プロレスラー列伝1
ケイン物語
私は「ケインの地獄の業火」の熱さを、身をもって体験いたしました。
赤ん坊の折、腹違いの兄に放火され(当時3歳。プッ・・)
大火傷を負ってしまい、両親は死亡。とゆう。なんという呪われた生まれなんでしょおか〜
まるで誰かのようです。
サタンの落とし子なのです。
まだまだ続くケインの辛苦の人生。
ケインは人妻が密通して出来た子なのだが、母はバックれて旦那に「あんたの子よ」と通していた。
しかし母の密通を知った3歳の兄は、ある夜家に放火。
大火傷を負い、喉も焼けて仕舞ったケイン。そして父母も焼死。
時は流れる。
腹違い、ではなく今気がついたが種違い、の兄はプロレス界にデビューしていた。
ミジーさんやE−SAMさんご贔屓のアンダーテイカーである。
アンダーテイカー
ケインは(また今気がついたのだが、この名前は聖書の兄弟を殺してしまう、ケインとアベルから
とったのだろうか)
実の父(元プロレスラー)に引き取られ、兄アンダーテイカーを抹殺する殺人マシーンとして育てられる。
実の父
復讐のためであった。
ケインは大人になってWWF入り。
体中火傷だらけなので、顔はマスクで隠していた。
しかもそのマスクには酸素吸入装置がついていた。(笑)
人間らしい感情とは無縁の彼であるが、同僚レスラーのXパックと初めて友情を育み、
次第に人間として目覚めていく。そしてトーリとの初恋。
トーリ
ケインにも春が訪れるのであった。
Xパックとの欲得を離れた初めての友情。
他の人々は、人間離れした怪力を持つケインのことを、マシンとして利用することしか考えてなかったが、
Xパックは違った。
ケインはしんゆうのXパックの復讐のためにリングに上がり、世界中の視聴者に感動を与えたのであった。
しかし!
なんとXパックはトーリを寝取ってしまい、二人してケインの性的コンプレックスをあざ笑うのであった。・・・
Xパック
嗚呼、(ここらへんが横溝調)一人の人間によくも次から次へと眼難辛苦が襲いかかるものである。
無垢な心を傷つけられたケインの前に現れたのは、不倶戴天の敵、
種違いの兄であるアンダーテイカーであった。
「タッグを組まないか。」
ケインは兄とタッグを組み、共闘する。
「破壊兄弟」の名前は有名になり、タッグ王者も取った。
兄は昔は「墓掘り人」で、白塗りで不気味だったが、
今はイメチェンして、「アメリカの不良中年」になっていた。
歳は取っても、性悪は所はちっとも変らない兄だった。
そのころ、クリス・ジェリコという男が控え室でケインにコーヒーをひっかけ、
「ヤケドは大丈夫?」と言おうとして、
「ヤケド」がケインのキーワードであることを思い出した。
そこで「ヤケド・・・・」でニヤリと笑ってしまう。それを見たケインはマジ切れ。ジェリコをボコボコに。
ここで抗争が始まるが、ケインの上げた理由は
「顔のいい奴は許せない」という間抜けなものであった。
顔のいい男 クリス・ジェリコ(Y2J)
ジェリコとの闘争劇は、原因があまりにもくだらなくて、お客さんが感情移入できないので、
すぐすべってしまった。
その後ケインは兄と闘争したり共闘したり、色々苦労をした。
そして現在は、大巨人と仲良くタッグチームを組み、日本にもやってきた。
その昔、素顔で藤原組で来日した過去には触れてはいけない。
がんばれケイン!
ケイン様の素顔
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