MC 篠「軌跡」第三回

軌跡も第3回となりました♪
前回とりあげた三木道山がいまやオリコンを牛耳るように なっていて正直驚きました。笑
ちゃんとプロモーションすれば売れるんだよ。ほんとに。
まだまだ素晴らしい作品はた〜っくさんあるしな。ほんとに。

今回は誰をとりあげようかなって考えてたんだけど、なんか 俺のラップ論みたいのを書きたくなったので書きます。

え〜私、篠原はラップをはじめて2、3年くらいになるのかな? まぁその「はじめる」ってのも曖昧で、
はじめてステージに立ったのは 大学2年の5月5日でした。
当時はなにもかもを勢いにまかせる かんじで、今そのテープとか聞いても結構好きです。笑
韻が甘くても、内容が浅くても、インチキ英語みたいのは一切なく 言いたい事言ってるかんじで。
俺は無条件に響く表現への上限無き挑戦とかいって ラップやってるんですけど、それがなんなの?って 思う人も多いと思います。
今それようの曲を書いてるんだけど、その内容みたいなものを 書いてみようと思うわけです。

まず無条件ってなんだよ?と。 よくいるじゃん。
外国のラップしか聞かないとか、チャラいのは 聞かないとか、いろいろ。
でもどう考えても誰が聞いてもいい曲ってあんじゃん? 「ボブマーリーは俺嫌いだよ」なんて奴俺は聞いた事ない。
でも彼は外人で俺らにしてみりゃ言葉もわかんない。
ゴールデンタイムのテレビの歌番組にでてるわけでもない。
でもみんな知ってるじゃん?響いてるじゃん?
歌詞わかんなくったって外人の曲で泣いちゃうことあんじゃん? 響いてるじゃん。

んなかんじです。

んでもってラップにしろなんにしろ、音楽って表現だと思うわけです。
まぁこれはあんま説明のしようがないけど、そ〜でしょ?実際。笑
んで上限無き挑戦ってのがポイントなんだけど、やっぱ そんなの到達できねぇべ。って思うのよ。 「

あ〜俺は無条件に響かせることのできる表現者だぁ〜」
なんて本気で思ってる奴なんか、世界中みてもいるのかね? いるとしたらそいつは本物かどうか疑問だね。
自分の中で思うことがあってそれをメロディーにしたり歌にしたり 感情的な部分って大きいと思う。
その感じ方は人それぞれだし、 そこまで計算して曲なんか創れないじゃん。
そんなことできる奴 なんていないじゃん。
そこがまたいい所だと思うわけ。

でも理想は高くさ。いつまでも挑戦者で。

どこまでいったって終わりなんかないんだよなって。
売れれば良いってもんじゃないし、自分のやりたいこともやんないで そんなもん創れるもんじゃないと思うわけ。
世の中にレコードとして売り出された曲以外にも、実際やっばい 作品ってた〜っくさんあると思うわけ。

世界中に眠ってんだよ。絶対。

なんか俺はいつまでもそういうのを追いかけていきたいな〜と 思うのです。
俺の夢ってなんですか?って言われて簡単に 答えられないけど、
俺は俺のやりたいことを俺のやり方で 俺のスタンス崩さないでやっていくことなのかなって思うのよ。
非常に抽象的だけど。

俺は来年からリーマンだし、今だっていろ〜んなしがらみがある。

それは誰だってそうだと思う。
だからこそ、俺の音楽だけは、俺のやりたいように、誰からも 指図されないでやりたいわけ。
俺の友達で「HIPHOPは俺を俺でいさせてくれる場だ」って奴が いるけど、非常に共感できるよね。
ん?なんだ?結局自己満足かよ、おい。って思った人も 多いでしょう。

そ〜なんですよ。自己満足なんですよ。

でもそれを良いと言ってくれる人もいる。やめらんね〜って。

なんて素晴らしいんだ音楽は!爆

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