6月4日

music
words / katsuyuki chigono



「恋をすると目が悪くなるね」 笑いながら君が言ってた
そんな意味は気にしなかった 今じゃ遠い昔のこと
「最近目が年老いたんじゃないの?」 遠くを見つめ君が言った
その言葉の真意はついに わかることはないままで

ただ僕に「気づいて欲しかったの・・・」と
涙でにじむ 聞き慣れたはずのその声が
「いつもサイン送った」「気づかなかった」
「もう遅いの・・・」とこんなにも遠い 君の声が そう

僕が僕でいられるように 君がそばにいてくれたこと
時が止まりそうな衝撃の中で 心の隅までしみてくる
僕が僕でいられるように 君にそばにいて欲しかった
今では叶わない この手を伸ばすことさえも・・・


『18ヶ月と26日』 不意に君が夢に出てきた
あの日から色褪せない 君はまだ涙流していた

今ならわかる 全てのなぞ駆けの意味
随分遠回りしてきたけれど
”周りが見えない””近くが見えていない”って
君の大切さを 失った今ならわかるよ そう

君が君でいられるように 僕がそばで支えてあげる
今は届かない願いだとしても この想いは変わらないから
例え君が必要としなくても 僕はそばに 居続けるから
この声が届いているのなら 応えてよ・・・


僕が僕でいられるように 君にそばにいて欲しかった
一人よがりの恋愛は捨てて 二人で築いてく本物
君が僕を必要としてくれるのなら 僕はそばに居続けるから
もう二度と離さない この地球が壊れてしまっても
もう二度と離さない 二人が 空へ帰るまで・・・



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