夏のかけら

music
words / katsuyuki chigono



飛び散る波しぶきが 火照るからだ打って
抱きしめても 時は止まらない

潮風の匂い 忘れないよ

染みゆく砂浜 打ち寄せる波間 思い出のかけら


寄り添う海辺に 花火が舞い上がる
響く鼓動 胸に心地よく

散りゆく花には ならないよ

夕暮れの静寂(しじま) このまま二人は 溶けてしまいそう
約束交わした あの日の二人は 夏のかけら


日に焼けた素肌 風鈴の音色 燃え尽きた花火
過ぎ行く季節は 忘れかけていた 夏のかけら



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