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その他、探偵業界の裏話 |
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探偵社の名前で女性のフルネームがそのまま社名になっているものをよく目にします。
「○○ △美調査事務所」であるとか「□□ ×子相談室」とか・・・
別に取り立てて珍しくもありませんので普通なら女性が社長なんだろうなぁ と
思う程度で済んでしまう話ですが、実はほとんどの探偵社において女性が社長というのは
ありません。
では「□□ ×子」というのは一体誰なんだ? と思われるでしょうが、これは単なる社名で
あって実在する人物かどうかも疑わしいところです。
ではなぜこんな架空の女性名を社名にするのか・・と言うと相談する側のイメージが
女性であった方が安心で話しやすい ただそれだけの事です。
確かに「鬼瓦 亀十郎探偵社」よりも「白鳥さやか相談室」の方がなんとなく相談しやすい
感じがしますよね。 ^^
でも白鳥さやか(そんな名前の探偵社は実在しませんからね〜)の方に電話をかけても
電話に出るのはほとんど鬼瓦 亀十郎みたいなおっさんです。
同じように「A」や「あ」から始まる探偵社名も電話帳の検索においては上に来るわけです
から比較すれば桁違いに数が多い事に気がつきます。
勿論、社名が女性名であるとか「A」から始まるからと言ってきちんとした調査を
しないなどとは言いません。
他の業種に比べてご近所でなくてもなんとかなる職種であるが故の策略である事には
間違いないところですが、「この業界の人たちも必死やね・・」と思わずエールを
送りたくもなります。w
探偵社の中には「探偵塾」と称して未来の調査員を夢見る若人を募り、調査の基本を
教えこむシステムを持つところがあります。
「探偵塾」は調査員になるために通わなければ行けないものなのでしょうか?
今回、取材させていただいた4氏のうち、大手探偵社に勤務するC氏の調査事務所には
この「探偵塾」が開設され、年に2回の受講には多数の生徒が参加されるそうです。
「探偵塾」が必要か否かについてはここで結論を出せる問題でもありませんが
塾の内容においては調査の基本など様々な事を教えているそうです。
ただし探偵社に勤務する調査員のすべてがどこかの「探偵塾」を卒業した者であるか?
と言うとそんな事は一切ありません。
一般に「探偵塾」を卒業した生徒には特典があり、経営する探偵社の「フランチャイズ」
として開業出来る権利が取得されるそうです。
もちろん大手探偵社の子会社であるという名目ですのでそれなりのロイヤリティーが
発生し、通常100万円単位のお金が支払われているのは事実とのことです。
探偵塾を卒業し、大手探偵社の子会社として開業したら仕事は親会社から無尽蔵に
受けられるのか?と言えば、そんな甘い訳はなく、調査の仕事はありません。
結局のところ仕事は自分で探して来なければならず、ロイヤリティーの100万円を
支払った新規の探偵社が毎年何の調査もしないまま倒産に追い込まれています。
100万円払った側からすれば、「金だけ取っておいて何のフォローも無い!」と怒りますし
大手探偵社サイドでは「考えが甘い。仕事は自分で取ってくるもの。」と当然のように
言い放つだけです。
こうしてまた大手探偵社と個人経営の探偵者との間に深〜い溝が出来て
しまうわけですが、この件に関してどちらが良くてどちらが悪いとは言えるわけもありません。
C氏に言わせれば「コンビニを開業して客が来ないのを親会社のせいにする店主は
いないでしょう?」・・・と。 言われてみれば・・・の感もあり、私個人のコメントは差し控えたい
気がいたします。
ただし間違いないところで言えば、大手探偵社にはロイヤリティーと称する多額のお金が
常に入ってくる という事実だけは変えようの無いものです。
では、探偵という職業は儲かるのでしょうか??
結論から言ってしまえば、探偵であれラーメン屋であれ修行もせず田舎からぽっと出の
あんちゃんがやり始めたところで旨くいくわけが無いです。
経験を積み、営業の話術に長けた人が頑張っても、やり方と運が悪ければまず
成功しないでしょう。
ちなみに取材に協力してくれたB氏は25歳でこの世界に入り初任給は手取りで20万弱
だったそうです。
長時間の張り込みや不規則な勤務時間を考えると相当な安月給ですが、一般的には
こんな程度だと聞きました。
また仕事内容は非常に厳しく、体が続かない多くの若者が入っては辞めていく「出入り」の
激しい職種である事は間違いない様です。
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