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星の子達
晴れた暑い午後に 部屋の中で独り
ホコリかぶった本 あけて読み始める
いつ手に入れたのか 覚えてないけれど
うだる暑さの中 ページは進む
並ぶ愚かな歴史 繰り返され
悲鳴あげて 歪む太陽
気付かぬ罪に蝕まれてく
欲に駆られて 暴徒と化す哀れな種族
瞼に映るのは 素敵なおとぎ話
咲き乱れる星と 躍り明かしましょう
青い星は消えて 汚されてく
肉を分けた 子供の手で
ひと時の夢 甘いまどろみ
誘惑に負け 自分の手で首を閉め
澄みわたる空 雲は流れて
照りつける日は 肌を差し 戒め刻む
草の中走ろう 水の上浮かぼう
星降る夜踊ろう 土の上 眠ろう… |
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