合唱団ふたたび (作詞・一郎 / 作曲・一郎)


歌い続けた合唱団
しがみつくだけの日々に
僕らは追い立てられてた

埃に霞む夏の午後は 重たすぎる風 掻き分けて
旅立った頃のあの輝きも 陽炎の彼方 消えて行くよ

去年の流行りの服達は 今じゃ笑い者
ギターは肩に重く 僕らはどこへ行けばいい?

使い古しの誰かの台詞が やけに胸を刺したあの日
「ささやかな喜びをつかみ 守ることこそが人生だ」と

繰り返す現実に 耐え切れないわけじゃない
すべてが自由のはず なのに何故ときめかない?

歌い疲れた合唱団
これで終わるつもりなのかい?

あれから二度目の夏が来る エピローグの後の夢を語ろう
結局僕らはここに立ち 意味あり気に笑いかける

懐かしいあのメロディー達が 僕を急かすのさ
思い出に連れられた新しい何かを感じて

歌い始めた合唱団
ここだけにある The best of my life

歌い続ける合唱団
ここだけにあるこの日々を
僕らは追いかけて行こう



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