向次郎チャート02年最初の向次郎チャート。気合い入ってます。

1位YELLOW ANIVERSARY 12inch set
今年で満10歳をフランソワケボーキアンのPLAYにより迎えた日本のクラブの総本山YELLOWの十周年企画盤。
とにかくGOLDなき後のシーンを支え、誰が何と言おうと素晴らしい文化、そして思い出を作り続けてきたYELLOWが選ぶ曲達!!
そしてIBADANからリリースされてんです!!いやはや・・・。こんな事が出来るのはここしか無いです。
んで中はこれまた皆がアナログで欲しがっていた曲達です。
個人的にはシャンテムーアのTHIS TIMEがうれしい!!本当に涙が出る名曲です。。こんな曲があるからクラブに行って感動したくなります!!

2位 最近のリリースの中ではとりわけヘビープレイしてます。特にハウスのDJは皆こぞってプレイ!!
先週の夢舞@MODULE(EX CAVE)ではDJ SHIBATA(VIRGO VIBES).DJ HIROKI(MANHATTAN RECORD3)が日に二回もプレイ!!
女の子は絶対やられます。。

3位NEEDS/BROTHER(RED MOUNTAIN ALCHEMY)
NEEDSは凄く雰囲気があって時には黒く、また時には気品さえ漂わす感じで大好きなんだけど、、
これは1、2年まえに長谷川賢治サンがプレイしてました。
何かURとかに通じてまたジャジーなフレイバーもあります。

4位MAW/LOOP
MAWの最近のリリースは特にクラブよりの作品が多いけど、個人的にはこれは結構好き系。
ただもう少し音楽性重視(ダンサブルと言うより)の作品が聴きたいなぁー。
個人的にはKENLOU名義で作ったクラブでもプレイ出来る系のトラックが好きです。まぁでも彼等はさすがに質は高いです!!

5位TRIBUTE TO SHELTER/FAT BOY SLIM
ELECTRA GRIDEでもアゲアゲプレイと悪戯により!?盛り上げてくれたファットボーイスリム。
ただし今回の曲は今までのSKINTリリースの中でも最もクラブ系と呼べるトラックでは無いでしょうか?
PETE PHELER REMIXがオススメ!!
最近はファットボーイスリムにしてもケミカルブラザーズ(BEGAN IN AFRICA)にしてもクラブでプレイされてアンダーグランドヒットし、
セールスを呼ぶと言う健全な形でのヒットがまた増えてきた気がします。
ただクラブに行かないと一歩遅れると言う厳しい環境でもある訳だけど・・・。

今回のチャートはある意味ビックヒットよりクラブヒット(もちろん僕ヒット!!)の作品が多いです。
いわゆるセールスってやつは公平に音楽で判断されると言うより雑誌やテレビってやつが生む物だと本当に思います。
ただしプロモーションは確実に必要な物で僕が言っているのは意識操作の為のプロモーション。
これは確実に情報を不明快な物にしていると思います。
東京のクラブシーンは日本のシーンに凄い影響があるし東京に習えって所も地方出身のDJの僕としては凄いある風潮だと感じてました。
まぁ変わってはきてるけど(地方特有のシーンも関西を中心に出来てきてるって話は聞くし)やっぱ東京って気になると思います。
そこでメディアによる変なプロモーションは誤解を様々生むと要因になってると・・・。
結果トランスシーンやヒップホップシーンは変な角度から片寄った見方で見られてる部分は大きいし、
クラブって言う物への誤解も大きくなっている。
つまりその人がその場所で感じるべき感情があまりにもメディアにより画一化されてるんじゃないでしょうか?
まぁメディアはそれが目的なんだからそれは何も言うつもりはないんだけど、
個人の意識が簡単に操作されるのはあまりに消費的なんじゃないでしょうか?

CDチャート

VARIOUS/LOVE JAZZ
これ以上無い位甘いジャズばかりを集めたコンピレーション。
寒い時期に何かと人肌恋しくなる人にとって究極の選曲です。CALLING YOU.MISTY何て言う大ネタばかりで入門にもよし!!

HMV CON/ALL THAT FUSION
これはフュージョン好きは皆知ってる名曲が入ったコンピです。これだけの曲が一枚のコンピに入っているのは凄い事だと・・・。
中でも僕はたまにTHE BRECKER BROTHERS/SOME SNUNK FUNKをプレイしてるんでうれしいっす!!

DE LA SOUL/ AOI:BIONIX
やっぱこの人達はなんか買っちゃう!!特にブリブリベースのBABY PHATはヤバめのトラックと絶妙のボーカルエフェクト。
何か今っぽくはなってるけど・・・。

WU-TANG CLAN/IRON FLAG
ちなみに女の子には一切おすすめできませんが、めちゃ強そうなWUが帰ってきた感じです。
ジャケからしてメスを捜してしまうのはまだ僕が高校生の頃の気持ちを忘れてないからでしょう。

CO-FUSION/CO-FU2
マニアックラブ、そして日本、世界のテクノサウンドの顔として活動しているCO-FUSION。
今回の作品もブレークビーツを中心にフロア、リスニングとどちらにも対応できる内容になってます。
インテリジェンスと狂気の狭間!?

今回のCDは新譜を中心に挙げてみました。冬って事を意識した割に最後の方は本当に好き勝手に書きました。まぁ良いか・・・。
取り合えず皆ジャンルにこだわるのは本当にもったいないから色々な音を聴いてみよう!!
最後に今年も遊びに行ってしまった(ELECTRAGLIDE@幕張メッセ)のCDが発売されているんでこれも要チェキ!!
なんせ約2万人のミュージックラバーが集まるクラブ系音楽最大の祭典!!

その為にDARREN EMERSON(EX UNDER WORLD)が曲まで作る盛り上がりっぷり!!
日本から世界へ!!エレクトリックミュージックも発信されていきます。
2002年から5年は日本の音楽シーンが激動の時代を迎える楽しみでまた、本当に何か起こりそうな時代です。
僕は予言します!!これからの国内アンダーグランドシーンは絶対おもしろい!!!!!

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