KIMU'sColumn
抱腹絶倒
ノンフィクションコラム
JohnnyGuitar
KimKimの
「おしょう伝説」
Vol.23
『足立くんリターンズ 〜前編〜』
『スンマセン。足立君の学ラン返して欲しいんですけど。』
言葉は敬語やけどオモクソにらみきかして言うたんや。
一世一代のスゴ味出したつもりやった。
なんせブラジャーとパンティーやからな!頑張るっちゅうねん。
そしたら教室の隅におるわおるわ、それらしきワル達が。
6〜7人くらいやったかなぁ〜。
アッちゅう間に囲まれたわ。
『お前誰じゃ!!』
『誰でもええやないっすか。足立の連れですわ。学ラン返してもらえますか。』
渋すぎるよなぁ!俺にしては!
ホンマは頭ん中下着のことでいっぱい、鼻血出そうなおしょうちゃんで〜す!って言いたいとこやけど、そこはグッとボケるの我慢や!
ルー・テーズに空手チョップ食らわせながら頭ん中で札束数えとった力道山のようにやねぇ〜、顔つき真剣そのもので挑んだわ。
と、そん時後ろにおった奴が言いよった。
『足立みたいなアホのヘタレにもええ度胸した友達おるんやのォ〜。どうせコイツもハッタリや。ハハッ。』
カチンと来たね。
俺のことはええ。アホ?ヘタレ?こう見えても友達思いの俺様は、その瞬間ピラフもコーヒーもブラもパンツもどうでもようなった!
コイツら全員しばいたる。。。」
〜つづく〜
−次回予告−
本コラム史上初とも言えるハードボイルドな展開!
友情と下心に燃えるおしょうを待っていた衝撃の結末!
青春残酷絵巻とは!
乞うご期待。
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