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The New Year_the end is near / touch&go / lp

爽やかな単色使いのジャケが何かしらの変化を予感させるも、彼らのキャリアで最も地味とさえいえる新作。音楽シーンの目まぐるしい流動とは無縁、何ら変わることなく紡がれる蒼いメロディー・ライン。これだけあれば十分でしょう。欲を言えば、Bedheadであれば「extramundane」、New Yearなら「carne levare」のような泣きの疾走曲が欲しかったかも。

The Eternals_rawer styles / aethetics / lp

ダブでアシッドでパンクでポストロッキン。職人技が光る洗練されたシカゴ産ミクスチャー。音は文句なしにかっこいいけれど、ヴォーカルがあんまり好みじゃないかも。

Automato_s.t / labels / 2lp

ギター、ベース、ドラム、キーボード、MCで構成されるNYの白人ヒップホップ・バンド。これといって新鮮味はないとはいえ、躍動感あるダンサブルな演奏に絡むMCがいいですねぇ。ちなみにプロデュースは引っ張りだこのJamesとTim aka DFA。

Lali Puna_faking the book / morr / lp

エレクトロニカ色はますます減退してロック色を増してきた新作。甘すぎない女性ヴォーカルがすごく魅力的で適度にインディ・ポップとの距離を保っているように感じられます。それゆえ純粋なギターロックとしても高水準。やはりエレクトロニカ以降のシューゲイザーってな佇まい。

Amute_a hundred day trees / intr version / cd

詳細は調べてないので分かりませんが、ベルギー人のソロ・ユニットだそうです。繊細かつ美麗なギターワークが軸となっていて、ポストロック的な質感を湛えたエレクトロニカって感じです。すんごくきれい。

The One Am Radio_a name writ in water / level plane / lp

Hrishikesh Hirwayなる人物のソロ・ワーク。ほぼすべての楽器を自ら演奏し歌う、エレクトロ・アコースティックな趣き。温もりある唄心とサウンド・プロダクションのバランスがすごく自然でいい感じ。ちなみにマスタリングにJohn Tejada、ミキシングにDaedelusとテクノやヒップホップのアーティストとも繋がっているみたいで興味深い。

Cerberus Shoal_bastion of itchy preeves / north east indie / cd

errolのコンピで聴いて以来、気になりつつスルーしてたバンドをやっと聴きました。民族調の変テコな演奏と人懐っこいメロディー、でもどこかそのユーモアの裏側には毒々しい世界が広がっていて...。いやぁ、今更ながらこのバンド好きです。今作は何枚目になるんでしょう、初期はGY!BEっぽいとも聞くので、旧作も掘り下げたいところ。

V.A_thank you / temporary residence / cd

USを代表するポストロック系レーベルからリリース50作を記念してのコンピレーション。すべてが新曲/未発表曲となっていて、なかでもFridge、Explosions In The Sky、Sybariteは秀逸な出来。楽しみだったはずのTarentelの曲は、新作を目前に控えながらちょいと不安にさせる出来。

Tracer Amc_flux and form / errol-we love / cd

アイルランドのポストロック・バンドの1stアルバム。2001年にリリースされた7゛がパッとしなかったこともあり、しばらく音沙汰がなかったのだけど、今作には堅実な成長の跡がしっかりと刻まれてます。オーソドックスなスタイルですが、かっこいいものはかっこいい。

Detwiije_six is better than eight / self released / cd

ロンドンのポストロック・バンドのデビュー盤。弦楽器が多分に使用されていることもあり、テキサスのMy Educationの音の感触に近い。まだまだ粗削りなところもあるけど、今後に期待できそう。

The Advantage_s.t / 5rc / cd

HellaやCrime In Choirといった西海岸のインスト・バンドによる覆面バンドで、ゼルダの伝説やマリオ・ブラザーズ、ボンバーマンなどのファミコンの名曲をカバーした企画盤。ポストロッキンに再現された楽曲はファミコン世代であれば楽しめる仕上がり。



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