Mess-Age NIGHT "RAP SOUND BURGER" Release Party@LOUNGE SQUALL



ORIGINAL SENDAI RAPMASTERSが揃う! 仙台(宮城)を中心に東北六県からそれぞれ地元で活動するアーティストが参加したコンピレーションアルバム「RAP SOUND BURGER」のリリースパーティあっと仙台。ちなみに以前妄走族が来たときと同じくNIGHT HEAD presents。

OPENは9時からだったけど少し遅れて9時半ぐらいに到着。しかしOPENはまだのよう。人がいっぱい入り口付近で待っている。少しすると、リハが終わって準備ができてきたのか参加者ぽい人たちが続々と出てくる。顔もわかって見かけたのはKUTTS、U-ZIPP(ENBULL)、RED ABI,SHINYA(NO.1 BLOCK)、など、MARKIE(TATE&MARKIE)もいたかな。10時ちょっと前ぐらいになってようやくオープン。


LOUNGE SQUALLは初めて行ったんだけどすごくいい雰囲気の箱だった。オシャレでカッコいい感じ。しかもビルの6階にあるから景色もいい、かも(街の中心だから周りビルばっか笑)。
まずはビールでもと飲みながらフロアをふらふら。この日だいぶ歩き廻ってちょいと疲れてたので座って飲んでた。DJはだれだったかわかりません。スミマセン。しかし、そんな感じでボケーっとしてると突然聴いたことのあるイントロ。なんだっけーと思ってたらI-DeAの「きょく feat.L-VOKAL」。イ、イカス。この曲去年すんげー聴いたよ。嬉しくて立ち上がる。続いて女性DJ from NIGHT HEAD DJ CHIKA。フロアでなんとなく揺れながら過ぎた。11時半ぐらいになってLIVEのスタート。

一発目はROOKER。ソロのMC。あまり、印象に、残って、ません。う〜ん、て感じ。続いて女性MCNEMO。行ったことはないけど確かMC BATTLEのホストMCとかやってる人だったと思う。ぶっきらぼうな感じのラップ。言葉が聴き取りにくいのがあったけど仙台でフィメールラッパーってあんま見たことないから楽しかった。最後に同じクルーというSUNZLUCKの二人を呼んで1曲。次は福島から来たという女性二人組みMirror★Mirror。同じ服着てフード被ってサングラスかけてってな感じで二人の見分けは不可能でした(笑)。歌とラップ両方使いわけて聴かせるスタイル。息もあってて楽しい。2曲目のレゲエっぽい曲がすごい良かった。惚れた(笑)。最後は先ほどのNEMOを迎えて女三人の曲。これもなかなか良かった。この人たちまた観てみたいな。次は先ほどのSUNZLUCK。無難な、感じ、だった、と、思い、ます。ここまでBoo Bie Trapっていう同じイベントのクルーらしい。
次はJUGEM GENOM JUNKTIONクルー。最初はCSMC'SMOGITATE N&JのJの方(?)のソロ。Technical Higer Clanの僕の好きな方角張ソロ。MC アカマ。1曲か2曲ぐらいでどんどん交代していった。角張とアカマはやっぱ良かったなー。アカマのLIVEはいつ観ても楽しい。次はMOGITATE N&Jとアカマで1曲。CSMC'Sと角張で1曲。MOGITATE N&JはB-1 GPの時も思ったけどあんまりうまいってわけではないんだけど、リリックに合わせて動きつけたりとかして魅せるLIVEするなー。B-1 GPのときにやってたクルー全員の曲も聴きたかったな。JUGEM GENOM JUNKTION crewすごく興味あり。この人たちが出てるイベント行ってみたいな。

LIVE 第一部が終わり次はDANCE TIME。ROBOT K-Gが出てきて『みなさん気持ち7歩ほど下がってください』とフロアにスペースを作る。移動してもらってる間に軽くフリースタイル。準備ができるとスタート。FIRE GIRLSKaNaRIaRaf D.I.A.だったかな。そしてB-1 GPのときもかっこいいなーと思ったFi-BOOGIE BROTHERZ。男5人か6人で、テンポが良くてソロパートもそれぞれかっこよかった。最後はあのRATHER UNIQUEと一緒にダンススクールをやるという6人組RUMMAGE。全国区で有名だそうだ。かっこよかった。お客さんもいい盛り上がり。

次は妄走族のときもノリノリだったDJ 420 DA RYUSUKE。今回もガンガン盛り上がる選曲。洋のHIP HOPほぼ知らない僕にとってはやっぱりこういう選曲の方が普通に楽しいや。踊る〜。続いてDJ BASEのTURN TABLE SHOW。うーん、こういうスタイルなのかもしれないけどやっぱりリズムがなくなるのはちょっと僕は良いとは思えないなー。リズムにノって頭揺らしながら見続けれるのがいいんだけど、スクラッチに凝ってそのノッてたリズムはなくなっちゃうとあれあれ?って感じになっちゃう。わかりづらい表現でゴメンナサイ。DJ KENTAROが『リズムキープは常に気にしてる』みたいなことなんかのインタビューで言ってたけど僕はやっぱそういうスタイルの方が好き。

そしていよいよ第二部。コンピに参加したメンツのLIVE SHOW。ちなみに人はすごいいっぱい。もちろん入らなきゃ嘘だろって感じだよね。いい盛り上がり。一番手はNO.1 BLOCKのメンツを引きつれいきなりCUZ SICK、DJは山形からかけつけたDJ FUSE。楽しいLIVE。1、2曲やって「BOYHOOD」。リリック中の『ちなみにバースデイは3月10日』ってとこで止めて、おめでとー。『まぁ来週だけどねー』と言いつつもプレゼントとTATEとSMCのSHAGAKU THE HEATを迎えて「Reality」。TATEの声って良く響くってわけじゃないんだけどすごくかっこいい声してるなーといつも思う。HEATも低音のイカシタ声。最後は『説明はしない歌詞を良く聴いてくれ』と「エノラゲイ」この曲はかっこいいな。『後でORIGINAL SENDAI RAP MASTERS出てくるぞー』って何回も言ってた。楽しみだ。
次はRED ABISHINYAの二人を中心にNOBで。コンピに入ってる「B-Side」など。RED ABIは長いことCUZ SICKのもとでやってるだけあって正統な後継者って感じ。インパクトあるスタイルではないけど好きだなー。
続いて楽しみにしてた秋田BU-RAI-SMOKER。1曲目は「ドンスタ79(?)」。ちょっとはっきりしない感じの曲だったかな。そしてみんな待ってたって感じで「なまはげブレイク」。イントロのフリースタイル的なところからもうワクワクしてくるね。声高い人が獅子丸かな?音源以上にすごい高い声。こういう人ってそれだけで強力な武器だよなー。声にしてもフロウにしてもこの三人はバランス良い。ただ、なんか妙に力が入ってる気がした。音源ではユーモラスなリリックを飄々とラップするスタイルが魅力なんだけど、このLIVEでは力入っててそういう魅力が薄れちゃってるかなと思った。
次は福島レペゼンSISTA AKI。二人のダンサーを従えてのLIVE。自分も踊りながら唄う。おぉーアーティストだーって感じ。フェイクかけたりするところは力強くてすごくいい声なんだけど普通に歌うところはトラックに負けちゃってる感じがした。すごいうまいんだろうけどなぁ。2曲目はMONO M.I.C.を迎えてコンピ収録の「Changing Heart」。4WDは着ませんでした。MONO M.I.C.の気持ちいいフロウ好きだなぁ。途中から『今日はこの二人ということで特別バージョン』と言って激しめのトラックに載せて「Changing Heart(別ver.)」。なんかこれは元の曲の雰囲気ちょっと壊しすぎちゃってるかなと思った。
続いて岩手盛岡DOPE MIX&UG。DOPE MIXがどういう構成なのかわからないけどこの日はUGと二人。音源で感じた通りDOPE MIXの人の方はラップのリズムがはっきりしてなくてちょっと厳しい感じ。それに対してUGの方はけっこうカッチリしてて良かったかな。2曲目「宴」でも同じ印象。でもこの曲はフックがすごい盛り上がるね。このフックはうまいなー。『みちのく発 我が一族立つ♪』ってみんなで歌ってた。
次はまたDJ FUSEが出てきて山形ALLSTARZ。1曲目はGENSYSORABIG FACEの三人で「MOUNT FORM」。仙台勢以外で唯一知ってる人たちなので気分上がる。フックの『マウントフォーム!』ってとこ自分も叫んでた。2曲目は五人揃って「ADVENTURE」。でも曲としてはやっぱりさっきの三人が中心なのね。実際、他の二人ケンボー収斂はちょいと厳しい。山形ALLSTARZのメンツはみんなはっきりとした個性がないんだよな、例えば秋田とか仙台SMCとかのように。だから音源だとどうしても微妙な印象に。でもLIVEだとそのベタベタさは盛り上がるところでもあるんだけどね。個人的に頑張って欲しい人たちなので何かもう一つ強い魅力を。
終盤も近づき、次は仙台SOUND MARKET CREWDJ ISHINO THE ORIGINALのスクラッチ、『これから音楽を流します』から1曲目「Steppin'」。SMCの自己紹介的曲。ユーモラスでファンキー、正にSMCって感じの曲。「スキルドカン」のフックも混ぜて更に盛り上げる。次はコール&レスポンスと、『I say "SOUND", you say "MARKET"』『I say "SOUND", you say "BURGER"』とみんなでコール。そして次の曲は「EVOLUTION」。この人たちはいつ観ても思うけど、やっぱりうまい。GAGLEみたいにすごくガッチリしたLIVEする。特に惹きつけられるのはmica the bulwark、かっこいいなー。ただ、「EVOLUTION」もそうだけど音源だと印象が薄くなってしまうのはなぜだろう。LIVEで聴いてすげーいい曲だなって改めて思った。
そして東北六県の最後、青森八戸からSHU-PEITATEの二人組みHACHINOHEADS。1曲だけ「HACHINOHE」。音源だとSHU-PEIがどうも弱くてバランス悪かったけどLIVEではそんな感じはあんまりしなくて良かった。TATEの哀愁漂う良いトラックに気持ちよく。
そしてそして遂に遂に、ORIGINAL SENDAI RAP MASTERSの登場。CUZ SICK, TATE, KUTTS, HUNGER, U-ZIPPLAINの五人が一気に出てきて会場も一気に盛り上がる。この五人が同じステージに登ってるってすごい光景。ドキドキワクワク。『やるぞー!』って感じで曲スタート。お客さんもステージ前に詰め掛ける。曲始まった途端もみくちゃ。すごい盛り上がり。リリックのいろんなところを合わせて叫ぶ。HUNGERの『や〜れんそ〜らん歌♪』のとこ合唱してるのには笑った、自分も言ってたけど(笑)。 フックの『れぺぜん れぺぜん』もみんなで手上げて合唱。ステージ上のみんなもすげー楽しそうだった。こっちもマジ楽しい。 曲が終わった後はメンバーそれぞれが交代でひとりずつ紹介。U-ZIPPは『サービス サービス!』と言ってフリースタイルも披露。速っ(笑) 速すぎて言葉は聴き取れないけどフロウの作り方がおもしろい。かっこいい。英語のラップ聴くようなものか(笑) 『3月20日のベガルタ仙台のホーム戦でまた五人でLIVEする』とのこと。行きてー。 そんな感じで名残惜しくも去って行きました。LIVEは終了。

その後はDJ K-SUKEDJ トシロウ(?)などが回してた。DJ トシロウ(?)が途中なんかいわゆるHIT曲的なすごい有名曲を続けてかけて盛り上げてた。

結局5時過ぎぐらいまではフロアでふらふら揺れてたけどだいぶ疲れてきたので少しの間座って5時半過ぎぐらいにLOUNGE SQUALLを後にしました。


というわけで「RAP SOUND BURGER Release Party」、楽しかった。ラストORIGINAL SENDAI RAP MASTERSのときはすごい盛り上がり。最初の方にも書いたけど東北コンピのリリパで、仙台で、みんな揃って、人入らなきゃ嘘だし盛り上がらなきゃ嘘でしょう。全体的に一体感のあるすごくいいイベントだったと思う。
ただ、リリースパーティ東北六県ツアーって、「仙台・東北から全国へ」って意思のもとにやってるのにそれだけじゃ意味ないでしょう。それじゃ結局内輪だよ。中心の5人それぞれ全国各地にツテあるでしょう、それ利用してでもいろんなとこでもっとやってかなきゃだめだと思う。物販なんかもしっかりやってCDも全国で売らなきゃ。せっかくのこの企画、もったいないぞ。


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