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Broken Social Scene
you forgot it in people  cd


>>>arts&crafts


カナダはトロントで活動するエクスペリメンタル/ポストロック・バンド、Kc AccidentalのKevinDrewが新たに始動させた10人編成のプロジェクト。アンビエントだったり、ダヴだったり、インディだったりと曲毎にがらっと表情を変えます。根底に潜む卓越したポップ感覚が素晴らしい。斬新でいて瑞々しい音の洪水がキャッチーなメロディーとともに降り注いでくる歓喜の音楽体験をぜひ。


Esmerine
if only a sweet surrender to the nights to com
 cd

>>>resonaut


Set Fires To FlamesとA Silver Mount Zionのメンバーによるユニット。ギターやドラム、ベースの他、チェロやマリンバを中心に据えたポストロック。ここのレーベルのアートワーク同様、荘厳な美しさを湛えたインストゥルメンタル。


Giardini Di Miro
punk...not diet
 cd&lp


>>>2nd rec

イタリアの至宝GDMの新作。先のepでも見られたように、完全に歌モノへと移行した作品。聴き始めこそ多少の戸惑いもあったものの、インストと歌の絡みがなかなか絶妙で今ではかなりの愛聴盤。


State River widening
early music  cd


>>>rocketgirl


ロンドンのポスト・ロック・トリオの2ndアルバム。涼しげで柔らかいアコースティック・サウンズ。Tortoiseとかgastr Del SolとかMice paradeとか連想させるけれど、前述のバンドよりすんなり耳に入ってくる感じ。UKのバンドとしては貴重な存在では。傑作。


Glider/Jet johnson
split  7"



>>>jonathon whiskey

Gavin Baker(Billy Mahonie)のサイド・プロジェクトによるスプリット。乱暴に書くとポスト・ポップなJet Johnsonとポスト・アコースティックなGliderってな趣き。課外活動はほどほどにそろそろBilly Mahonie名義の新曲が聴きたいです。


Mogwai
happy songs for happy people  cd&lp


>>>chemikal underground


特別ドラマチックな展開があるわけでもなく、大きな緩急もないままいつのまにか演奏が終わってた。安心して聴ける良作ではあるけれど、もうちょっと刺激が欲しかったのが本音。守りに入るようなバンドではないはず。ライブではどう変化するのか楽しみ。


Pinback
offcell
 cdep



>>>absolutely kosher

ミニアルバムのヴォリュームながらUSインディーの良心が一杯詰まった作品。メロディー、サウンド、構成、展開、全てにおいて絶妙な按配。前4曲は当初ハイファイ気味に感じられたのだけど、聴き込むほどに味わい深く。5曲目はこれぞPinback!ってな素朴な温もりに包まれる名曲。次作はいよいよtouch&goから。


Jaga Jazzist
the stix  cd&2lp



>>>ninja tune

ノルウェーの大楽団の2nd。持ち味である洗練された生演奏に加えてハイブリッド化が顕著になってきました。ライブが観てみたいです。


Boom Bip
from left to right  12"



>>>lex

アルバムが最高だったBoom Bipのニューマテリアル。新曲+Boards Of Canada、Venetian Snares、Clouddeadによる既発曲のリミックス。リミキサー陣の解体具合は流石だけど、獰猛なビートが跳ね回る新曲の素晴らしさには敵いません。気持ちいい。


Noah23
quicksand  cd&2lp



>>>2nd rec


カナダのアングラ・ヒップホップの雄、Noah23の2ndアルバム。昨年plague languageから出てたのを、今年になってドイツの2nd recがライセンス・リリースだそうです。Anticon周辺を思わせる、ジャンルの壁を突き抜けた快作。アナログD面にはインストなど4曲を追加収録。


Why?
oaklandazulasylum  cd&lp



>>>anticon


Clouddead、Reaching Quietとしても活動するAnticonのMC、ワイ?のファースト・ソロ。ローファイやフォークが色濃く、混沌とした広がりを見せる最早ヒップホップを逸脱した作品。病んだ中に見え隠れする唄心が琴線に触れる。秀逸なジャケットはかなり好きです。