遠近感覚
作詞・作曲/松浦 祥一郎 編曲/mashirica


夜の吐息が身体を吹き抜け
月の光があなたを照らし出すのさ

かすかな灯りを頼りに進むよ
わずかながらの望みを
解いて繋ぎ合わせ

手を伸ばせば届きそうな感覚なのに
残された手持ちぶさたな空間さ

縮まることのない 遥かな距離感
切り刻まれた胸の鼓動に全て任せ

手を翳せば手の平の中から光が包むよ
張り付いた月の位置は変わらない 

今 手を伸ばして 腕を広げれば
あなたを抱きしめられたはずなのに
残された白い吐息と 手持ちぶさたな空間さ