みなさんもうご存知の通り、cooperは解散してしまいました。
あまりにも急すぎたし、認めるのも嫌で、このサイトの更新もできませんでした。

あんなに良いアルバムを発表して、
ほんの数日前にあんなに素晴らしいライブを披露してくれた
大好きなあのcooperが、もういなくなってしまったのです。
もう5人そろってステージに立つこともなく、
新しい曲に心躍らされることもないかと思うと、胸が張り裂けそうです。
イギリスと日本と、どれだけ離れていても、
バンドが活動さえしていてくれれば、それだけで良かったのに。
でも、もうその願いすら叶わず...。

彼らは本当に日本のファンのことを好きでいてくれました。
意図的ではないにせよ
結果として先日の来日公演がcooperのラストライブとなってしまいましたが
毎回日本に来る度に最高のライブを見せてくれました。
フジロックにも何度も来てくれましたね。
2006年のフジロックではメインステージでライブを行い、
Red、White、Greenと3ステージを制覇。
フジがきっかけでcooperを好きになった方も少なくなかったんじゃないかな。

5人でのライブも安定して、
レコード会社もいい会社と契約してアルバムも発表できて、
本当にこれからが楽しみだったのに。
もっと、もっと沢山の人にcooperを知ってもらいたかったのに。

いつも「他人と同じことはしたくない」
「同じことを繰り返すバンドにはなりたくない」と明言してきた彼らだし、
音楽に対して妥協のできない人達だからこそ、
今回の解散という結論を出す際には、よほどの理由があったんでしょう。

Danがメッセージでも書いていたように、
バンドである以前に子供の頃からの友達同士で、
その友達と音楽をすることしか知らないのに、その今までの生活を
自らリセットする決断なんて、簡単に出せることじゃない。
それを承知で下した決断...。
そんな心情が見え隠れするからこそ、もうファンは何も言えません。

バンドはいつもファンのことを気遣ってくれていたし、
ことある毎にファンに感謝の言葉をくれました。
でも、いつもその言葉をそっくりバンドに返したいと思ってました。
世の中にはバンドなんて星の数ほどいて、
ファンの気持ちなんて移り気で勝手なものです。
だけど、
ずっとcooperを好きでいられたのは、cooperにそれだけの理由があったから。
熱狂的、固定ファンと言われる人達が多かったのも
他のバンドにはないcooperにしかない魅力があったから。
Second Choiceではなく、これしかない!と思わせるバンドだったんです。
だから、バンドがファンを誇りに思ってくれているのと同じように、
いや、それ以上に、ファンはcooperが誇りです。


GOODBYE
...and THANK YOU BOYS!




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