Day of

music
words / katsuyuki chigono



12月の夜空は僕に冷たくて 
月の光さえ心鎮めてくれない
妙な胸騒ぎだけが僕を支配していく 
今夜もまた眠れないのかな?

みんなよってたかってあの人の誕生を
祝うわけじゃないのに浮かれ気分だね
架空のプレゼンテーター いつまでも語り継がれる
もしいるなら隣をうめてくれ

一人で泣いてても何も変わりはしないけど
一人で泣く以外に何も出来なくて
今年もまたあの季節が一人身の僕を苦しめる
淡い夢に抱かれたい そんな夢を見る


年を重ねるごとに知らないことを知り
頭ばかりが膨らんで足元がふらつく
恋を知らなければ胸の痛みも知らなかった
大人になるとは耐えることと知った

一人で泣くことに慣れちゃいけないと思うけど
誰かの前でなんか 不用意に泣けなくて
たった一人君に見せた 最後の日の涙だけが
僕の最初で最後の他人に見せた弱さ


いつになってもきっと忘れずにいるだろう
時は止まったあの日の僕のまま

一人で泣くことを覚えた恋の想い出は
降りしきる雪のように消えてくれなくて
今年もまたあのメロディー 街中を彩るイルミネィション
君の幻影に踊ってる 純白のホログラム

忘れたいよ 忘れたくない・・・
さよならのクリスマス


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