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希代のシンガーソングライターとして一目を置かれている我らが大久保欽哉。その経歴は実にユニークなものでありいつか本人がその気になれば語るときも来るでしょうが、現microhoopの児玉昭弘氏率いるオーギュスト、その後フラメンゴギャラローを結成、ギャラロー活動休止後に結成したのがFuttongである。大酒飲みで下ネタ多いのがタマに傷であるが、日々生まれくる彼の曲たちはどんどんその作風を広げていてとっても興味深い。ブルージー、フォーキー、ディスコビートからゴリゴリのハードロック・テイストまで、Futtongレパートリーはかつてのギャラロー色とはまた違う可能性を感じさせてくれる。 |
フラメンゴギャラロー時代より、歯切れの良いドラミングとホットなキャラクターでバンド・サウンドの骨組を支え続けるのが貝田さん。彼こそはある意味でギャラロー時代より大久保さん楽曲の最大の理解者であり、彼を通じてギャラロー、Futtongに夢中になったひとたちは数多い。伝説の立教大学音楽サークル出身であり、サークル時代に相当鍛えられたと思われるドラミングは、どんなタイプにも対応できるのでは?と思うえるほどに柔軟性がたっぷり。特にFuttong以後は16ビートよりのダンサブルなリズム・アプローチも魅せてくれたり、リーダーシップ性も発揮したり以前にも増して精力的! |
三度の飯よりもギターが好き!…クロスロードの悪魔はおろかイパネマの娘にまで魂を売り渡してしまったギター・クレイジーといえばまさしくユウジ氏。幅広い音楽ジャンルのギター・スタイルへのトライアルに余念がなく、Futtong用に購入したストラトキャスターのほかにも、ES-335、さらにガット・ギターでボサノヴァを習得するなど、その探究心にはいやはや恐れ入るほど。Futtongではクロスオーヴァー・テイストを加味した繊細なギター・プレイで、大久保レパートリーに新たなスパイスを注入し続けている。いつかギャラローのハッシー先輩とのギター・バトルも実現させたいですね。 |
Futtongの中でサークル時代の先輩後輩社会がいまだ健在なのは知る人ぞ知るが、その立て社会を超越する天然担当といえばこのサンモリ氏の他ならない。FM NACK5リスナーであり宿敵矢井田瞳を除く幅広い音楽に精通した音楽性を武器に、ムーンの5弦ベースとコーラスでFuttongサウンドに新しい風を吹かせている。ゴリゴリのベース・ラインからソウル・フレーヴァーたっぷりの軽やかなラインまで、いろんな表情を魅せるベース・プレイと貝田さんのドラミングとの絡みは、まさにバンド・サウンドの核と言えるもの。歌心があってそれをちゃんと感じさせてくれるところが彼の素晴らしさ。 |