KIMU'sColumn

抱腹絶倒
ノンフィクションコラム

JohnnyGuitar
KimKimの
「おしょう伝説」
Vol.26



『〜新春寄席風コラム〜散発屋の会話 '98』


「こ、こんにちは〜。」

「毎度!お客さん、久しぶりやね〜。どうぞどうぞ…。」

「いつもと同じでお願いしますわ。」

「はいよ〜!ビシッといかしていただきます。」

チョキチョキ… チョキ… チョキチョキ…

「お客さん、たまに来てくれはるけどお名前何でしたっけ…?
最近物忘れ激しゅうて…どうもすんません。」

「あ、あの〜、さ、坂本言います。あの〜、でも警察の人以外はおしょうって呼んでくれるんで、おしょうでいいですわ。」

「ハハハ、オモロイこと言いはるな〜。
ほんでおしょうさんはどこに住んではるの?」

「あの〜、すぐ近くのマンションですけど。」

「どこのマンションでっか?」

「え〜と…川脇マンション言います。」

「え!?川脇マンションですか!なんや〜、そうでしたか。
あそこに住んではる人で何人かはいつもウチで髪切りはりますよ。」

「あ、そうですか。」

チョキチョキ… チョキチョキ… チョ…

「あの〜おしょうさん、変なこと聞きますけど、川脇マンションて…その〜、何と言うか、変な噂ありません?」

「う、噂と言いはりますと…。」

「噂っちゅうか、まぁその〜ね、お客さんに聞いたんやけど…。なんでもその〜、頭のオカシイ奴が住んでる言うてね。」

「頭のオカシイ…??」



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