nostalgic autumn

music
words / katsuyuki chigono



不満があったわけじゃない
退屈に飲み込まれてしまった
安らげる場所は欲しかったけど
今の飛べる自分を試したかった

周りはピエロ 真っ白な心は 複雑なメイクに染まろうとしてた

今は背を向けた僕に 両手広げて
ずっと変わらぬ笑顔で 「おかえり」と囁いて
今一度君に 背を向けるけど
また戻って来るよと 背中で約束を


小川のような時の流れが 心の角を削り取って
とげとげしかった僕には 石ころになるのが怖かった

まともな円さえ 描けなくなった
あの都会(まち)の方が窮屈だった

こんなわがままな僕を 暖めている
君の姿が今は 潤んで見えるよ
いつまでもここに いてもいいよと
微笑みかけるけれど まだまだ飛べるんだ


見上げ続けることに疲れたら また君を頼っていいかな?


いつもいつまでも同じ 温もり届け
君を覆う衣は 鮮やかな紅模様
いつの日か君を 迎えに行くよ
その日まではもう少し 上だけを見続けよう



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