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words / katsuyuki chigono



冷たい風が心をひとなでした 本当はそう離れたくないのに
心とはウラハラ現実に屈した 本当はそう離したくないのに

今も指先は君のカタチをなぞるけれど
鳴らないベッドが僕の重さだけ
もてあましてる事がせつない

今夜も独り流す涙を 遠くから優しく照らす
わずかな光でも暖かくもある
だから今はそっと そばにいて・・・


「私の気持ちわかってはくれないね」
君はそうただつぶやいたのだけど
「離れていても心は通じ合える」って
信じてたのは君だけじゃないのに

夜の二人には言葉は一つもいらないけれど
何より素直な君の身体だけ
軽く感じる泳ぎの中で

今夜のうごめく影の行方を 遠くから静かに照らす
わずかなしぐさでもう君は過去になる
だけど今はまだ そばにいて・・・


今夜で終わりにするって言葉を 遠くから黙って聞かないで
最後に欲しいのは温もりじゃなく
いつまでもそばにいること
もう一度だけ言って欲しかった・・・



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