花畑



<D THE 369>
花畑から川越えてその向こう側 前人未踏の黄泉の国を語る嘘くささ

<ツボイ>
未開拓のいがいばくを潜り抜けて膨張する真の底の強情と規格外の衝動

<D THE 369> 穴だらけな身体離れ暴れだした魂 終わったはずが新しい楽しみの始まり

<ツボイ>
真下に弧描いて先を伏せる嗜みは単独な堪能と伴奏する三峰

<D THE 369>
感動の結末後手付かずのLとR 耳の奥のエスカルゴ軽く振るわせる
カルト 人間の限界求めた未知数の不思議な力もたらすこめかみに集光

<ツボイ>
ご愁傷様の後に更に深く急所を突くサディスティック行為たちと興味たぎり集合
どうせいづれ行くのならば今のうちにブンっと後ろ足を前に出して粉骨する分党

<D THE 369>
三角の白い布か頭の上の輪っか赤く染まる池を端から渡るバタフライ
ハートビート幻覚か 後引くマゾヒスト その後を知る喉元ほどもろに本物を見る

<ツボイ>
今度こそに愛想尽かし賽も投げる どうか自虐的な自縛操作ぶんで匙も曲げるようだ
最悪を最良に変えるような効果 動機付けは腰に下げて僕見下げる王だ

<hook>
反省と安定と相対する 短命な感性が栽培する
賛成も反対もまるで見当たらなくなって 大体や曖昧が災害奮う

<ツボイ>
腕白なランダムが感覚を捻り曲げて捻じ切られた判断が乱雑する

<D THE 369>
狂える眠りは安らかなはずだから 微かな間空けるだけで淡白な丸裸

<ツボイ>
僅かながら割るのならばやれるはずだと高をくくり まだのくくりくぐり抜けてどこまでも底上げ

<D THE 369>
転がれば転がるだけ奇抜な音は出る 誰もやってくれないなら俺がやるまで

<ツボイ>
代わり映えを塞ぐ当たり前に唾を吐いた 重ね重ね曲がりたくて爪の裏を掻いた
止め処なさに曲がるだけに派手に煙に巻いた 思いつきを形付ける為に蹴る二枚刃

<D THE 369>
思い残す事のない今にしがみつくより 曇り空のそのまた上見下ろすその蛾の群れ
真ん中に居られない端の人よ空振れ 細かく手入れる最愛なる漠然

<ツボイ>
これもそれもあれもどれもすべて詰めて暇と化せる予定調和うちろなしの自我問われるそうざ
結果的な結果だとか見た目よりは要は詩的的に刺激的だこうやろうが勝者

<D THE 369>
目を閉じてみたら初めて目が開いた 聴こえなかった音まで感じられるようになった
死んだはずが新たに生まれ変わった感性 そう天然色の中で映える濃いグレー

<hook>
反省と安定と相対する 短命な感性が栽培する
賛成も反対もまるで見当たらなくなって 大体や曖昧が災害奮う





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