...... THE COOPER TEMPLE CLAUSE
...... 2003/10/11(SAT) . OSAKA BIG CAT

何年ぶり?どれくらいぶりになるの?
cooperのギグ見るの。
もう開演前から、胃がキリキリキリキリ...。
未だかつてこんなにギグ前に緊張した事があるか?ってくらいの緊張。
BIG CATって広かったっけ?狭かったっけ?
もう何年も前にしか来た事ないから、覚えてないわ〜とかなんとか言いながら開場を待つ。
いざ入ってみたら、予想外に小さい印象。
前に来たときは、もっと大きかった気もするけど...まあいいや。
クアトロよりは確実に大きいね。当たり前か。

私の場所はDan前。
最近DanとDidzの立ち位置が入れ代わったんですよ。
ステージ向かって左から、Kieran、Dan、Ben、Didz、Tom、で後ろにJon。
一番最近のロンドンでのギグでは、1曲目がMUSIC BOX。
1曲目からそんなんやられたら、死ぬわ!と大騒ぎしてたんですが
現実はもっと大変な事に。
客電が落ちてギグ開始!
メンバー出てきてキャーッ!!
おおおー!これってMUSIC BOXの出だしじゃない?やっぱりそうなの?!
...ってアレ?
Danがベースを持っている。そしてDidzが、Didzが狭いKieranのスペースに入り込んでる。
で、Benがギターを持っている......ってことは!!
PANZER ATTACK!
キェ〜1曲目からそんなに飛ばして大丈夫かいな!
目の前でDidzがPANZER ATTAAAAAAAAACK!!と吠えております。
ああ、こりゃのっけから大変だ。
2曲目3曲目はお馴染みの曲で、ひたすら盛り上がる。
FILM-MAKER聴いたら、そう!そうこれがcooperよ!!と久々のギグの感触を取り戻す私。
4曲目、初めてのセカンドからの曲、SAME MISTAKES。
あ、Danが引っ込んだ。
以前のDIGITAL OBSERVATIONのDidz状態?
いや、あんなにダラダラはしてませんね、Danですから(笑)
Danがギターを持たず、TomとBenがギターを担当。
あんなにナイスなギタリストがいるのに、そのギタリストはコーラスをしているだけで、
他のメンバーがギター弾いている。
それでもしっかり曲は成り立つ腕を、それぞれのメンバーが持ってる。
つくづく不思議なバンドだこと。
5曲目BLIND PILOTS。
Benの出だしの声、ゾクーッと来ました。
ああ〜やっぱり良い曲だ。生で聴いたら尚更だ。
なんかこの曲聴くと、ものすごいDanが頭に浮かんでたのね、CD聴いてるとき。
ギグで聴いてもやっぱりそうで、ずっとDan見ながら聴いてました。
そして次はMURDER SONG。
いつも後半の曲だっただけに、この曲が始まったとたん「もう終わる!」との錯覚に(笑)
習性って恐ろしいですね。
BTD、この曲のDanのギター、本当最高。Danは音だけじゃなくて、弾き方も最高にステキ。
やっぱりこの辺の曲は以前からやってるから、ただでさえ安定してるのに
深みが増してて、最高に聴いてて気持ちが良いですわ。
で、ついに来ましたMUSIC BOX。
Tomがギターを弓使って弾いてます。
いや〜もうDIGITAL〜やらないなら、この姿は見れないかと思ってたわ。
この曲で特筆すべきはBenの声。
本当に唄上手になったのね、Ben。
唄い方も、声の出し方も、感情の込め方も、全てにおいてグレードアップ。
とにかく大好きなこの曲、直に体感して、感動もひとしお。
WNEはTomがベース。
このTomのベース弾く姿、たまりませんね。
その時私の愛しのベーシストはタンバリン持って大暴れしてます。
いいんです。cooperはコレで。
このWNE、とにかくKieranが唄う、唄う。
私のいる位置がKieranに近かったものだから、生で声が聞こえる勢い。
しかも、ものすごい感情こめた顔で熱唱。
この日から、この曲の影のリードボーカルはKieranに決定。
あれ?この聴きなれた音は...ギャー!AMBER!!
もう絶対やらなくなっちゃたものだと勝手に思い込んでた!!
嬉しい〜本当に嬉しい〜。
cooperのギグで聴きたい曲ベスト5とか言えって言われたら、絶対入る曲。
あああああ、嬉しいいいいい。
次はまたセカンドから、TALKING TO A BRICK WALL。
この曲の後半の、たたみかける曲と歌詞。
かなり眉間にシワ寄せつつ、熱唱してしまいました。
Tom〜良い歌詞書くねぇ、と関心してるのもつかの間、
AMBER同様聴きなれたイントロが...。
DID YOU MISS ME!!
cooperは音源もモチロン良いんだけど、神髄はギグに!としつこいほど言い続けてきましたが
まさにこの曲がその象徴とも言える曲。
前半のBenの語りかけるようなボーカルから一転、後半はとにかく爆発!
叫んで叫んで、声も音も全てが激しく。
まさにこれぞcooperを象徴する曲だと私は思います。ハイ。
曲調が激しくなる瞬間にTomが高く手を上げてカウントしてたんだけど
そのTomのアクションと音のタイミングが何とも言えず最高で、一瞬呆然としてしまいました。
cooperそんな事多いんですわ。
どんなに激しい音が出てても、体が固まるような衝撃。
この曲のDidzのベースもかっこいいなぁ〜。ウットリするわ、本当に。
DID YOU MISS MEで一気に体力を消耗したところで、お次はNEW TOYS。
この曲も、cooperの曲の奇麗さを思い知らされる名曲。
美メロとか、そんな簡単(?)な単語では語れないメロディー。
この曲でもBenのボーカルの良さを実感。
ギグも佳境に入ってまいりました。
Tomのノイズで始まるA.I.M.。
この曲ね、サビ前に声が重なるところがあって、ギグでは誰がどうやって唄うんだろう?って密かに気にしてたのね。
いざ曲が始まってみると、ほとんどのコーラスをDidzが。おお。
気持ちよさそうに唄ってますね〜。
Didzって、実際マイク通してコーラスしてなくても、ものすごい勢いで唄ってるんだよね。
その姿がたまらなく好きだったりするんですが。
そして、やっと出ましたPROMISES,PROMISES。
スゴイ!音が厚い!
左からDan、Ben、Didz、Tomとデカい男が一列に横並びで、見た目にもスゴイ迫力!
絶対この先良い定番曲になるね、この曲は。
そして最後の曲。これをやらずしてcooperのギグは終わらないでしょう。
LET'S KILL MUSIC!
今回のギグは爆発終了型ですね。
そういえばこの曲で今日初めてダイブが。
幸い私の頭上ではなかったから良かったけど、ダイブって自分のステージへの集中を中断させられるから
本当に好きじゃないわ。
だって気抜いてたら怪我しかねないから。実際怪我も何度もしてるし。
何時自分の頭の上にから人が落ちてくるか、なんて考えながらギグなんて見たくないの。
激しい曲調だからダイブって観念は、cooperには持ち込まないで欲しいってのが、個人的な感想。
閑話休題。
久しぶりにTomの野太い唄声も聴けて、満足、満足。
いざ終わって曲順確認してみたら、16曲もやってるわ!
やるべき曲はやったって感じかな。
やっぱり私はcooperが好きで、cooperの何が好きって、ギグが好きなんだなぁ、と再確認。
あ、そういえばBen、日本語のMCしなかったね。
初日だから、一応全曲に触れてみました。
ちょっと説明クサイところもあるかなぁ...その辺はご愛嬌ってことで。

ギグ終了後、とにかく大興奮。
キャァキャァ言いながらアメ村をねり歩いてホテルに帰りました。
次は名古屋だ!地元でcooperだ!
でも、明日はお休みだ〜。
体力温存ってことで、早々に就寝。おやすみなさーい!

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11/10/03 OSAKA BIG CAT
1.PANZER ATTACK 2.DEVIL WALKS IN THE SAND 3.FILM-MAKER
4.THE SAME MISTAKES 5.BLIND PILOTS 6.MURDER SONG 7.BEEN TRAINING DOGS
8.MUSIC BOX 9.WHO NEEDS ENEMIES? 10.AMBER 11.TALKING TO A BRICK WALL
12.DID YOU MISS ME? 13.NEW TOYS
14.A.I.M. 15.PROMISES,PROMISES 16.LET'S KILL MUSIC


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