ひよこちんどん柏屋2000年秋中四国縦断ツアー

11/3 岡山市千日前パラソル・ストリート・ライブ出演
11/4 徳島県吉野川ハイウェイオアシス「産業祭」出演
11/5 高知県野市町全日本素人ちんどんコンクール出場


GUEST
 近藤良氏(a.sax)→11.3
赤田光二氏(s.sax,b.sax)、スミー氏(vo+口上)→11.4〜5
林清文氏(a.sax)→11.5
琴蕗百合音氏(マネージャー)→11.4〜5


11/3 岡山市千日前

11.3はレギュラーのケイコちゃんが急な仕事で出られなくなり、
急遽、近藤さん(a.sax)にピンチヒッターをお願いしました。
快く引き受けて頂き、12時すぎから30分程のステージを
無事行う事ができました。その後、ピヨ吉と伊織は「ひよこの
フォークライブ」を試みました。これは今ひとつ準備不足の感が
ありました。3日は画像を撮れませんでしたので以下に四国の
ツアーのレポートと画像を掲載します。               


11/4 徳島県吉野川ハイウェイオアシス


(左画像)ハイウェイオアシスのイベント広場       (右画像)左が尾道の一人チンドン「ヘンリー砂田」さん


朝8時過ぎに岡山を出発。早島から高速に乗り、瀬戸大橋を渡って四国へ。
満濃池の近くのうどん屋さんで本場の手打ちうどんで昼食。
11時前に到着した徳島県三好町の吉野川ハイウェイオアシスは大浴場や
レストラン、動物園、遊園地、テニスコート、キャンプ場、バンガロー、コテージ
などの設備を持つ超巨大な道の駅だったのだ!!
ちんどんのステージは私たちと尾道の「ヘンリー砂田」さん。骨董屋の傍ら
ちんどんなどで活躍してられるいい味のおじさんです。「尾道に来たら是非寄って」
と言って下さった。ステージは阿波踊り「みのだ連」の住吉さんが太鼓で
柏屋ゲストの赤田さあんがバリトン・サックスで参加した。
音楽はこうやってコミュニケーション出来るから楽しい。



(左画像)お客様喜んでくれたかな?     (右画像)柏屋のステージです!


1時からと3時から30分づつ、2回のステージの前半をヘンリーさん。後半を柏屋が担当。
こうしてメインアクトとして一手に注目を浴びてのステージは初めてだなあと思いつつ、
みんなあがる事もなく伸び伸びとステージをこなす。今日初めてやってみた新曲「ひよこがね」も
かわいく決まる。なごやかリラックス・ムードがひよこちんどんの持ち味。子供さんが群れるのもね。



ヴォーカルと口上のスミー、サックスの赤田氏、ギター伊織氏、トランペットのケイコちゃん、チンドンのピヨ吉


ステージを終わって美濃田の淵の奇岩に遊び、おみやげを買い、レストランで食事。
「美濃田の湯」と名づけられた浴場につかり、3つのバンガローに二人づつゆったりと泊った。
この日は比較的のんびり出来たし、過分なギャラを戴いて幸せな一日だった。
公民館の真鍋さんを始め、皆様ありがとうございました。



2ステージ目の終わり頃には陽も射してきた   吉野川、奇岩の名勝・美濃田の淵の夕暮れ


11/5 高知県野市町全日本素人ちんどんコンクール




徳島から高知に入ると一面の霧だった。山を降り、霧を抜けると海に向かって開かれた高知の平野に出る。

野市町に着いたのは朝7時半頃だった。ここが「第8回全日本素人ちんどんコンクール」の舞台なのだ。



朝10時、午前の部のパレードが始まる。「ひよこがね」のメロディにのせて出陣。サブステージで紹介されての

挨拶がわりのひと演奏を終え、450mの商店街を往復パレード。待ち構える街の人たちの笑顔と出会った!



「聖者が街にやってくる」と共にひよこが野市にやって来た。子供たちも大人たちも楽しんでくれる。

屋台が並び、縁台にお年寄りが座り、全国からの素人ちんどんさん達を温かく歓迎してくれた。



喜んでばかりもいられない。全員合奏「竹に雀」を合図に、コンクールが始まった。東京、岡山(私たちとゆばらさんと)、

大阪、広島、九州からのチーム、地元四国のチーム全部合わせて13チームが競う、楽しい真剣勝負の舞台が始まった。


スミー氏        赤田さん       りんさん       ピヨ吉         伊織くん      ケイコちゃん

どのチームも修練を積み、出し物を練ってコンクールに挑んでいた。素人だからと馬鹿に出来ない芸があった。

しかし、結成間もないひよこちんどん柏屋も頑張った。「美しき天然」「鉄腕アトム」「聖者の行進」ゲストの方々

にも支えられ、立派に5分間を演じきった。心地よい緊張感の余韻を胸に我々はメイン・ステージを降りた。



審査を終えて気が軽くなったメンバーは午後の部のパレードへ。町の人のリクエストを聞いての演奏など、

少々リラックスしての交流ムード。プラカードを持って頂いたおかあさまも手伝って下さった。嬉しかった!



通りの端のサブ・ステージで、「安芸ちんどん倶楽部」さんと合同演奏をした。赤田さんの獅子奮迅の活躍で

何とかこなす。安芸ちんどんさんもお客様を引き付ける口上で、大いに盛り上げてくださった。楽しい交流になった。



安芸さんの十八番はキャンプ地という事もあって「六甲おろし」。伊織氏は阪神ファンという事で親近感を。

もちろん集まったお客様にも楽しんでいただけたようだ。こういうのがこのコンクール醍醐味かも知れない。



審査結果が出た。残念ながら4つの賞には入賞出来なかった。赤田さんが個人賞を受賞。今回は各チームに

伍して参加できただけでも意義ありとしよう。何しろ何も知らない我々には得る物が大変多かった高知の一日と

なった。「来年も是非来てね」という野市ちんどん倶楽部の方の言葉を励みに、頑張る事を誓って、我々は野市を

後にした。もちろん「エチオピア饅頭」も買って帰った。最後にビデオも回してくれた名マネージャー百合音さんに

ありがとうを言いたい。ちんどん参加の皆様、徳島県三好町の方々、高知県野市町の方々ありがとうございました。


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