1 |
Misplaced |
今作もSonataは突っ走るぞぉ〜〜!!の意思表明をしている?
全面的に背景に流れるキーボードが、とってもSonataらしい。スケールが大きくなる。 |
2 |
Blended No More |
私は以前から、トニー・カッコの歌い方は、デュラン・デュランのサイモン・ル・ポンに似ていると思っていた。それよりも似ているのが、ABCだったボーカリストだ。(知ってる人いるかな?)
両者とも大英帝国出身で、クィーンズ・イングリッシュというのか、大仰で鼻にかかった気取った発音をしている。
この曲の出だしで、早くも“鼻にかかる”歌声が聴ける。
ミディアム・テンポの、あまりクセのない曲。 |
3 |
Ain't Your Fairytale |
いかにもSonataらしい疾走曲。私はセカンドのSan
Sebastianから入ったためか、疾走曲が彼らの基本だと思う。 |
4 |
Reconing Day, Reconing Night... |
インスト曲。
新加入のキーボードのヘンリックのクラシカルなセンスが光る。
重厚で沈痛でありながら、表情豊かである。 |
5 |
Don't Say A Word |
サビの“Mother always said "my son,...”が印象的な曲。繰り返されるフレーズも多く、親しみやすい。長くはないがテクニカルなヤニのギターソロが変化をつけていていい!トニーのシャウトが心を打つ!
ライブではノリノリになるだろう。 |
6 |
The Boy Who Wanted To Be Real Puppet |
この曲でヤニのギターソロは何に当てはまるか考えてみた。超絶早弾きではないし、泣きのギターでもない。適度に早く、適度にテクニカルである。
一定の水準は満たしているものの、コレといった個性が見当たらない。惜しい!
が、リフとかイントロでは印象的なフレーズを弾くと思う。 |
7 |
My Selene |
この曲だけ、トニーでなく、ギタリストのヤニ・リマタイネンの手による。
3曲目のAin't Your Fairytaleと同様、疾走曲だ。以前からのSonata色が一番色濃く表現されている。
Burrn!のインタビューで、トニーは「自分と違った曲つくりをしている」とあった。息継ぎを考えずに作ってあるらしい。注意して聴いてみると。。なぁ〜るほど、音の連続だぁ〜〜!! |
8 |
Wildfire |
高校の時の先生にナレーションをお願いしたらしい。
ヤニの重いリフにトニーの声がよく走っていて、重さの中に軽快さがある。
トミー・ポルティノのバスドラが強力だ。 |
9 |
White Pearl, Black Oceand... |
8:47もの大曲。構成は複雑で、場面ごとに変化し、ロックオペラのようだ。
シンフォニックで壮大だ。
最後にアーメンで締めるのは、国民のほとんどがキリスト教徒のお国柄か? |
10 |
Shamandalie |
ピアノとアコギを生かした、マイナー調の曲。
せつなく、力強く、心に染み入る。 |
11 |
Wrecking the Sphere |
ここでのヤニは、テクニカルなギターを聴かせてくれる。ハーモニクスがある。この2倍くらいの長さで弾いてくれたらなぁ〜。
ヘンリックのキーボードソロはまるでリチャード・アンダーソンだ。音色といい、フレーズといい、音の振るわせ方といい、そっくりだ。パクリはしないが。^^; |