横断旅行出発 および初日(2002.7.26-27)

オースティンパワーズが終わり映画館を出るとSOMAが一望できた。再開発が進んでいるらしく、とてもきれいだ。


メトリオンから見たヤーバブエナ・ガーデンズ公園
メトリオンから見た、SOMAの町並み。

 

時間は八時少し前、まだ、明るい。バスに乗る前に少し飲料水を調達。15分くらい歩くと、集合場所のバスターミナル。人影がまばら、集合場所というからには僕のように、大きな荷物を背負った人間がいる、野かと思いきや。まったく見当たらない。心配になって地図を見返してみたが、間違いはなさそうだ。

そんなことをしているうちに、三人組の大きなバックパックを背負った女性がターミナルの裏の方に歩いていった、おそらく、仲間だろうと思い、ついて行った。

裏に回ると、たくさんの人とバスを見つけた。なにやらスタッフらしき人が、並んで残りの代金と、書類にサインをしろと叫んでいる。

あと、持ち込める荷物は、小さいバックパック一つだけだ!だから、必要なものは全部小さいのに入れろ!と叫んでいた。

隣では、ヨセミテ国立公園行きのバスでも同じようなことをやっている。とりあえず、注意があり。

"Wlcome to Green Tortoise!!"

の声で大歓声、

This is coast to coast TRIP!!

でまた大歓声。すでにテンションはあがっている、二三注意があって、バスに乗れといわれてみながぞろぞろと乗り込む。

さて、出発か?と思ったら、一人遅れて登場。マリアンという女性。小柄で、ジャージ生地のラグランスリーブ(ボディが赤で、袖は青)をきていた。

このような状況で登場すると、あっという間に名前を覚えられるものだ。

これで全員そろったということで、一番大事なことをの説明をする!と運転手の一人が話し出した。

The most important thing is"BODY CHECK".Before We start we should recognize people sit your both side.

つまり、出発前にバスを降りる前に両隣に座っていた人間を必ず確認しろ、ということ。

あとは、同じ席だけじゃなくて、いろいろな席にすわれ。とかの注文があった。

というわけで、

OK,Let's Go!

バスが出発した。すであたりは暗い、僕は一番前の席に座っていた。

これが会社のHPにあったバスの見取り図。後ろはマットレスがひかれていて、みなが足を伸ばせる。

前の座席に6×2、机に4×2、後ろに残りが座る、というのが基本スタイル。

一番前なので、隣に座った人間は一人、ポール。NY在住のイギリス人、通訳をやっている。

自己紹介をして、とりとめのない話をしている。Oasisとかの話しを振ってみたが音楽にはあまり興味がなさそうだ。

ポールの隣にいたのが、オーリー、イスラエル在住の女の子。色黒で縮れ毛、めがねをかけている、体格のいい子。

時間は11時。郊外のスーパーマーケットにとまった。ここで、運転手がI say important thing.

トイレとか、歯磨きとかして20分後に集合といった。

早く帰ってきたので、自己紹介をしている。もっとも一度に五人以上、の人の名前は覚えられるはずもなく。

僕はネームタグ(下参照)を持っていって、しかもアジア人一人だけだから。すぐに名前を覚えてもらえたけど・・・。覚えるのはかなりしんどかった、初対面の人がこんなにいるのだから、みなネームプレートつければ良いのに、と思ったのは僕だけではあるまい。

さて、全員集合したところで、ジョシュ(運転手の一人、ズングリムックリ、いがぐり頭)が

We Make A Miracle!

みなあっけにとられている。説明を始めた。寝る場所を作るために。板を渡して、前のいすと机ののスペースを寝転がれれるようにすること、6人必要であることも言った。

すべての手荷物は板の下に入れなくてはいけない。枕に使うのは駄目。

そいうわけで、一番前にいた六人がバスに中に入ってはじめた。僕もデイパックをバスの中に入れて、貴重品だけを、身に着けて待っていた。

We are ready,Comon'といって中に入る、僕は最後の二人だったから、下には寝る場所がない、というわけで、上に上って寝場所を確保。僕の反対側に寝ている人が

This is like a space Shuttle!といっておどけていた。

起床は7:30だ、とジョシュが言ってバスは発車。

BGMがSteely Dan"AJA"、だんだん意識が薄れていった。

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