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No.9 2013.09.22 (日)
@ 大阪・天王寺 FIRE LOOP
METAL bless JAPAN!



皆様こんばんは!
やっと涼しくなってきて、生きているという実感が湧いてきてます。
どうもヤンネです。

時が経つのは本当に早い...。

9 / 22 (日)大阪は天王寺 FIRE LOOP にて 「 METAL bless JAPAN 」のライヴを無事終える事ができました。

3 月の仙台、東京、そして名古屋でのリリースパーティーを経て、今回の大阪と...とても濃密な 1 日だったのと、皆様に、このプロジェクトの事や参加しているバンドの事を少しでも知ってもらいたいという思いがあり、書き記しておきたいと思います。

この日のライヴのトップバッターは地元大阪の 「 WRECKING CRUE 」 。

良い意味で 80 年代的なスラッシーなギターリフを主体に、この日初めてお会いした 「 ABSOLUTE 」 等で活躍するカツさんの超パワフルな歌声が映える、非常に漢らしいサウンドのバンド。
ヴェテラン揃いのメンツながら、この日がバンドの初ライヴらしく、のっけから熱い盛り上がり!

二番手は Kaz Walker さん率いる静岡の 「 BOOTS WALKER 」 。

ドラマーさんがチェンジしていましたが、そんな事をものともせず、ヘヴィでありながらダンサブルとも形容できる渋いサウンドと Kaz さんの独特のタメをきかせたMCが大阪のお客さんにも大ウケでした。どこだろうと、バンドのムードに染め上げてしまうのはさすがです。


続くは福島のいわき市から来た 「 Colony of Meditation 」 。

仙台で初めて観た時も衝撃を受けましたが、メタリックなサウンドにツボを心得たツインリードギター、そしてMATSU-Bさんのストロングな熱唱が絶妙にマッチした、これぞヘヴィメタル!と叫びたくなるバンドです。 名古屋の皆さんにも是非知っていただきたいバンドですね!!

地元大阪の 「 ALL IMAGES BLAZING 」 は鍵盤マスター、片岡さんを中心にメンバー全員がテクニカルでプログレッシヴな演奏で圧倒するバンドですが、複雑な曲展開の上を敦子さんが歌うポップなメロディが心地よい、何ともクセになるバンドですね〜。

そして宮城からやってきた DEATH さん率いる「 WILD FRONTIER 」 は GARY MOORE のカヴァーを中心に、今回は 2 曲目のオリジナル曲も披露され、しかもサポートシンガーに 「 WINDZOR 」 のKinoppy さんを迎え、熱気溢れるステージを展開。

被災地のバンドだからこその説得力と DEATH さんの 「 復興にはまだ程遠い 」 という言葉が重く響くと共に、その泣きのギターに魂が宿っている様でした。

「 GODHOUND 448 」 はこの日の為だけに結成されたスペシャルバンドで、 「 MASTERMIND 」 、「 GOD VALLEY 」、「 ARGUMENT SOUL 」、「 HELLHOUND 」と、各々が在籍するバンドの曲でセットリストが組まれていたので、ファンの方には堪らなかったでしょう。

かみーゆさんの熱いシャウトもバッチリ決まり、新潟の重鎮こと 「 VARIANT 」 の Kozzy 先輩が登場しての、 「 Heavy Metal Soldiers 」 も場内大合唱。ホントにこの方のキャラは唯一無二(笑)。最高に楽しいステージでした!

6 バンドの素晴らしいステージが終わり、最後は 「 METAL bless JAPAN 」 のセッションステージ。まず最初は、単身ドイツに渡りソロ活動や、あの 「 METALIUM 」 のアルバムにも参加し、世界最大のメタルの祭典 「 Wacken Open Air 」 にも出演したメタル・ディーヴァ、SAEKO さんが自身のチャリティソングを披露。 ハートウォーミングな癒しの歌声に感動です。

続いて 「 ALHAMBRA 」 の純子さんが登場し、自身の 「 ALHAMBRA 」 の曲を圧倒的な歌声で堂々と歌い上げる!

そんな純子さんに 「 外タレ 」 とご紹介いただき...。自分は今回はカヴァーで、「 KAMELOT 」 の 「 Center of The Universe 」 を歌わせていただきました。

スピーディーかつ緩急に富んだ、演奏するのも非常に難しい曲ですが、百戦錬磨の強者が揃った MbJ バンドの演奏はやはり、さすがの一言でした! 「 HELLHOUND 」 のお三方、「 MASTERMIND 」 の嘉哉さん、「 ALL IMAGES BLAZING 」 の片岡さん、自分のわがままを聞いて下さりどうもありがとうございました。

そして中間部の女声パートの掛け合いを引き受けて下さった 「 ALHAMBRA 」 の純子さん、ありがとうございました。誠に光栄でした。

この日は自分の事を知らないお客さんも大勢居られたと思いますが、熱い盛り上がりと、とても素敵な評価をたくさんいただき、すごく嬉しかったです。

そして自分に続き 「 WINDZOR 」の Kinoppy さんが、あのカッコ良い 「 Nameless Warrior 」 を熱唱した後は、この日の MbJ メンバーが全員ステージに上がり、「 We Can be Strong 」 と 「 Rising Sun 」 で会場は見事に一体となり大盛り上がりの中、ライヴは終了しました!!

今回もヴォーカリスト、ギタリスト総勢何名 ? という位の大所帯でステージから溢れそうでしたが、中でもこのセッションの為だけに遥々大阪にやってきた 「 Mary's Blood 」 の SAKI 嬢は、可愛らしい見た目とは裏腹に熱く弾きまくっていたのが印象的でした。

しかしこの一体感は、普通のライヴではちょっと味わえないスペシャルなもので、感動の余韻は正直未だに残ってます。

被災地は、未だに復興ではなく、まだ復旧段階...。

メディアは常に移り変わり、もう震災の事などほとんど伝えなくなりましたが、一人一人が思い、行動する事の大切さを自分もこの 「 METAL bless JAPAN 」 から学びました。

自分は社会的には何の役にも立たない人間ですが...まぁ立つ気も毛頭ありませんが...困っている人、弱い人の役には立ちたいと常に思っています。 なので、こういう活動を通して少しでも貢献できるのならば人生も捨てたモノではありません。

素晴らしい仲間達と、このステージに立てる事の喜び、このプロジェクトに関われた事を誇りに思うと共に、絶対に風化させないように継続あるのみですねっ!

出演者、会場スタッフ、関係者他、関わっていただいた全ての方々、そして参戦いただいたお客様方...本当にありがとうございました!

そして全てを取り仕切った Dragonblaster こと 濱田 こと 濱口さん、本当にお疲れさまでした。
「 濱田じゃない! 」 は鉄板ですね。

しかし、今回もホントにたくさんの方々と仲良くさせていただきました。

そのほとんどが年に数回会えるか会えないかという感じですが、音楽で繋がれる仲間はやはり特別です。...と、実はいつも一人で密かに感動しておるわけですよ...。 昼は喫茶店で MbJ のお姉様方の女子会に混ぜてもらったり...。終演後の打ち上げが終わったのは朝方の4時でした...。

終わってしまうのが寂しくなる位、最高に楽しく特別な1日でした。
「 METAL bless JAPAN 」...そしてメタル最高!

これからだんだん寒くなってくるので、皆様風邪にはお気をつけて!

Stay Metal!!!!!


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