♪青春のポップスPART2(70年代後半編)♪

by 鴨川するめ こと ごうきさん

( )内はビルボード誌の全米チャート最高位

♪ゆがらうえぃたみにうえぃたみに♪
☆Please Mr. Postman / Carpenters(プリーズ・ミスター・ポストマン)
マーヴェレッツというグループが61年にヒットさせたのが最初のようですが、わたしにとってはビートルズの素晴らしいカバーにつきます。カーペンターズのヴァージョンは、ちょっと軽すぎるかなあと思いました。(75.1.25.1位)

♪よ〜の〜ぐっぢゅ〜の〜ぐ〜、べいび、よ〜の〜ぐ〜
☆You're No Good / Linda Ronstadt (悪いあなた)
ウェストコーストのむーじしゃんのアイドルだったリンダが、一気に全米の歌姫になりました。決して美人じゃないけれど、あのたぬき顔がすてきでした・・・近年の「大だぬき」ぶりには唖然・・・(75.2.15 1位)

♪ぶらっくうぉら、きーぽんろーりん、みししぴむーんうぉんちゅきぽんしゃいにんのんみ〜
☆Black Water / The Doobie Brothers(ブラック・ウォーター)
イーグルスと並ぶ70年代ウェストコーストの雄・ドゥービーズの初の全米No.1は、当初はシングルのB面でした。
ライヴでは歌詞のMississippi をその都市の名前に変えて歌われ、盛り上がります。(75.3.15 1位)

♪はびゅねう゛ぁびんめろ、はびゅねう゛ぁゆとぅらぁい
☆Have You Never Been Mellow / Olivia Newton-John(そよ風の誘惑)
それまでにもヒット曲は出していましたが、日本でも大ブレイクした曲がこれ。全盛時の人気はハンパじゃなかったですね。現代のアイドル、ブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギエラより歳を食ってる分、落ち着きはあったものの、可愛らしさが魅力でした。(75.2.8 1位)

♪ららららら ららららら
☆Lovin' You / Minnie Riperton(ラヴィン・ユー)
小鳥のさえずりのようなチャーミングな歌が印象的だったこの曲しか知らない人ですが、この大ヒットの4年後に31歳の若さで亡くなっていたのですね。5オクターブ出るらしいですが、7オクターブ出るというマライア・キャリーよりも自然な感じがします。(75.4.5 1位)

♪うぃはっじょいうぃはっふぁんうぃはっしーずんじぃんざさん
☆Seasons In The Sun / Terry Jacks(そよ風のバラード)
74年のヒット曲ですが、リクエストがありましたので。
元々は61年に出たのが最初だそうで、いろいろな人が取り上げている曲みたいで、日本で出たシングルには「本命大ヒット盤」とうたってありました。
それにしても邦題はともかく、原題はTUBEを連想しちゃったりします。(74.3.2 1位)

♪あ〜ばわかわぽせぽせ、あ〜ばわかわぽせぽせ
☆#9 Dream / John Lennon(夢の夢)
10月9日生まれのジョンは、9という数字が大好きだったとか。ちなみにヨーコとの間にできたショーンも10月9日生まれだったに。
収録のアルバム『心の橋、愛の壁』は、曲はもちろん、邦題も素晴らしいアルバムでした。(75.2.22 9位)

♪げちゃげちゃややだだ げちゃげちゃややひや
☆Lady Marmalade / Labelle(レディ・ママレード)
ラベルについては、ローラ・ニーロのアルバムに参加していたことくらいしか知らないけれど、この頃は、エモーションズとかスリー・ディグリーズとか黒人女性トリオが活躍していましたね。(75.3.29 1位)

♪うーうーうう じゃっきぶるー
☆Jackie Blue / Ozark Mountain Daredevils(ジャッキー・ブルー)
OMDといえば、どうしても80年代に活躍したオーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークを連想する人の方が多いと思いますが、元祖?OMDは、このオザーク・マウンテン・デアデヴィルズです。そういう私も、つい最近ベスト盤を買うまでは「ジャッキー・ブルー」しか知りませんでしたが。(75.5.17 3位)

♪あいみんらぶうぃざがーあいむとーきんなばう
☆Bad Time / Grand Funk Railroad(バッド・タイム)
GFRの曲の中でいちばん好きです。ガンズ・アンド・ローゼズのコンサートでは、ヴォーカルのアクセルが曲と曲の間に口ずさんでいました。(75.6.7 4位)

♪うぃりゅうみーみーいんざみどるうぃりゅーみーみーいんじえー
☆Sister Golden Hair / America (金色の髪の少女)
この大ヒット曲を記念して世界中で「金色の髪の少女コンテスト」が開かれ、優勝者はアメリカの3人に会うことができました。もちろん日本でも行われました。当然金髪はいないから、「きれいな髪の少女」といったところでしょうが、四半世紀たった今、日本は金髪だらけ・・・(--;; (75.6.14 1位)

♪らぶ、らびぃるきーぱすとぅげざー
☆Love Will Keep Us Together / The Captain & Tennille (愛ある限り)
ニール・セダカの書いたこの大ヒット曲を皮切りにヒットを連発した70年代を代表する夫婦デュオですが、見るからに奥さんの方が強そうな感じでした(^^)。後にキャプテンことダリル・ドラゴンは髭をたくわえましたが・・・やっぱりテニールの方が強そうでした(^^)。(75.6.21 1位)

♪えにたいむえにでいゆきゃんひーざぴーぽーせい
☆Listen To What The Man Said / Paul McCartney & Wings (あの娘におせっかい)
ウィングス史上最も強力なメンバーが揃い、ポールのビートルズ解散後の活動の中でも、最も華やかな時代へ入るスタートとなった大ヒット曲です。収録されたアルバムの完成パーティにジミー・ペイジが出席したり、次の次のヒット曲「ロック・ショー」の歌詞にも出てきたりしました。(75.7.19 1位)

♪わのぶじーずない、わのぶじーずくれーじおーない
☆One Of These Nights / Eagles (呪われた夜)
歌えるドラマーは多いけれど、イーグルスのドン・ヘンリーは、その代表格ですね。
アメリカでいちばん売れてるロックのアルバムは、イーグルスの『グレーテスト・ヒッツ 1971 - 1975』だそうですが、あの『ホテル・カリフォルニア』が出る前のベストだというところがすごいです。(75.8.2 1位)

♪しーかむずだあうんいぇろまんてん
☆Wildfire / Michael Murphey(ワイルドファイアー)
クリストファー・クロスに代表される「曲とルックスのあわない人」・・・このマイケル・マーフィーもそうかも。
ただただ美しくて聴き惚れてしまう「ワイルドファイアー」は、70年代の曲ではベスト10に入るくらい好きです。(75.6.21 3位)

♪べいびべいばいむふぉりんらぶ、あいむふぉりんらあばげん
☆Fallin' In Love / Hamilton, Joe Frank & Reynolds (フォーリン・イン・ラヴ)
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングやエマーソン・レイク&パーマーのようにメンバーのファミリーネームを並べたグループ名は多いですが、当然長くなるので、ファン以外には覚えにくいでしょうね。
60年代に活躍したDave Dee, Dozzy, Beaky, Mick & Tichに至っては、日本では「デイヴ・ディー・グループ」にされてしまいましたが、デイヴ以外のメンバーは面白くなかったでしょうね。(75.8.23 1位)

♪あいるーんざとぅるさっせぶんてぃん
☆At Seventeen / Janis Ian (17才の頃)
この曲や「ラヴ・イズ・ブラインド」で名前を知ったジャニス・イアンでしたが、後になって60年代に16才でデビューしていたというのを知ってびっくり! デビュー曲は、歌詞が問題になったという「ソサエティズ・チャイルド」という曲ですが、これもいい曲でした。(75.9.13 3位)

♪だっつだうぇいあはははあいらいきっとあははは
☆That's The Way (I Like It) / K.C. & The Sunshine Band(ザッツ・ザ・ウェイ)
ディスコブームの中のこの大ヒット曲は、思わず体が揺れ動く楽しい曲でした。ぜっぷの曲にもありますが、ぜっぷがこっちの「That's The Way」を歌ったら面白いかも・・・とゆーか、今のジミーちゃんだと似合いそうで恐い(^^;; (75.11.22 1位)

♪ぶろうんらああんばいだうぃん、すろうんだあんいんなすぴん
☆Sky High / Jigsaw(スカイ・ハイ)
本国イギリスやアメリカでヒットした時期に日本でもそれなりにヒットしました。ところが、プロレスラー、ミル・マスカラスのテーマ曲としてリバイバルヒットしたのですが、それが驚異の大ヒット! プロレスラーのテーマ曲にはいろいろな名曲が使われていますが、この「スカイ・ハイ」ほどテーマ曲として新たなヒットを記録したものはないですね〜 (75.12.6 3位)

♪どぅゆのーうぇゆごいんつーどぅゆらいだてぃんぐだっらいふぃずしょいんゆー
☆Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To) / Diana Ross(マホガニーのテーマ)
この大ヒットはダイアナ・ロス自らが出演した映画「マホガニー」のテーマ曲なのですが、私にとってはCMソングのひとつで、この曲を聴くと無性にコーヒーが飲みたくなります。ちなみに中学のお昼の校内放送はポール・モーリアの「恋はみずいろ」で始まったので、それを聴くとお腹がすく私です。(76.1.24 1位)

♪なっしんばあだでっだいんばっきんまいりるたう
☆My Little Town / Simon & Garfunkel(マイ・リトル・タウン)
ビートルズやサイモン&ガーファンクルで洋楽を聴き始めたものの、その時には両グループとも解散状態・・・それだけにS&Gの一時的とはいえ復活のニュースと、この新曲には狂喜しました。ポールとアートのそれぞれのソロアルバムにも収められたというのもしゃれていましたね〜(75.12.13 9位)

♪えすえーてぃゆあーでぃえわいない! えすえーてぃゆあーでぃえわいない!
☆Saturday Night / Bay City Rollers(サタデー・ナイト)
ロックファンからはそっぽを向かれるBCRですが、自作でもカバーでも、良い曲がたくさんあります。ライヴの実力についてはよくわかりませんが、ただのアイドルバンドでなかったことは確かです。とは言うものの、今の時代に現われても、アイドルになれるかどうかは疑問ですが・・・(76.1.3 1位)

♪しんうぃじぃみーしんふぉでぃいー
☆Dream On / Aerosmith(ドリーム・オン)
今や世界最高のロックバンドのひとつとなったエアロスミスの、ファンなら誰もが知っているこの名曲も、73年のリリース時は、59位がやっとでした。ヒット曲というのは、曲の良さがもちろんいちばんの要因ですが、時代背景やその時の状況といった運・不運も大きく左右しますね。
で、76年に6位という大ヒットになったわけですが、はっきり言って、最近のエアロのNo.1ヒットよりも、「ドリーム・オン」の方がいい曲だと思いますね。(76.4.10 6位)

♪うぇないわずやんぐあいねばにーでぃっえにわん
☆All By Myself / Eric Carmen(オール・バイ・マイセルフ)
ラズベリーズ時代から優れたソングライターとして注目されていたエリック・カルメンのソロでの大ヒット曲は、壮大なバラードでした。アップテンポの「すてきなロックンロール」や「ヘイ・ディニー」などは、ショーン・キャシディが取り上げてヒットさせています。(76.3.6 2位)

♪あいわんちゅううしょみーだうぇえ
☆Show Me The Way / Peter Frampton(ショー・ミー・ザ・ウェイ)
美形のギタリスト、ピーター・フランプトンの名前は知っていましたが、76年の2枚組ライヴ『Frampton Comes Alive』のマンモスヒットは、社会現象といっても過言ではない一種の事件でした。(76.5.8 6位)

♪ああいらあびゅーああいらあびゅー
☆Silly Love Songs / Paul McCartney & Wings(心のラヴソング)
ウィングスのアメリカ制覇のまっただ中に大ヒットしたこの曲は、ビルボード誌の年間チャートでも1位になり、ポールにとっては、ビートルズ時代の「抱きしめたい」「ヘイ・ジュード」に続いて、3度目の栄冠となりました。(76.5.22 1位)

♪もーもーもーはうじゅらいきっはうじゅらいきっ
☆More More More / Andrea True Connection(モア・モア・モア)
ディスコサウンド全盛期ならではのヒット曲です。アンドレア・トゥルーの歌はお世辞にも上手いとは言えないのですが、何と本職はポルノ女優とか。出演作品を見てみたい(^^;(76.7.17 4位)

♪どんごーぶれきんまいはーあいくぅどぅんいふぁいとぅらい
☆Don't Go Breaking My Heart / Elton John & Kiki Dee(恋のデュエット)
デュエット曲だけで1枚のアルバムができてしまう(93年に発表)エルトンですが、最大のヒット曲といえばこれですね。70年代の半ばのヒットチャートにおけるエルトンは、すごいものがありました。(76.8.7 1位)

♪がりれおーがりれおー
☆Bohemian Rhapsody / Queen(ボヘミアン・ラプソディ)
イギリスのクイーンから世界のクイーンになった記念すべき大ヒット曲は、6分もの長い曲ですが、めまぐるしい展開や重厚なコーラスなど、まったく飽きのこない歴史に残る名曲となりました。(76.4.24 9位)

♪ううう〜うのーべいびぷりーずどんごー
☆If You Leave Me Now / Chicago(愛ある別れ)
若いロックファンにとっては、シカゴはバラード・バンドなのかもしれません。そんなシカゴの転機となったピーター・セテラ作のシカゴ初のNo.1ヒットです。この当時のシカゴには、アルバムからの最初のシングルよりも2枚目のシングルの方がヒットするという傾向があり、この曲もそうでした。(76.10.23 1位)

♪とぅないざないいっつごなびおーらい
☆Tonight's The Night / Rod Stewart(今夜きめよう)
名ヴォーカリスト、ロッド・スチュアートの最大のヒット曲となったこのバラードでは、当時の恋人ブリット・エクランドの声も聴くことができます。フェイセズが解散状態となり、本格的にソロ活動を始めたロッドの70年代半ば〜後半に出したアルバムは、どれも素晴らしいです。(76.11.13 1位)

♪・・・・・・(歌なし)
☆Nadia's Theme (The Young And The Restless) / Barry De Vorzon & Perry Botkin, Jr.(妖精コマネチのテーマ)
1976年のモントリールオリンピックで10点満点を連発したルーマニアの妖精ナディア・コマネチのテーマ曲は、もともとはカーペンターズが主題歌を歌った「動物と子どもたちの詩」のサントラ盤に収録された曲でした。これをコマネチのテーマにしたら大当たり! でも私はソ連(死語)のネリー・キムが好きだった・・・(76.12.11 8位)

♪・・・・・・(歌なし)
☆A Fifth Of Beethoven / Walter Murphy & The Big Apple Band(運命'76)
当時全盛だったディスコサウンドは、コアなロックファンは拒絶したかもしれませんが、いろいろな試みもなされて、面白い時代でありました。その代表みたいなのがこの曲。ベートーヴェンの「運命」がディスコに変身!チャック・ベリーにぶっとばされたり、ディスコに使われちゃう気持ちをベートーヴェンさんに聞いてみたいものです(^^)(76.10.9 1位)

♪つらいつあんだすたん、つらいつらいつらいつあんだすたん、あいままじっくまん
☆Magic Man / Heart(マジック・マン)
今でこそふくれてしまいましたが、黒髪のアンとブロンドのナンシーのウィルソン姉妹は、美人でありました。ロック界の叶姉妹? このデビューヒットは、契約上の問題からか、なかなか日本で発売されず、FMで聴いて「ひと聴き惚れ」した私は、レコードが欲しくていらいらしておりました。アンのアイドルがぜっぷだというのは有名ですね。(76.11.6 9位)

♪ぶらいでぃんばいざらい
☆Blinded By The Light / Manfred Mann's Earth Band(光で目もくらみ)
60年代から活躍するマンフレッド・マンの2曲目の全米1位獲得曲ですが、何と13年ぶりというのには驚きました・・・が、後になってこの曲はブルース・スプリングスティーンの曲だと知った時は、もっと驚きました。(77.2.19 1位)

♪たいむきぽんすりぴんすりぴんすりぴんいんとぅざふゅうちゃあ
☆Fly Like An Eagle / The Steve Miller Band(フライ・ライク・アン・イーグル)
昔はブルースをやってたのが信じられないくらい、70年代後半から80年代前半にかけてのスティーヴ・ミラー・バンドはヒットチャートの常連バンドでした。
この浮遊感あふれる曲のイントロは、ポール・マッカートニーが参加した「暗黒の時間」という60年代の曲で使われていました。(77.3.12 2位)

♪とーんびとうぃんとぅらばーずふぃりんらいこぶふー
☆Torn Between Two Lovers / Mary MacGregor(過ぎし日の想い出)
見た目も歌声もいかにも清楚なメアリー・マグレガーのこの全米No.1獲得曲は、70年代の曲の中でも私の大のお気に入りの1曲です。メアリーはその後、世界歌謡祭でグランプリを獲ったり「銀河鉄道999」のテーマを歌ったりしました。(77.2.5 1位)

♪さんだあおんりはっぷんうぇんいっつれいにん
☆Dreams / Fleetwood Mac(ドリームス)
全米No.1を30週以上続けたマンモスアルバム「噂」からのセカンドシングルで、F・マック唯一の全米No.1ヒットは、‘妖精’スティーヴィー・ニックスの書いたものです。当時すでに30才を迎えようとしていたスティーヴィーでしたが、声はともかく(^^)ルックスや振る舞いは、まさに妖精でありました。落ち着いた大人の女性の気品を感じさせるクリスティン・マクヴィーとの相性も良かったようです。(77.6.18 1位)

♪あーあーてりふぉんらあいんぎみさむたいむあいむりびにんとわいらい
☆Telephone Line / Electric Light Orchestra(テレフォン・ライン)
ELOのレパートリーのほとんどを手がけるジェフ・リンは、ビートルズ狂としても有名で、自分の好きな10曲を取材で聞かれて、すべてビートルズの曲をあげたそうです。「ひとりレノン&マッカートニー」とも言われる作曲の才能は天才的なものがありますね。(77.9.24 7位)

♪よーこーあざいす
☆Cold As Ice / Foreigner (つめたいお前)
豪華なメンバーで結成されたフォリナーは、期待を裏切らない素晴らしいデビューアルバムを発表してくれました。この曲は2枚目のシングルです。リーダーは、元スプーキー・トゥースのミック・ジョーンズでしたが、日本では何と言っても元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルドが注目を浴びました。(77.10.22 6位)

♪どにっめいかいぶらうない、どにっめいかいぶらうないずぶるう
☆Don't It Make My Brown Eyes Blue / Crystal Gayle(瞳のささやき)
アメリカではカントリーシンガーはとてもメジャーな存在のようですが、残念ながら日本では、よほどの大物でもない限り名前は浸透しませんね。70年代初頭からカントリーの世界ではヒット曲を出していたというクリスタル・ゲイルも、このポピュラーチャートでの大ヒットまで、私は知りませんでした。(77.11.26 2位)

♪くろーざうぃんどーかーむざらいあんいっうぃるびーおーらい
☆We're All Alone / Rita Coolidge(みんな一人ぼっち)
ボズ・スキャッグスの名曲を、アメリカのベテランロックシンガー、リタ・クーリッジが大ヒットさせました。リタは現在行われているソルトレークシティ冬期オリンピンクの開会式にも出ていたそうです。それにしても昨年の来日公演では、この曲をはじめ、大半のヒット曲を演奏しなかったボズ・・・それはないよ!(77.11.26 7位)

♪せんちめんたるれでぃじぇんとわん
☆Sentimental Lady / Bob Welch(悲しい女)
ボブ・ウェルチ唯一のトップ10ヒットは、フリートウッド・マック時代の自分の曲のセルフカヴァーでした。当時のフリートウッド・マックの人気は天井知らずでしたが、自分が脱退してから大化けしたバンドを、ボブはどういう気持ちで見ていたのでしょうか・・・(78.1.7 8位)

♪いっつそーいじつーふぉーりんらぶ
☆It's So Easy / Linda Ronstadt(イッツ・ソー・イージー)
言うまでもなくバディ・ホリーの名曲をアメリカの歌姫・リンダさんがカバーして大ヒットさせたものですが、アメリカンロックに詳しい女性に聞いた話ですが、ちょうどその頃、ホット・ツナ(あのジェファーソン・エアプレインから派生したバンドです)も、この曲をカバーしてバンド初のシングルヒットを狙っていたそうです。ところがリンダに先を越され・・・(77.12.10 5位)

♪ゆうらいっらっまいらいふゆうぎみほーぷとぅきゃりいおん
☆You Light Up My Life / Debby Boone (恋するデビー)
パット・ブーンの娘、デビーのこの曲は、映画「マイ・ソング」のテーマ曲でもあり、10週連続全米No.1というマンモスヒットとなりました。でも、邦題は何とかならなかったのかなあ・・・(77.10.15 1位)

♪べいびかんばっえにかいどぶふーくっしー
☆Baby Come Back / Player(ベイビー・カム・バック)
60年代のイコールズのヒット曲とは同名異曲です。同じ英語圏とはいってもアメリカとイギリスの両方でヒットする曲というのは意外に少なく、この全米No.1獲得曲も、イギリスでは最高32位でした。(78.1.14 1位)

♪あいびーんほーるでぃあうそーろんぐあいびーんすりーぴんあーらろんろーだいみすゆー
☆Miss You / The Rolling Stones(ミス・ユー)
時代が時代だったとはいえ、ストーンズのディスコサウンド?には驚きました。しかも全米No.1になってしまったのには、もっと驚き。昔からのストーンズ・ファンにとっては、複雑な思いがあったのでは?と推測いたします。(78.8.5 1位)

♪いふゅわんまいばであんぢゅしんくあいむせくし
☆Da Ya Think I'm Sexy? / Rod Stewart(アイム・セクシー)
ストーンズ同様、ロッドのこの大ヒット曲も、多くの新しいファンを獲得したものの、昔からのファンのロッド離れも起こっただろうと思われます。ただ、カーマイン・アピスらのこの当時のロッドのバンドは最強軍団でした。(79.2.10 1位)

♪わーいえんしえ、わーいえんしえ
☆Y.M.C.A. / Village People(YMCA)
ヴィレッジ・ピープルよりも西城秀樹の方が有名だとは思いますが(^^;;、いちど聴けば忘れない曲ですね。ただ、いかにもマッチョというか、ホモの人たちが好むようなルックスやコスチュームは馴染めませんでした。(79.2.3 2位)

♪まあいまいまい〜うぉおうままままいしゃろなー
☆My Sharona / The Knack(マイ・シャローナ)
ゼーガー&エヴァンスの「西暦2525年」が60年代を代表する「一発ヒット」なら、70年代はナックで決定ですね!実際は次の曲が11位まで上がったので決して「一発屋」ではないのですが、あまりにも「マイ・シャローナ」が強烈すぎました。(79.8.25 1位)

♪わっだっまんほーるでぃんいんひずはん
☆Venus & Mars - Rock Show / Wings(ビーナス&マース〜ロック・ショー / ウィングス)

ポール・マッカートニーが率いるウィングスが最強のラインナップになって出した4枚目のアルバム『ビーナス&マース』のオープニングを飾る魅力的なメドレーで、「ロック・ショー」の歌詞にジミー・ペイジの名前が出てくるのは有名です。ちなみにアルバムの完成記念パーティにもジミーは出席しました。75年に最高12位となりました。

 

 

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