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envy

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band - envy
location - Yokohama        Japan
member -
  tetsu
  tobita
  nakagawa
  dairoku
  daichi

日本が世界に誇る素晴らしい激情系バンドenvy。
その音は唯一無比でただ聴く者を呆然とさせ、
壮大なスケールでリスナーの心をこじ開ける。
ただ全員が全員envyを聞いて大絶賛するかと言うとそーでもないと思う。
万人受けする音ではない深い悲しみを持ち合わせている音なんですよ。
2003年MOGWAI来日時のオープニングACTで
ポストロック〜音響系の音のファンにもアピール成功。
初期には歌詞が英語の作品もあったようで
その頃の音はまだ他のバンドからの影響も感じさせられた。
しかし現在は日本語であるにもかかわらず音がMOGWAIのメンバーにも認められ
ヨーロッパではそのMOGWAIのメンバーのrock action recからリリースされている。
世界が注目するバンドenvy。間違い無いっす。


オフィシャル HP
http://www.sonzairecords.com/envy/envy.html
envy好きな人にオススメ
neurosis - ISIS - yaphet kotto - botch - pg.99 - lvmen - converge



FROM HERE
TO ETERNITY

envyの音の方向性を決定付けた名盤って言われてるらしいです。俺的にはやっぱり今のa dead sinking storyの方が好きですけど・・・やっぱこの時代にこの音は凄すぎッス。この時代の彼等のライブは見たことないんだけどやっぱ見てたら印象違ったんでしょうね。envyたる音はだしてますがまだ音のほうは今ほど包み込む音はなく音響系とかそう言う方面とは程遠い。ただ心に直接訴えかけてくるような悲痛な痛い声は凄まじい。楽器隊が多少薄い分声が際立って緊迫感が増している。他のアルバムを聞いてから聴くとやっぱり差はあるけどenvy好きなら迷わず聴くと今日の運勢は吉!




The eyes of single
eared prophet

最高に素晴らしい作品「最後の証明の瞳」(7"ep)に未発表の音源を2曲追加して尚且つCDにしちゃったジャパネット方式にのっとった大お買い得盤。金利手数料は持ちません。一切!まずこのジャケ・・・何かを狙っています・・・ジャケを広げて、その銃口の向かってる先は・・・痛い・・・痛すぎるぞenvy。そして中のアートワーク&写真・・・痛いぞ。
音の方もちろん素晴らしく荒れ狂っている訳で。決してポップではないがenvyの中では光のある音の感触。名曲「存在の証明」などはボーカルにギターのメロディーが絡み明るさまで感じるショートナンバー。そしてカオスな叫びも微笑ましい「最後の記憶」の唄いまわしは素晴らしいの一言。

「ちぃーーーってぇーーー・・・ゆくぅーーー(散って逝く)!
ひぃーーかぁーー ・・・ りぃーーのぉーー(光の・・・)
(しばし沈黙) わぁーーーーーー!!!(輪!!!)
きぃーーーおぉーーー ・・・ くぅーーにぃーー(記憶に)
火ぃーーをぉーーー ・・・ (火を)
とぉーーーもぉーーー 
(しばし沈黙)・・・・しぃーーーーーー!!!(灯し)」

スキスキスー




君の靴と未来CD

君の靴と未来LP

言わずと知れた大名盤中の名盤。キングオブ名盤、3年ぶりのフルレングスアルバム「君の靴と未来」。タイトルも良い!この作品は本当に多くの人に聴かれ、envyを知る切っ掛けになった人も多いはず。柴田恭平で言うところの「あぶ刑事」だよ!もーCD再生してから終始ガクガクブルブルですよ。何を書けば言いか判らないけどとにかく聴いてみて、むしろ感想を聴きたい。
もはや初期作品の荒削りな音は影を潜め「頭の良いキチ○イ」かの如く静と動を使い分け音の波は上り詰める。あえて言うなら生と導っす。生きた音が光に導かれ、楽器と声全てがひとつの頂点を目指す。でもその光の先にあるのはポツンと残された孤独感と絶望。決して嫌な孤独感ではなくむしろ気持ち良くさえある。多分この部分はenvy狂になった人なら判ると思う。ほんと聴いてるとうつろな目で「あーぁー・・・」と口をあけてヨダレを垂らしそうになる。危なくイエローピーポーっす。
でもよく歌詞をきくと結構光のある歌詞なので救われるっす。


     \あくっまっがぁ〜うまぁ〜れっるぅ〜 /  +
     \               /
   +                  +
       /■ヽ  /■ヽ  / ■ヽ
    (( ∩,,・д) (,,・∀・) (д・,,∩ ))
  +    ヽ ⊂ノ (⊃ つ (⊃ 丿    +
       (__(__) (__ノ__ノ  (__)し'  +



a Dead Sinking
 
 

Story


前作(Iscariote split cdやEPを除く)で完全に孤高の世界に逝ってしまったenvyの2003年リリース作品a dead sinking story。
音のまとまり感アップもさる事ながら、曲の構成、歌詞、世界観が今までのどの作品よりも各段に・・・いや素晴らしく200%以上アップ。ここまで素晴らしいのになんと今回もアルバムが1500円。懐にも優しいCDなのです。
前回の「君の靴と未来」が音の壁だとすると、今作は川もしくは海。海で溺れてもがき苦しんでるんだけど物凄く居心地良い感じ。悪くない。むしろ住みたい。そんな感じ。
しかしながら今作a dead sinking story・・・envyファンの間でも評価は二分する事に。前作と比較して各段に1曲の長さが増え構成も複雑化し、音響系〜ポストロックの色も強くなっているため、前作までの勢いは影を潜め、全体的にゆったり目の曲調になっている。そのぶん曲に深みが出て最初聴いた時は「あれ?」って思うけど2回目より3回目・・・3回目より4回目・・・もっともっと聴けばより深く入りこめる作品になっている。ちなみに俺はもう抜け出せなくなっています。
ライブでのインパクトは凄まじく、ギターが1人増え3人に、ヴォーカルのテツさんもシーケンサーみたいなものでフワフワした音を出してたなー。楽器も増えたし音の波を全身に浴びるとは正にこのライブの事だって思った。
今回のアルバム、歌詞がまたすっごく良いんです。内容的には俺自身の解釈なんですけど「自分はちっぽけな存在でひとりでは何もできなくて、ただひたすら闇雲にさまよう」みたいな。俺的にすっごくリンクする部分があったので聴きながら口ずさむと泣きそうになる。すっごく好きな歌詞は

「僕達は待つ事に
慣れすぎて
与えられたられた時を
持て余すほどに
常識に慣れすぎて
最後に叫ぶ君を
遠くで見つめて
忘れ去られた
明日を思い待ちわびる
月さえも掴めると思っていた
自分にできない事は無くて


好きすぎる・・・たまらん・・・。白い飯が何杯でもいける・・・。


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