狼に育てられた少女



この『狼に育てられた少女』はかなり前ですけど、テレビとかでも放映されていたので
知っている人も多いと思いますが、ある捨てられた赤ちゃんを狼が育てて行ったお話です。

当然狼に育てられて居た訳ですから、生活も狼の様に4本足で歩行し、生の肉を食べ、話も出来ない。
その少女を保護しようとしても人間を警戒しただ吠えるばかり。
姿形は人間ですが、中身は狼となってしまっていた。

これは、『人間は人間として産まれて来ない』と言う事を物語っています。

犬は犬として生まれ猫は猫として生まれてくる。
でも人間は人間として産まれてこない。人間として未完成まま産まれてくる。
人間として完成するには、産まれた後の環境が大切と言う事です。


最近、青少年犯罪など多くなって来ています。
これらは親の躾、教育、環境、モラルなどが著しく低下してるからではないでしょうか?
先にも言いましたが『人間は人間として産まれてこない』
素晴らしい人間に成るのも、悪い人間に成るのも、産まれた環境が大切です。

親の在り方。もう一度考えないといけないじゃないでしょうか。