2006.4. STONES IN JAPAN(NAGOYA)

堤さんより

4月6日から海外出張に行ってたのでレポートを書けなかった。あらためて、4月5日のことを思い出してみたい。

風の強い日だった。朝から降っていた雨は殆ど上がって、地下鉄名城線は少しずつ混み始めていた。
名古屋ドーム前駅で降りる頃にはもう満員の客。
長い地下鉄の通路の人波の中、ワクワクした気持ちがみんな溢れていた。外のグッズ売り場、限定品はここでしか無いとのことで、既に長蛇の列。30分並んだけど、無理だと諦め、ドームの8番ゲートへ、中でパンフを買って、ビールを売って無いので、ハンバーガーとコーラをそそくさと食べる。そして、席へ、アリーナだけど、後の方。大きなセットに驚く。知らない間に、ほぼ満席。

いよいよ、開演時間の19時、前座のバンドRichie Kotzen (Gu,Vo), Billy Sheehan (Ba), Fran-klin Vanderbilt (Dr)が登場、演奏が始まる、リッチー・コッツェンははMr.BIGのひとでガンダムだ、ぐらいしか知らないけど、ギターもベースも上手い。19時30分過ぎに終了、ボブ・マーリーのアイショットシェリフなど、バックにかかる、巨大なセットの上に客が登って行く様子が見える。

20時、ついに、ストーンズ登場、最初のギターのリフ一発で誰もがそれと判る「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」キースのカッコ良さにのっけから感動。「イッツ・オンリー・ロックンロール」テンポが速い、ミックの声は、なんだ!昔より声が出ている、奇跡としか言いようが無い。ミックの「この曲オボエテル」で「ルビー・チューズ・デイ」「ギミー・シェルター」リサ・フィッシャーの素晴らしい歌声、それに絡むミックも負けてはいない。キースのソロ、「虚しい気持ち」しみじみとした味わい、泣ける。
Bステージがせり出し、どんどん延びていく。「MissYou」で始まった。そして、大好きな曲「GetOffOfMyCloud」     この曲を演ってくれるって思っていなかっただけに、感動、テンポは速い。「ホンキートンク・ウイメン」でBステージを終わり、ドラムが特徴的なリズムを刻み続けて「悪魔を憐れむ歌」−なんてカッコいいんだろう。
そして、これも楽しみにしていた「ペイント・イット・ブラック」震える感動。「スタート・ミー・アップ」「ブラウン・シュガー」と続いて、終了。そして、アンコール「無情の世界」You Can't Always Get What You Wantの大合唱。サティスファクション、ひとつの簡単なリフでここまで表情豊かにそして、気持ちが高まっていく音を作り出す凄さ、満足満足。そして本当に終わった。
ミック・ジャガーの声、ミラクル!、キースとギターがつくり出すかっこよさ、ロニーのロックンロールギター、チャーリーのつくるグルーブ感。4人の最高のユニット、そしてダリル・ジョーンズの正確なベース、チャック、ボビー、ベルナルド、リサ、ブロンディー、ティム、ケント、ミカエルとのバンドとしての一体感。
信じられない、夢のような楽しい一夜でした。

2006年4月5日 ナゴヤドーム
セットリスト

1. Jumpin'Jack Flash
2. It's Only Rockn'Roll
3. She's So Cold
4. Oh No, Not You Again
5. Ruby Tuesday
6. Rain Fall Down
7. You Got Me Rocking
8. Gimme Shelter
9. Tumbling Dice 
10. This Place Is Empty (Keith solo)
11. Happy (Keith solo)
12. Miss You(Bステージ)
13. Rough Justice (Bステージ)
14. Get Off Of My Cloud(Bステージ)
15. Honky Tonk Women (Bステージ)
16. Sympathy For The Devil
17. Paint It Black
18. Start Me Up
19. Brown Sugar
--Encore--
21. You Can't Always Get What You Want
22. (I Can't Get No) Satisfaction


えむけいさんより

ストーンズ名古屋公演観てきました。
明らかなミスやグダグダなギターソロなどもありましたが、
そんな事はどうでもよくなるぐらい最高でした。
(私個人的には、そのようなグダグダ感もストーンズの魅力の一つだと思いますし、ミスもライブの楽しみだと思います。)
日替わり曲の「ルビーチューズデイ」には思わず涙が・・・
完全に我を忘れ、盛り上がっているうちに終了。
アッという間の2時間でした。
もう言葉では表現できないほど巣晴らしかったです。

さらにライブの翌日、中部国際空港で、ご一行様に遭遇!!
「素晴しいショウをありがとう。また来てね」の思いを込めて
お見送りさせていただきました。
(ピンクの電話の竹内都子さんもお見かけしました)

ライブから既に2日経ちましたが、いまだに夢見心地です。
早く現実に戻らないと、生活に支障が出そうです。

ストーンズのパワフルさには脱帽です。
あんな60歳代になりたいと思います。


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