ。
TERU:(笑)今回も黄ばんだMACをHISASHIに買わされましたけどもねえ。
JIRO:ワンツアー回ったMACを。
TERU:ワンツアー回った、もうどっか壊れてもおかしくないっていうそういうMACをですね。
TAKURO:あの、HISASHIくんのMACはステージには登場したんだっけ。
TERU:したよ。前回のBEATout!ツアーでね。
TAKURO:後半、ちょっとお目見えしなかったと記憶していますが。
TERU:なんか調子悪かったみたいよ、MAC。
TAKURO:なんかねえ、TERUに彼はMACを売る前に、「なんか調子悪いな」っていうんであの、画面のねえ斜め45度叩いてたよ。
TERU:
TAKURO:えいって。
TERU:それ、古いテレビじゃないんだから(笑)
TAKURO:映ったぁとか言って。
JIRO:のび太んちのテレビですね。
TAKURO:まったく問題ないって。
TERU:そうそうなんかね、MACこう電源入れるとねえ、画面がねぇワイドテレビになるんだよ(笑)
TAKURO:こうギュンて縮むの。
TERU:それTAKUROからもらったテレビじゃない。
TAKURO:まあ、TERUだったらわかんないだろうってことで、売る売るとか言ってたけどね。彼はそういう騙しのテクニックがね。
TERU:ねー。
TAKURO:よく、JIROが電話するときに居留守を使うって話も聞きましたね。
JIRO:そうそうそう。だから俺がさあ電話するじゃん?そうすると、「只今出かけております」とかなんか言って、TAKUROくんとほら一緒に行ったときに、「ああ今いないよ」とか言って。「どらどらどら」とか言ってTAKUROくんがかけたじゃん?
TAKURO:うん。
JIRO:「もしもしー」とか言って。
TERU:(笑)
TAKURO:「俺俺、あ、どうしたの」って。
JIRO:あらー。
TERU:また。
JIRO:嫌われてるーって。
 

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