Arulequin Limited Circuit「SUBLIMINAL FLOWERS」

2002/01/26

1.真っ赤な花
2.サルビア
3.COCOON
4.ENEMY
5.Adolf
6.DRANATIC NEO ANNIVERSARY
7.DOMESTIC VIOLENCE
8.MASS GAME
9.ゲルニカ
−MC−
10.脳内モルヒネ
11.Waltz
12.ラストレター
13.ATENA
−MC−
14.FREAKS
15.自殺の理由
16.AGITATOR

−Enc1−
−MC−
17.新曲『壊れていくこの世界で』
18.Screen1トリカゴ
19.ドラキュラ

−Enc2−
20.MAD SKY
21.クリア・スカイ
22.HAKEN KREUZ

2002/01/27

1.真っ赤な花
2.サルビア
3.COCOON
4.ENEMY
5.Adolf
6.DRANATIC NEO ANNIVERSARY
7.有害の天使
8.MASS GAME
9.ゲルニカ
−MC−
10.KEY WORD
11.Waltz
12.MOTHER
13.ATENA
−MC−
14.FREAKS
15.満月に照らされた最後の言葉
16.FOLLOWER

−Enc1−
−MC−
17.新曲『壊れていくこの世界で』
18.VATUALAGE
19.ドラキュラ

−Enc2−
20.クリア・スカイ
21.MAD SKY
22.蜘蛛の意図
2Dayは並べて書くとわかりやすいかしら、と思って並べて書いてます。
これを書く今はもう2月になってしまっていて、その間熱を出してしまった私の記憶は
かなりすっ飛んでしまっている。だからMCとかあんまり覚えてなくて・・・もっと早く書けばよかった。

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まず初日。
この日は25分押した。私はスタンドの上手で見てました。
「真っ赤な花」の演出は2通りあって、初日はステージの前に幕がかかっていました。幕
が落ちるまではその幕には「真っ赤な花」の歌詞が浮き上がるように次々と映される・・・と
いうもの。で、その幕はサビの部分で落ちて、シルエットだったメンバーの姿が現れます。
キリトさんは前奏・間奏の間、横向きになって両手を機敏にまわしている・・・ちょと現わし
にくいけど妙なフリをやってます。名古屋で海さんが見たところによると、腕を前に振り
下ろした時にほっぺたを膨らましていたらしい。
続いて「サルビア」 私は「ピエロは疾走感のある曲の演奏はライブだと下手だ」と思って
いるんだけど、だけどこの曲はライブで聴いてもそんなに悪くなかった・・・と感じました。
「COCOON」はコータのコーラスが見物(らしい)ですが、コーラスのボリュームが
小さかった(らしい)。
最新シングルの3曲が終わって、この1年間ですっかりライブに馴染んだ「ENEMY」
最初の特攻(ぱぁん!ってなるやつ)ではいつも会場が一気に盛り上がる気がします。
そしてメンバーが煽動的に煽る煽る。キリトさんもいつもみたいにマイクスタンド掴んで
「もっと来い!」って言うみたいに揺らしてます。

「DOMESTIC VIOLENCE」では最後のサビの繰り返しのところでキリトさん、歌詞詰まる!!
上手の袖に走りながらかな?私はマイクの音が出なくなったのかと思って焦ってしまった
けど、あれはただ彼が歌詞を忘れただけだったようです。(苦笑)

私は、初日のリストでライブを見るのはこのツアーでは初めてでした。名古屋の2日目の
最高の思い出があった為か、ちょっと・・・自分の中ではリスト的に盛り上がりに欠けました。
リストといえば、大坂・名古屋ではアンコールあわせても19曲程度だったのに対して、
NKでは22曲も演ってました。新曲も東京の二日間だけ演ってたし・・・これはハウスと
ホールの差と見るべきか、関東とその他っていう目で見るべきか・・・後者だとFC限定の割に
附に落ちないものを感じるので、ハウスとホールの捉え方が違ったのだと思うことにします。

それから初日のリストに入ってる「脳モル」と「ラストレター」久々に聴いた。「ラスト
レター」は西武ドームでも聴いたけど、時間を空けて聴いた時に頭に浮かんだのはあの春
に日武で聴いた時のことだった。

個人的なレポを少々・・・
初日の「ATENA」では、なんと弟兄があったのです!「破壊の女神」っていう歌詞の時、
キリトさんがなんとコータの頬に左手を添えたんですよ!!!これ、確か上手でやってく
れていた気がします・・・ギャーギャー叫びまくる女二人。弟兄大好きです。

本編は「AGITATOR」で終了。

アンコールあけの曲は「トリカゴ」だろうと思っていたら、そこで突然キリトさんが話し
出す。この日新曲発表があるとは知らなかったので、驚きを隠せずに不安が入り交じった
ような乙女心(!)でMCを聞いていました。この曲に関しては自分なりにいろいろ考え
たこともありつつ・・・ここでは書かないけど。でも、いろいろひっくるめて私はこの曲が
凄く好きです。胸が痛くなるようなきれいな曲だった。タイトルは「壊れていくこの世界で」
リリースは3月27日です。(?)

新曲の後に「トリカゴ」キリトさん相変わらずイントロのフリが変・・・。「ドラキュラ」で
1回目のアンコール終了。新曲っていう隠し玉(?)をくらって少々凹んだ待ち時間。(笑)
このアンコールで照明がついた後に・・・出て来るのは短パンを履いた三十路手前の彼、キリ
ト氏な訳です。出て来ると凄い歓声。タケオさんに無理矢理なMCを振るキリト。タケオ
さん困る。かわいい。(笑) それからキリトさんMCは短パンについて・・・だった気がします。
潤くんが(キリトさんの足を)「沢山見ていってください」って紹介していた気がする。
(名古屋のときは「あんまり見ないでね?メンバーのだから。」だったのにな・・・複雑。)
マッド→クリア→ハーケンで終了。個人的には「HAKEN KREUZ」時にイントロで両手で十字
つくるのを忘れ、頭振ってたら前の席の背もたれに額をぶつけ、振り返ったら荷物が雪崩
を起こしていたことがショックでした・・・。

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2日目。
この日は早かった。なんと8分押し!今迄のピエロで上位ランクする程早い!(笑)
リスト見てもわかるとおり、部分的に演る曲が入れ替わっているだけです。・・・が、個人的
にはこっちのリストの方が断然楽しめる。テンションがあまり下がらないライブとして見
れました。凄く楽しかった!

席はスタンドであいじマイクスタンドの沿線上あたり。オペラグラス装備してたので退屈
しなかった・・・っていうとちょっと嫌味?(笑)楽しかったんです。
衣装は、キリトさんはシースルーのシャツ(シャーリング入り・・・)と同じ色のパンツ。
なんか「パジャマみたい」な衣装。初日のノースリーブの方がかっこいいのに・・・と思う。
アイジはスイトラの時のノースリーブと同じやつ。潤くんも最近よくあるヴォンテージに
シャツ+ネクタイっていうパンク(?)スタイルみたいな感じで。あ、因みに潤くんは
初日はノースリーブだったんですよー・・・(笑) 他2名は覚えてません。

2日目の「真っ赤な花」は幕はかかっていません。メンバーがSEの間に出て来て、
そして立ち位地について音が止んだところでキリトさんが「真っ赤な花」のサビを
アカペラで歌い出してイントロに入る、というものです。初日と同じ映像の演出は、
そのままステージの後ろに映る感じになります。オープニングが同じ曲でも微妙に
違う・・・っていうのは面白いなと思った。

特筆すべき事は・・・何かな。「MOTHER」は名古屋でも聴きましたが、このツアーで3年振り
に聴きました。暗い照明の中に微かな赤い照明で写し出されるメンバーっていうあれが凄
く好きだ。それから、演出の面で当時は無かったと思うんだけど、この曲の最後(後半?)
のあたりからステージの背後に地球の映像が映し出されていた。そして最後のところでは、
水の中のようなところ・・・青い水中で泡?が浮上していくところを写したような映像が。
「CHILD」が出来てから初めて「MOTHER」を聴いたので、そんなようなことなのかなと関連
づけて思ってみたりした。
「MOTHER」の後に「ATENA」が突然来るのは微妙だと思います・・・(笑)でも、盛り上がる。
この日の「ATENA」では弟兄は無かった・・・でも、MCの時に絡んでくれたからいいのです。

アンコールあけの新曲、MCでキリトさんは「昨日いろいろ喋り過ぎたから今日は何も言
いません。僕が書いた歌詞を聴いてくれれば、それでいいです。」そう言って歌い出した
「壊れていくこの世界で」この曲のタイトルとか歌詞とか、考えると胸が切なくなる・・・って
いうのは個人的な意見ですが、でも『懐かしい』っていう感じがするのは、それはデビュー
の頃のピエロに近い曲だからだと思います。

メンバー紹介。タケオさんのMC中にアリーナで「バン」って物音が・・・撃たれたのかと
思ったがそうでは無く、荷物か何かが落ちた音だったみたい。
「アルルクゥアン『バン!』ほんっと最ッ・・・」(しーん・・・ざわざわざわ・・・)「・・・高。」
みたいな感じで・・・たけおさんのあの「最ッ・・・高。」の「・・・」の部分はブレイクなのにー!怒
タカーじゃないけど怒る。かわいそうにタケオさん・・・(MC前の紹介も無茶苦茶だし・・・笑)
それからコータ。キリトさんが「沢山のテカった笑顔が見える、あ、今失礼な事言いまし
た?いいじゃないですかテカったの、お風呂上がりみたいでちょっとエッチっぽい・・・俺
達そういうの好きだよなぁ?」ってコータに振ったの。妄想ですけど風呂上がりにテカった
顔の二人を思い浮かべちゃったよ・・・コータの紹介は「硬派に見えて実はエッチ。でも本当
は優しい子です。」っていう感じだった。ぎゃー。(悶)
ついでに、このMCは潤くんの時もつかっていて、潤くん紹介前にも「・・・でも本当は優
しい子です。」って言って会場がウケてました。それから2日目は朝から雨が降っていて
一旦止んだけど開場前にまた降り出して。潤くんのMCの時には久々に天気ネタが。キリ
トさんは潤くんのキャラをからかったような前振りをしていた気がします。

クリア→マッド→蜘蛛で、あぁ最後だと思って気持ちはラストスパートに。日記にも書い
たけど、ツアーファイナルにあたるこの日の最後の「蜘蛛の意図」は凄かった。会場全体
の凄まじいエネルギーをこの日スタンド席から感じてしまった。あの上昇感・一体感は、
ピエロとそのファンっていう2つがあるからこそ見ることが出来る素晴らしい景色だと思う。
毎回「蜘蛛の意図」の記憶はあんまり無いけど、あの日ステージの上でキリトさんが、マ
イクを通して「突っ込んでこい!」って叫んでいるのを聴いた。(誰も突っ込んでなかった
けど。)日武は、あのエネルギーを目の当たりにして凄く感動して、泣いた。今回は涙
は出てこなかったけど、それでも凄く感動してピエラーであることを凄く誇りに思えたの
であった。


終わってから考えたんだけど、ツアーのタイトルをそのまま訳すると「識閾下の花」って
なるよね。花は複数形だから・・・そしてこれはCF限定ツアーだったから・・・そうやって考
えてみたときに、そのタイトルは単純に私達のことを差してくれていたら嬉しいな、と
勝手に、誠に勝手に、思ってみたりしたのでした。


NKでは、5月に日本武道館3DAYSが決まったとの発表もあり、新曲の初披露もあっ
たりで、メンバーはこれから地下に潜る為の凄い励みになったとか言ってたし。終わって
みて2002年のピエロの幕開けみたいな感じが結果としてあって、短かったけど凄く良
いツアーだったと思います。
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