■PIERROT TOUR 2002■ 「PSYCHEDELIC HEAVEN」

2002/07/12 川口リリアメインホール

2002/07/13 八王子市民会館

1.HEAVEN
2.新月
3.DNA
4.ENEMY
5.HOME SICK
6.LOVE & PEACE
7.脳内モルヒネ
8.COCOON
9.BELIAVER
10.AUTOMATION AIR
11.壊れていくこの世界で
12.OVER DOSE
13.REBIRTH DAY
14.BIRTH DAY
15.SUPER STRING THEORY
16.FOLLOWER

−Enc1−

17.Adolf
18.有害の天使
19.クリア・スカイ

−Enc2−

20.満月に照らされた最後の言葉
21.蜘蛛の意図

1.HEAVEN
2.新月
3.DNA
4.ENEMY
5.HOME SICK
6.LOVE & PEACE
7.MASS GAME
8.COCOON
9.BELIAVER
10.AUTOMATION AIR
11.壊れていくこの世界で
12.OVER DOSE
13.REBIRTH DAY
14.BIRTH DAY
15.SUPER STRING THEORY
16.ATENA

−Enc1−

17.Adolf
18.真っ赤な花
19.MAD SKY

−Enc2−

20.自殺の理由
21.HAKEN KREUZ
22.蜘蛛の意図
川口・・・9分押し   八王子・・・19分押し 初日と二日目、分けるのが面倒だったから同じページでアップしてしまえ。 そしてこれからバシバシ痛いことを書くが、気にするな。 下に書いてあるのは初日のぶんだけ。 2日目は特筆すべきことがないのでリストだけであとはパス。
川口、席は上手寄りセンターの6列目。(ヒュー!ビンゴ!!!)
ツアー初日、に入るんだったらオープニングからちゃんと見たいと思って、
汗だくになって会社からすっ飛ばしてきたよ。ギリギリだったけど間に合った。良かった。
席に座って、初日はドキドキする暇もなく始まっちゃった。



時間より少し押して暗転。
ステージ前にかかっている幕(キリトさんが首に巻いていたみたいな薄紫でラメの布笑)に映像が流れる。
背景が風景になっていて、やけに立体感のある羽根が羽ばたきながら赤く染まったりしていた。
HEAVENのイントロで幕がゆっくり上がって、逆光でまぶしいステージにメンバーが立っているのね。
ひとりずつ出てくるやつも気合いが入って良いけど、こういう演出も素敵。
1曲目のイントロにあわせて少しずつ世界が入ってくるような、ステージに引き込まれていくような感覚。


衣装は、他のメンバーわかんないけど兎に角キリトさんの衣装が変でした。
上はジャケットで、ジャケットの背中は編み上げみたいになっていて結構背中が見えていた。(ギャ!)
しかしパンツが、ボーダー(トリカゴの衣装の腕の部分のような)でヴォンテージで
しかもパンタロンみたいに広がっていて、素材が「ももひき」っぽい。
イントロで感動しつつも、幕が上がった瞬間「なんだあれは!!!」と指差してわらう。(※6列目)
だって、本当に変なんだもん。
ももひきって、股間が目立つよね、だからすごく困った。(目のやり場に。笑)
内股で歌うなー!!!と、本編中はすごく思いました。

・・・あ、HEVENにて、間奏でコータが前に出て来たのね、何故だか。
海さんが喜んでぴょんぴょん跳ねたので、よしっ、と思って手を取って間奏中はずっと
二人で跳ねていました。さぞ、変な二人だったであろうが、しかし、
コータもなんであの時前に出てきちゃったのか?謎。あそこは盛り上がるところじゃないと思うのよー。(笑)

新月で、メンバーがポジション離れて飛び出してくるでしょう。
それで、キリトが両手でグイグイ客席を煽るやつ、あれ大好きなのね!
新月もカッコイイ曲だしね、煽られるがままに跳ねる私。
そしてDNAではイントロにだけフラッグあり。
大きな旗を掲げるキリトさんはカリスマ的・・・ももひきだったけどね。(笑)

LOVE&PEACEでキリトさんはドラムのリズムに合わせてヘドバンしてるけど、
私も頭振りたいと思いつつも、目の前でやらしくヘドバンするから見入ってしまった。(笑)
マイク股間に持っていって(っていうか、両手がマイクを持ったまま股間も前で固定されておる)
すっげーやらしー顔(良さそうな顔してんだよう、これが)で頭振ってるから、
これは見ておくほうがベストだな、と。

しかも、その次の脳モルでは、最後に回した首の、のけぞった顎のラインがセクスィー!!!
・・・あぁ、あたし今始めてキリトに対して「セクシー」という表現を使った。
けど、そうなの!セクシー以外の何者でもなかったの!

ヒー!

その日の朝、CELLULOUIDを聞きながら「脳モルやらないかな」って思ってたので、
MCで、あ、次脳モルじゃん!って思った瞬間、嬉しかった。
あと、満月も、会場に向かう電車の中で聞いてて「あ、満月やったら嬉しいかも」って思っていたので、
どっちも聴けてしまったから嬉しい!!!
ありがとうね。(笑)


そういえば、初日は日武よりもやらしいBERIEVERだった。
ちなみに命名したところによると、あれは「セクシーコマンドー『祈り』」
間奏んとこで、祈ってます。あたしには、別のものに見えたけど。(笑)
日武じゃ遠かったけど、川口、目の前で四つんばいになられた日には堪らなかったわ。


・・・いろいろと悶えたポイントを挙げてきたんですが、
しかし衣装の下半身がどうにもこうにも「ももひき」で、微妙といえば微妙でした。
だけど2日目は、日武3日目のあの赤い編み上げチャイナで出て来たのよキリトさん!
あの衣装凄く似合ってるから、また見ることができて嬉しいよー。
(左肩の赤い布が垂れてるやつが、あたしにはブラ紐に見えるのよ。)



あと、初日のBIRTHDAYは、キリトさん何か違った。
表情が切実だったというか・・・日武とはまた違う顔だった。
日武で、「そこにいるだけでいいから」というフレーズを歌った時みたいに
両手を広げて会場を見渡しながら歌ったのとは違って、
初日の川口では、視線はずっと2階席で(笑)ものすごく切羽詰まった顔してたよ。
キリトの、あんな顔みたの初めてですごくびっくりした。

前にも書いたけど、あの曲は元々、人が、たった一人の人に対して、歌うべき曲であると思うから。
だから、もしかして・・・と思っていたんだけど(笑)そんなのどっちだって良くて、
そいういう風に歌ったキリトさんを感じることが出来て良かったと思うの。それだけ。

ガンとばしてる勢いの眼力で2階見てて、眉間にチカラ入ってて、
顔が鈴木宗男みたいだったわよ。辻本でも居たのかよ、2階に。(爆)



アンコール、有害の天使のイントロヘドバンもキリトさんを見てるとなかなか可愛いから、
私はあそこでヘドバンしてないんですけど。(痛いですか?痛くないでしょ別にこの程度。笑)
何が良いって、ヘドバンした後、歌う前に顔を上げて髪の毛をくしゃくしゃってやる仕草が可愛いの!
しかも、顔を上げた時の寝起きみたいな俯き気味の表情とか最高なんだよ。
名古屋で最前でもヘドバン出来なかったもん、見入っちゃって。(笑)
あと、1回目のアンコールの最後がクリア・スカイだったんだけど、
横アリとか日武ではこの曲の始めにちょっとしたMCが入ってたけども、今回はそのまま曲に入ったので、
不意打ちで、だけど嬉しかった。
クリア・スカイ好きなんだ、特に、ああいうホールで聴くクリア・スカイが好き。
あの曲聴いて、あぁ、今夏なんだ、と思った。

MCはあんまり覚えてないけど。
初日は確か、キリトさんから「祝ってあげて下さい」って言ってタケオさんの紹介をしてたよ。
しかも間違えて「ドラムTAKEO!」って4回言ったよ。(笑)

満月と、蜘蛛。
満月でキリトさんステージ降りたのー。(笑)
初日だよ!?今日!と思って驚いたけど、突っ込んだわ、ショボっちくだけど。(爆)
しかも、最後にヘドバンしようと思ってスタッフ(巨体)わしづかみにしていたのに、
圧迫が消えて振り返ったら海さんしか残ってないの。(笑)
え?え?とか思ってたら、みんな引き返しちゃうんだもん、敢無く席に戻ったよ。
おかげで最後ヘドバン出来て無ぇよ!と怒る海と豆でした。(人の所為。)
その次に蜘蛛が来て、「うそー、いれば良かったー!」と隣りで絶叫しているコーターの声が。
でも、楽しかった。


この日は海さんがアイジのピックをゲットして、私は潤くんのピックをゲットした。
並んで二人ともピックをゲットするって珍しい。(笑)
ちなみに、ピエロでピックゲットしたのって初めてだったから嬉しかった。
あと、初日は何故か、知り会いとかでスティックやらピックをゲットしている人が多かったよ。




*****

ピエロの曲って、例えば前に嫌いだと思った曲とかでもね、
今聴くとやっぱり全部好きだわ。
クリアスカイだって、もうどっちだっていいよ。(シングルのが好きだけど。)
やってくれればうれしいし、どの曲の世界はその曲でもおなじくらいインパクトが強いものばかりだから、
ライブで聴きまくると飽きるとかはあるけど、
だけどやっぱり、どれを聴いても苦しくって、せつない曲ばっかりだよね。
好きじゃない曲調でも、それを消すくらいの勢いで他の部分で潜在的に好きだと感じれる部分のほうがデカい。

・・・そう、思った。


金曜から日曜まで(日曜日はアキラだったんだけど)3日間ライブ行って、
終わってから物凄い虚無を感じたの。
楽しいことと好きなものと夢中になれる存在と、それらと一緒に過ごせた日々が、
どれだけ充実していたものだったか凄く身に染みた。
それで、日曜日の夜は泣きたいくらいにせつなくなった。

日武が終った後もそうだったけど、
毎日が巡ることが、一緒に過ごした後だと、どうしてもせつなくなってしまう。
だからって逃げ出すわけでもないし、没頭して生きていくわけでもなくて、
だからこそ、ここで生きていくしか無いからこそ、せつないんだって。


「無機質」だと思う。日常は。
だけど、そこを生きて行く人間が、胸に抱えるときめきやきらめきが時々ちらちら輝くから、
だからせつないんだよね。


そいうことを、別に目を向けなくていい痛い部分を、
何故だか綺麗だと思ってじっと見てるわたし。




・・・さて、次は福岡です。

2002/07/15 
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