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「でとらけ遊園地」発売記念企画として、Kulu Kulu Gardenのメンバーそれぞれが音楽会の仲間と対談をして
きました。新作の話から音楽への思い、最近考えたこと、とわりと何でもありな感じで、楽しく気軽に色々と
お話をしました。

第二回はギター、青木竜太郎と、インディーズシーンで最も仲良くしているバンド、Far Franceのボーカル
/ギター、英真也との対談です。彼らのトークを是非楽しんでください。

* * *

英真也(以下:英):「阿部さん死んじゃったね。俺びっくりして。」

青木竜太郎(以下:青木):「俺実はミッシェル全然聴いてないんだよね(笑)。」

英:「あ、イタタ(笑)。距離があるな。じゃあ青木君の中のカッティングヒーロって言ったら誰?」

青木:「ジョン・フルシアンテとかになるのかな。わからないけど(カッティングにあまり興味なし)。」

英:「俺はやっぱり阿部さんか、ジュディマリのTAKUYA。」

青木:「ああ。」

英:「すごいびっくりしたよ。」

青木:「俺だからさ、ミッシェルとか、ゆら帝とか、聴いてないのよ。」

英:「そうなんだ!え、意外だな。何聴いて育ったの?」

青木:「まあニルヴァーナっ子だよね。基本的には」

英:「基本的に洋楽?」

青木:「そうだね。そこが原点なのかな。」

英:「そのアルバムだけど、もろ今の日本のアンダーグランドの中で、ここまでストレートにグランジと
か、パンクとかハードコアとかやってるバンドいないなって思って。」

青木:「そう?ストレートだった?」

英:「すげーストレートだった。」

青木:「それは新しい意見だな。」

英:「逆にね。俺そこがくるガーの良いとこだと思うんだよな。ここからどう伸びて行くかがのはまだ
ちょっとわからないけど。今のくるガー俺結構完成されちゃってるなって。」

青木:「あ、サウンドがって?」

英:「そうそう。気がしてて。うちのバンドはそうでもないんだけど、こうリフをめっちゃ押すじゃん。
俺それがすごい気持ちよくて。そういうバンドいねーなって思ってたから。」

青木:「確かにリフ中心のバンドってあんまいないかもね。」

英:「いないいない。まあ結構変化球みたいなバンドが多い中でも、あそこまで直球にやってるのは格好
良いなって思って。なんか、本当にいないな。あんまりあそこまでガッツンってやるバンドいないなって
思って。それが今回の音源ですごいバランスが良くて、良かった。」

青木:「じゃあ何聞いてたの、英君は?」

英:「え、いつぐらい?小中ですか?」

青木:「ここが原点、みたいな。」

英:「原点・・・今そのファーフランスをやる上でってこと?」

青木:「いや、英真也の。」

英:「なんだろうなー。一番最初にそういう気持ちで聴き始めたのがコーネリアスで。小学校ぐらいに
『ファンタズマ』を聴いて、なんかお洒落格好良いなって。それに憧れてみたいなところは。やっぱアートワー
クな面だとか。サウンドは全く違うけど。アートワークとかはすごいお手本にしてる。やっぱサウンドだと
ナンバーガールとかになっちゃうかな。」

青木:「それはすごいわかるね。」

英:「あんま言いたくないんだけど笑」

青木:「俺あの辺の王道の日本のロックで初めて格好良いなって思ったのがナンバーガールで。それが
高3の頃だったから結構遅かったんだよね。俺邦楽聞いてなかったからさ。洋楽しか聞いてなかったから。」

英:「洋楽だけっていったら、他は?」

青木:「ニルヴァーナはすごい好きで、そこからソニックユースとか、サブポップら辺とかさ。あとは
スマパンとかを聞いてて。でソニックユースの来日公演を一回見に行って、その時前座があふりらんぽだった
のよ。それでオオってなって。でそこからルインズとか。」

英:「あ、日本のほうに。そうなの。」

青木:「そのルインズとか、メルトバナナとかさ。」

英:「日本つってもそうとう濃い。」

青木:「そこを行ったあとにナンバーガールとか聞き始めたのよ。」

英:「あ、戻ったってこと?」

青木:「そうそう笑」

英:「でもやっぱ基本的には日本のバンドって言っても、海外を拠点にっていうか、海外で人気のある
バンド?」

青木:「ボリスとかさ笑」

英:「そっち系笑 なるほどね。くるガーはどうなの?海外進出とかしてみたいの?」

青木:「それ紀夫さん(SuiseiNoboAz)とかにも言われたんだけど笑」

英:「マジでね。この前対バンしたmojaってバンドがいて、この前ヨーロッパ行ってて。去年もほぼ
ヨーロッパ回ってて。でこの前聞いたらうちはやっぱ日本より海外のほうが受けが良いんだよねみたいな。
くるガーもそうだなってすごい思う。」

青木:「いやーどうなんだろうね。」

英:「ファーフランスは俺海外ではウケるバンドではないと思う。本当そのくるガーのそのリフ押しって
いうのはすごいわかりやすい、良い意味で。だから誰でもノれるし。」

青木:「それはでも高橋恭平にも言われた。なんか、洋楽っぽいとこがあるっていうかさ。まあよく
わからないんだけど。」

英:「且つなんか歌詞の世界とかは日本の和風なところもあるし、メロディーの載り方とかは和風なとこ
ろはあるから,結構海外、外国人としては。でリフはもうグランジ直系で、且つその日本の良いところ、
日本のバンドの良いところもあるって言うのが俺強みなんじゃないかなって思って。その辺どうなんすか?」

青木:「結構言われるんだよ、そういうことは。でも自分は何も意識してやってるわけじゃないから。
だからわからないよね(笑)。」

英:「でも行けるものなら行きたい?」

青木:「まあ聴いてもらえれば良いんじゃないかな、誰かに。ライブはでもやりたいけどね。」

英:「それこそメルトバナナみたいに東京より海外でも充分面白い気はした。」

青木:「やっぱそういう感じはする?」

英:「するね、俺は。すごく。すごくする。『でとらけ遊園地』聴いて一番思ったのはそれ。トータルで
聴いてみて。それは日本で売れないわけじゃなくて。そういう意味では海外でやったら面白そうだなって
いうのはあった。」

青木:「それは他のインディーズのバンドとかでは感じるバンドはいる?」

英:「mojaは確かにそんな感じかな。うちらの周りは・・・でもなくねーか?ギリスイセイって感じかな?」

青木:「マヒルノとかは?」

英:「マヒルノは確かに受けるかもね。ヨーロッパでもろプログレ好きとか。マヒルノは確かに海外でも
行ける感じはあるね。例えばオワリカラとかうちとかはちょっとまた違うかな。サイケってウケるのかね、
向こうで?」
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