定禅寺ジャズフェステティバルレポート!!

2002.Sep.7-.8 

宮城県仙台市にて定禅寺ジャズフェスティバルが開催された。 オフィシャルのページはこちら

思えば去年のジャズフェスティバルで、あるDuoを見て

「俺がやりたいのはこれだ!」ということで、練習を始め、その間に見た教則ビデオ。約20本、買った楽譜20冊。

3月に新星堂にて初ライブ(2曲、Dallas Rag,Mississippi Blues)、7月19日にLive House Ennにてライブ(2曲、Soldier's DrillとNew York City Rag/Cincinanati Flow Rag/Hot Dogsのメドレー),そしてついに、本番のジャズフェスがやってきた。

9.7 アメリカから帰ってきて、約三週間ずっと練習をしてきた、今日はジャズフェスの初日。前日突然2時間のジョギングをしたら朝、足が痛む、まともに歩けないくらいつらい・・・。

とりあえず、解体やさんお勧めのブタメガネというバンドを見に行く。Jug Bnadめちゃくちゃ楽しかった!!足が痛いので、このバンドをみて、ふらふら歩いて退散。見たいブルースバンドあったのだけどなぁ。家でもう一回、やりそうな曲をチェック。床に就く。

9.8 前日の天気予報は雨。朝起きると、どんよりしているが雨は降っていない。市民広場の受付へ行き、受付を済ませ。自分の出番のNEXT前に行く。すでに、ギターとボーカルのDuoが演奏していた。僕の出番は次の次、僕の前の演者はギター一本アコギ、しかも歌なし。赤いアロハシャツ。知っている曲から知らない曲まで演奏する。Entertainerのような有名曲は人が足を止めて見ていく。自分の選曲がかなり不安になる。ポピュラリティーがないのは明らか。ここまで来て、有名曲があるはずもなく腹をくくる。いよいよ出番。

曲目
1.Victory Rag(trad)
2.Winter walking/Baby Comig Home(medley)(Chet Atkins)
3.Dallas Rag
4.Shuffle Rag(Big Bill Broonzy)
5.Solider's Drill(Gary Davis)
6.G Blues(Original)
7.Jubilee Jamboree(Sam Michell)
8.Mai Kai No Kauai(Hawaiian trad)
9.Jesse James(trad)
10.Mississippi Blues

11.New York City Rag/Cincinanati Flow Rag/Hot Dogs(Medley
12.tewelve sticks(Gary Davis)

  上:挑戦状をたたきつけるプロレスラー

今回は、エコトラさんとQ&A形式でレビューをしてみました。

Question By lyle, Answered By エコ虎

> 1.最初の曲に間に合いましたか??

A.残念ながら間に合いませんでした。2曲目の途中からと思います。

> 2.赤いアロハにサングラスは柄悪かったですかね??

A.そんな事ないですよ。きまっていました。ガラ悪い印象はなかったと思います。ステージ衣装としてはあれ位でいいような気がします。ビジュアル面で言わせてもらえれば、髪の色が好印象ですね、綺麗なこげ茶色(笑)でしたね。

> 3.最初緊張して見えました??

A.(笑)はい。

> 4.個人的には二曲目はかなり練習したのですが、どうでしたか??

A.会場に着いた直後から結構引き込まれた感があります。ただ申し訳ない事に途中からだった事と見る側が落ち着かず、曲自体より周りの反応、観客の様子に気を取られてしまいました。
MCを聴いてもっと集中して聴けばよかったと思いましたね。

> 5.Soldier Drillのときにピックが外れてしまって・・・。どう思いました??

A.うん。でもそうゆう事も演奏していたらあるだろな,と。むしろ弦が切れたりしないでよかった。何より、そんなアクシデントにも動揺しないで落ち着いた対応ぶりが逆に印象的でした。

> 6.ずばり、ドブロの印象を。

A.う〜〜ん...m(__)m.私の中ではあまり珍しいものではなくなってしまいました。(3年位前ならお〜!と思った筈)会場で初めに目についたのは「何故ギターケースが二つ??」でしたが、すぐ理解しました。

> 7.僕のスライドどうでしたかね??ハワイアンなんかもやってみたのですが(完成
度> が低かったのですが。。。)


A.曲にバリエーションがついて良かったのではないでしょうか。その頃は後半ですよね。
力の抜け加減が良かったかも..


> 8.Jesse Jamesはほんとに即興で演奏してしまいました、途中で忘れちゃったけど

A.即興だったのですか〜?凄いですね。度胸ある...

> 9.MCは早口でしたかね??内容はマニアックすぎたかなぁ??印象的な話しありま
し たか?

A.若干、早めに感じました。聴衆が不特定多数だから、自分でも遅いかなと思う位でいいような気がします。マニアックなのはしょうがないでしょうね(笑)1年位でフェスに出られる話が印象的でした(笑)ライ・クーダーの名前も出ましたよね。

> 10.ずばり、印象に残った曲は??

(オフレコ)ゲイリー・デイビイスはENNの時のド迫力の印象が強すぎて、今回は薄くなってしまいました。相変わらず変な曲だな..(笑)

A.全般にうまくまとまっていたし、曲もけっこうありましたので、敢えて言うとなると,,
やはり2〜3曲目あたりかなあ


Question By エコ虎, Answered By lyle
1.緊張しましたか?

>1.はい(笑)、でも、半年で三回のライブをこなしたから、だいぶなれましたけどね。でも二曲目がうまくひけたのでその後はかなり自分のペースでできたと思います。


2.JazzFesに向けての練習はいつ頃から?選曲はいつ決まりましたか?

>2.練習をはじめたのは、去年のジャズフェスからですね、その日に新星堂に行ってビデオを買いましたから。選曲に関しては、前回二回のライブの曲は必ず入れようと思っていました。後は、どの曲を追加するかは結構悩みましたね。アメリカに行く前に知り合いからドブロを譲ってもらったので、その曲を入れようかなぁ、そこが一番悩みましたね。Martinの方はレギュラーチューニングで、ドブロの方はOpen Gで演奏したのですが。本当はOpen Dの曲を入れたかったのですが、入れられなかったのが心残りです。選曲を決めたのは、30分くらい前ですね。前日までに20曲くらいを候補に上げていたのですが。その中から選んだのは、30分前ですね。この時に。「いつでも何度でも」(千と千尋の主題歌)をはずすのを決めましたね

ブルースマンはこびてはならない。とか理由不明のことを考えてしまって・・・・。


4.ennのライブでは確か2曲、今回は大幅に増えてプレッシャーもあったと思うのですが?

>わははは、確かに、でも二曲だと、緊張がほぐれてきたころに終了だったので、曲が多いのは良かったと思います。

3.誰かに助言は求めましたか?

>選曲に関してですかね?親しい知り合いに、二三曲ひいて、どちらが聴き易いか?という質問はしました。あと、カポをつけたほうが響きがいいか否か?を聴きましたね。

4.初の路上ライブだったと思うのですが、感想を。(音響含め)

>そんなに不満はなかったのですが、唯一、アーケード内の放送がとまらないのが嫌でしたね。演奏前から気になっていました。あとの音響については僕はまだ未熟者でよくわからないですね。


5.今回スタイリストが付きましたか?ヘアスタイル、服装その他。

 

とくにスタイリストはいなかったですね。すごく寒かったら、黒の長袖アロハにしようかと思ったのですが、天候にも恵まれたので、赤のアロハにしました。前回のLive House Ennでは、サングラスをかけてライブする予定だったのですが、忘れてしまい、かなりあがってしまったので、今回は忘れないように気をつけましたね。だから、あまりあがらなかったのかも。

髪型はシルバーに染めようと思っていたのですよ、でも、実は次の週から外来実習にでることが急に決まったので、大人しめの色にしておきました。外来実習が終わったら、シルバーにしようかな?似合いますかね??


6.今後のライブ活動の予定を聞かせて下さい。

とりあえず、しばらく未定ですかね。でも、11月に仙台オフ会があれば一二曲引く機会があるかもしれないですね。あとは新星堂経由のライブとか、Pたん達と一緒にプライベートなライブをやるかもしれません。クリスマスライブやりたいなぁ。


7.ジャズフェスそのものに関する意見を一言

音楽やっていても発表の場ってなかなかないのですよね。それが町全体でこういうイベントがあるのはすばらしいことだと思いますね。僕に関しては、去年の三越前で見たDuoの一人と新星堂のライブを通して知り合いになり(この方にドブロを譲ってもらいました)。こういう出会いもあって、忘れがたいイベントですね。

普段聴くことがないだろう音楽に、思った以上の人が足を止めて聞いてくれたのが、すごくうれしかったですね。フィンガースタイルのギターって、右手親指で、ズンチャ、ズンチャの2ビートを刻み続けるのですが、それにあわせて体を動かしてくれる人が結構いるのがとても楽しかった。観客との一体感というのかな?これは癖になりそうですね。

来年は、研修一年目で参加は厳しそうですが、再びチャレンジしてみたいですね。

最後に、わざわざ見に来ていただきありがとうございました。また、機会があったら見に来てください。

Thank For ECO-TORA

2002.9.15執筆

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