AI / ORIGINAL A.I.


『Get the hell out of my life!』


「DEF JAM JAPAN第一号B-Girl」のキャッチフレーズのもとデビューした唄、そしてラップもこなすかっこいい女の子(ということで)。
R&Bアルバム初感想。

客演仕事ではラップが多い彼女ですがこのアルバムではほぼ唄。
いや、いいですわぁ。なんかデビューシングルの「最終宣告」聴いた感じではあんまり印象残らなくてそれ以降のはちゃんと聴いてなかったのですが、これはちょっと好きになってしまいました。

なんていうか、王道的なもの感じます。はっきり言ってそんなもの全然わからないんだけどね(R&Bマニア様勝手なこと申し訳ない(笑) なんとなく言ってみたいでしょそういうこと(笑))。サビとかの声の重ね方(ハモリ方)とか、「なんか聴いたことあるなぁ」みたいな。別になにかに似てるってわけじゃないんだけど、やっぱりそれがゆえにすんなり聴けるっていうか。うん。とにかく気持ちいいんですよぉ。

とくに「Summer Time」が好き。すんごくさわやかな感じで、歌詞もいいですね。恥ずかしくなります。うふ。

上に書いたようにこのアルバムほぼラップはありません。でも突然出てきます。しかもいきなり声変わるし。かなりビビリます(笑)。この人のラップ聴いたことない人は「ダレ!?」って思ったりするかも。
ただ、正直そのちょっとさえもいらないかなぁって思えちゃうんですよねぇ。それだけ唄が心地いいというか。

さて、中でも感動してしまったのが「My Friend」。曲が始まった瞬間からのアコギ(アコースティックギター)の音がやばいです!もう...最高。てか僕すごくアコギの音好きなんですよね。一時期僕も弾こうと思いました。本物の音楽センスのなさにあきらめてしまいましたが...。話を戻して...、タイトル通り友達へ向けての曲で、歌詞も唄も素晴らしい。


そういえばSphere of InfluenceとDABOが参加してます。スフィアとAIの絡みはなかなかいいですねぇ。「Luv ya」もいい感じでしたし。あのガラガラ声じゃなくてこういう柔い声でラップするスフィアは好きです。DABOはいつもの感じ。言葉の使い方はやっぱりうまい。でもリリックの内容的にも曲的にもあんまり好きじゃないです...。


上のリリックは「最終宣告」より。キツーイ一言ですね。ちなみに最終宣告で始まり最終宣告で終るアルバムの構成。「最終宣告」あんまり好きじゃないからちょっとね。ベタベタでも「My Friend」で終らせた方が良かったかなぁ。


とはいえ、とにかく全体的に心地よく聴けるいいアルバムです。ただのR&Bアルバムって久しぶりに聴いたので新鮮でよかった。みなさんお薦め教えてください。

戻る