家猫ゴン (作詞・チャオ / 作曲・一郎)


ブラインドに頭を割り入れ なんとか外を見ようとしてる
外の風を受けようにも 硬いガラスが鼻に当たるだけ

母親のお腹にいる時に 俺に会わなきゃ今頃は
立派な野良猫やってたか? 車の川の流れ渡れたか?

家猫のゴン 今のおまえが
外に出たなら 危険がいっぱい
だからゴン 今更おまえを
外には出せないよ

強い雨 ガラスに打ちつける日も やっぱり外を見つめてる
雨が上がり 水溜まりすべるあめんぼ追って じゃれたいかい?

家猫のゴン 本当はひとつだけ
鍵のない窓があるんだ
だからゴン 閉ざされた日々が
もうイヤになったら
自分の鼻と目とその足で 見つけ出してみろよ

ひとつだけ鍵のない窓のことを
俺は教えてやらないよ

いつの日かゴン その窓がうまく見つけられたなら
出ていってもいいよ
だけどゴン 知らない人には
ついて行っちゃだめだよ

そしてゴン 外の世界に馴染んだなら
帰らなくていいよ
だけどゴン 気が向いたならば
顔ぐらいは見せろよ

そんなに高くない屋根の上から
そんなに高くない屋根の上から



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