天国への階段達2

① BIG JIM SULLIVAN

③ CASTSLE PULSE/PLS CD 391

⑤ イギリスの超ベテランセッションギタリスト｢ビッグ｣ジム・サリヴァンが
1960～80年代のロックの名曲達をプレイしたアルバムより。
彼のニックネーム"BIG"に対し、セッションマン時代のジミー・ペイジが"LITTLE"と
呼ばれていたのは有名な話である。
演奏自体は下記のスタンレー・ジョーダンのバージョンをよりロック風にした感じで
主戦律はBIG JIMのギターによるもの。。
ZEPネタは他に"WHOLE LOTTA LOVE"も取り上げられているが,こちらはメロディを
サックスでぶいぶい言わせており,｢歌のない歌謡曲｣的な趣がある(笑)

③ FUNHOUSE/FHCF-2325

⑤ ジャズドラマー、日野元彦氏がZEPナンバーを中心に録音したアルバムより。
このテイクでは、実兄の皓正氏がトランペットを吹いている。
曲全体に物鬱げな雰囲気が漂っており、なかなかの聞きごたえだ。

③ POINT MUSIC/PHCP-11055

⑤ ロンドン交響楽団の演奏によるカバーバージョン。
このテイクのアレンジは完成度が高く、楽曲の持つ壮大なスケール感が
遺憾無く表現されていると思う。
かのバーンスタインが曲を認めていたという逸話にもうなずけるバージョン。

② MIDNIGHT MOONLIGHT

③ TSP-CD-113 (Bootleg)

⑤ 1988年に行われた、ペイジの｢OUTRIDER｣ツアー時の音源より。
ZEPPELIN解散～THE FIRMの頃までのペイジのギタープレイは、何処か
精彩さに欠けるという感じだったが、この頃になるとかなり復調してきている。
このツアーでは、｢天国｣は締めの一曲としてプレイされており、ボーカルは
一切入っていない。(ペイジのギターをバックにこの曲を歌えるのは、後にも先にも
ロバート･プラントただ1人だろう)
その為、ペイジのバッキングやジェイソン･ボーナム(ボンゾJr.)の素晴らしいドラムが
たっぷりと堪能できる。
ツアーの時は､どこのライブ会場でもオーディエンス全員でこの曲を大合唱していたようだが､
ペイジバンドをバックにカラオケしているという雰囲気だったのだろうか???

② CANDLE IN THE WIND

③ CMC RECORDS/4938352

⑤ 弦楽四重奏+ガットギター、そしてフルートからなるアンサンブル。
演奏、アレンジ共に極めて平凡な出来。特記すべき事もない。

① NEW ADNIS QUARTET

② STAIRWAY TO HEAVEN

③ TAURUS RECORDS/TACX-2504

⑤ 弦楽四重奏によるバージョンである。
イントロのギターのアルペジオ部分は、ピチカート奏法を用いて再現。
音構成が最小限度になった分だけ、楽曲の魅力が浮き彫りになっているのが興味深いところだ。

① ORCHESTRA NATIONAL DE JAZZ

③ HARMONIA MUNDI/274 1407

⑤ 珍しい,ジャズアレンジのカバーバージョン。
管楽器とビブラフォンのデュオでメロディーを綴っていき,ギターソロ部はZAPPAバージョン同様
ホーンセクションが担当している。
この曲以外の選曲･アレンジともに,非常にユニーク。オススメ!

② 天国の階段 on Piano

③ KING RECORDS/KICS 1126

⑤ 自分が知る限りでは,今の所ピアノソロによるバージョンが聞ける,唯一のアルバム。
（管理人は韓流ドラマの類を見たことがないので,詳細はノーコメント）
途中,突然ファンファーレ部に飛んでしまうアレンジは,ちょっと不自然かなぁ。

② GOING TO CALIFORINA

③ SOUNDBOARD PRODUCTIONS/RDV5339

⑤ クラシックギターによるバージョンだ。
このテイクではリチャードさんがクラシックギター＆12弦ギターを多重録音している。
楽曲冒頭に｢Nouveau Flamenco｣なるフラメンコの小曲が挿入されており
本編のギターソロ以降もスパニッシュなアレンジになってしまう。
クラシックギターの暖かく柔らかい音色のおかげか、他のアレンジよりも
楽曲に優しさを感じた。

⑤ スタンレー・ジョーダンは｢タッピング奏法｣を駆使し、何と一度に2本のギターを
用いて演奏するギタリストである。
本テイクはスタジオ録音版だが、ドラムの音がちょっと気になる。
歌詞でいうと｢And as we･･･｣以降はやりたい放題弾いているが、
まさかシンセがそのバックでメロディーを演奏していたとは･･･(汗)

② STAIRWAY TO THE RAINBOW

③ SOMETHIN' ELSE/TOCJ-5531

⑤ こちらは1990年、ブルーノート東京でのライブテイク。
ケンウッド・デナードの爆裂ドラムに誘発されてか、スタジオテイク以上に
これでもか！と言わんばかりに弾きまくっている。
このお方、ライブの時は肩からギターを1本下げ、それとは別にスタンドに
取り付けられたギター2本(コード用とギターシンセ用）のうちの一本とを
同時に弾いるのである。
しかし､そんな風には全然聞こえないのはさすがと言う他ない。

② STRING QUARTET TRIBUTE TO LED ZEPPELIN

⑤ このテイクも弦楽四重奏バージョンだが、イントロのギターフレーズは弓で演奏。
しかし、ギターソロ部をカットしてしまっている!!
(個人的には致命的なアレンジミスだと思うのだが)
なお、このアルバムには不完全ながら｢CAROUSELAMBRA｣のカバーが収録されており､この点は特筆すべき点だ。
｢THE OCEAN｣のギターリフ部を中近東風にアレンジしているのもグッド。

② PICKIN' ON ZEPPELIN

⑤ マンドリンやバンジョー、更にはフィドル（バイオリン)まで加わった
少し風変わりなアンサンブルによるカバーである。
音的には｢ブルーグラス｣バージョンと言うのが最適であろう。
イントロ部でポルカ風のバックビートを用いていたり、
主旋律がはじまるとすぐにテンポが倍になってしまうのは何故なんだろうか(爆)
この手のアレンジがはまりそうな｢HOT DOG｣や｢BRON-Y-AUR STOMP｣が
収録されていないのは残念の一言に尽きる。

① ARTIST	② 収録アルバム
③ 発売元	④ PLAYING TIME
⑤ コメント、(必聴度)

① BIG JIM SULLIVAN	② MR ROCK GUITAR
③ CASTSLE PULSE/PLS CD 391	④ 5:19
⑤ イギリスの超ベテランセッションギタリスト｢ビッグ｣ジム・サリヴァンが 1960～80年代のロックの名曲達をプレイしたアルバムより。彼のニックネーム"BIG"に対し、セッションマン時代のジミー・ペイジが"LITTLE"と呼ばれていたのは有名な話である。演奏自体は下記のスタンレー・ジョーダンのバージョンをよりロック風にした感じで主戦律はBIG JIMのギターによるもの。。 ZEPネタは他に"WHOLE LOTTA LOVE"も取り上げられているが,こちらはメロディをサックスでぶいぶい言わせており,｢歌のない歌謡曲｣的な趣がある(笑) 必聴度: B

① 日野元彦	② IT'S THERE
③ FUNHOUSE/FHCF-2325	④ 5:33
⑤ ジャズドラマー、日野元彦氏がZEPナンバーを中心に録音したアルバムより。このテイクでは、実兄の皓正氏がトランペットを吹いている。曲全体に物鬱げな雰囲気が漂っており、なかなかの聞きごたえだ。必聴度: B

① JAZ COLEMAN	② KASHMIR
③ POINT MUSIC/PHCP-11055	④ 10:40
⑤ ロンドン交響楽団の演奏によるカバーバージョン。このテイクのアレンジは完成度が高く、楽曲の持つ壮大なスケール感が遺憾無く表現されていると思う。かのバーンスタインが曲を認めていたという逸話にもうなずけるバージョン。必聴度: A

① JIMMY PAGE	② MIDNIGHT MOONLIGHT
③ TSP-CD-113 (Bootleg)	④ 9:15
⑤ 1988年に行われた、ペイジの｢OUTRIDER｣ツアー時の音源より。 ZEPPELIN解散～THE FIRMの頃までのペイジのギタープレイは、何処か精彩さに欠けるという感じだったが、この頃になるとかなり復調してきている。このツアーでは、｢天国｣は締めの一曲としてプレイされており、ボーカルは一切入っていない。(ペイジのギターをバックにこの曲を歌えるのは、後にも先にもロバート･プラントただ1人だろう) その為、ペイジのバッキングやジェイソン･ボーナム(ボンゾJr.)の素晴らしいドラムがたっぷりと堪能できる。ツアーの時は､どこのライブ会場でもオーディエンス全員でこの曲を大合唱していたようだが､ペイジバンドをバックにカラオケしているという雰囲気だったのだろうか??? 必聴度: A

① KAARE NORGE	② CANDLE IN THE WIND
③ CMC RECORDS/4938352	④ 3:58
⑤ 弦楽四重奏+ガットギター、そしてフルートからなるアンサンブル。演奏、アレンジ共に極めて平凡な出来。特記すべき事もない。必聴度: D

① ORCHESTRA NATIONAL DE JAZZ	② CLOSE TO HEAVEN
③ HARMONIA MUNDI/274 1407	④ 10:06
⑤ 珍しい,ジャズアレンジのカバーバージョン。管楽器とビブラフォンのデュオでメロディーを綴っていき,ギターソロ部はZAPPAバージョン同様ホーンセクションが担当している。この曲以外の選曲･アレンジともに,非常にユニーク。オススメ! 必聴度:　A

① O.S.T.	② 天国の階段 on Piano
③ KING RECORDS/KICS 1126	④ 4:37
⑤ 自分が知る限りでは,今の所ピアノソロによるバージョンが聞ける,唯一のアルバム。（管理人は韓流ドラマの類を見たことがないので,詳細はノーコメント）途中,突然ファンファーレ部に飛んでしまうアレンジは,ちょっと不自然かなぁ。必聴度　D

① RICHARD DEVINCK	② GOING TO CALIFORINA
③ SOUNDBOARD PRODUCTIONS/RDV5339	④ 9:38
⑤ クラシックギターによるバージョンだ。このテイクではリチャードさんがクラシックギター＆12弦ギターを多重録音している。楽曲冒頭に｢Nouveau Flamenco｣なるフラメンコの小曲が挿入されており本編のギターソロ以降もスパニッシュなアレンジになってしまう。クラシックギターの暖かく柔らかい音色のおかげか、他のアレンジよりも楽曲に優しさを感じた。必聴度: A

① STANLEY JORDAN	② FLYING HOME
③ EMI/CJ32-5026	④ 6:15
⑤ スタンレー・ジョーダンは｢タッピング奏法｣を駆使し、何と一度に2本のギターを用いて演奏するギタリストである。本テイクはスタジオ録音版だが、ドラムの音がちょっと気になる。歌詞でいうと｢And as we･･･｣以降はやりたい放題弾いているが、まさかシンセがそのバックでメロディーを演奏していたとは･･･(汗) 必聴度: A

① STEREOFEED	② STRING QUARTET TRIBUTE TO LED ZEPPELIN
③ VITAMIN/CD-8508	④ 7:35
⑤ このテイクも弦楽四重奏バージョンだが、イントロのギターフレーズは弓で演奏。しかし、ギターソロ部をカットしてしまっている!! (個人的には致命的なアレンジミスだと思うのだが) なお、このアルバムには不完全ながら｢CAROUSELAMBRA｣のカバーが収録されており､この点は特筆すべき点だ。｢THE OCEAN｣のギターリフ部を中近東風にアレンジしているのもグッド。必聴度: C

① VARIOUS ARTISTS	② PICKIN' ON ZEPPELIN
③ CMH RECORDS	④ 5:22
⑤ マンドリンやバンジョー、更にはフィドル（バイオリン)まで加わった少し風変わりなアンサンブルによるカバーである。音的には｢ブルーグラス｣バージョンと言うのが最適であろう。イントロ部でポルカ風のバックビートを用いていたり、主旋律がはじまるとすぐにテンポが倍になってしまうのは何故なんだろうか(爆) この手のアレンジがはまりそうな｢HOT DOG｣や｢BRON-Y-AUR STOMP｣が収録されていないのは残念の一言に尽きる。必聴度: D