こだま

music
words / katsuyuki chigono



いろんなモノに触れてきたから 些細な事に目もくれなくなった
そう全てに免疫が出来て 新しさを感じなくなった

僕らは限られた世界の上で いがみ続ける鉄の独楽さ
回り続けたのは 本当は自分だった

毎日同じ道を行き 心さえも固めてしまったけど・・・

遠くまで響けこの想い 現在の僕(ぼく)を知らない過去(きのう)の僕へ
ただ何よりも迷い続けろと 答えを焦るなと・・・


ありふれた日々に背を向けても あの日の僕にはもう戻れない
そういつの間にかこんなとこまで 流されてきてしまった

僕らは冷たい森の中を 迷い続けるカゴの鳥さ
耳を澄ましても あのこだまは聞こえない

いつからだろう?自分の羽の存在を忘れてしまったのは・・・

遠くまで届けこの願い 現在の僕(ぼく)を知らない未来(あした)の君へ
何があっても信じ続けてと 心を見抜いてと・・・


遠くまで響けこの想い 現在の僕(ぼく)を知らない全ての僕へ
そういつまでも忘れないでいて 今の自分を
いつまでも忘れないでいて 心のこだま



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