KIMU'sColumn
抱腹絶倒
ノンフィクションコラム
JohnnyGuitar
KimKimの
「おしょう伝説」
Vol.20
『ロックンロール パンツ』
度重なる奇行にも関わらず、またもや断りきれずにおしょう&デストロイヤーズの訪問を許してしまった僕は、彼らと 飲みまくり、いつものごとく誰よりも早く眠り、誰よりも早く目を覚ました。
重い頭をなんとか持ち上げ、何人もが横たわる部屋をフラつきながらこっそり抜け出してトイレに立つと、僕は勢い良くパンツをずり下ろした。
ムムッ…何かおかしい。
確かにパンツをずり下ろしたはずなのだが、脱いだ感触がない。
眠い目をこすりながら下腹部をよーく確かめてみると…
なんとしたことか!
パンツのゴムから下がビリビリに引き裂かれ、全く無くなってしまっていたのだ!
動揺しながらも僕は用を足し、涼しいような寒いような、爽やかなようでどこか居心地悪いような、そんな奇妙な感覚を味わいながら部屋に戻った。
すると、待ってましたとばかりにおしょうが起き上がり、満面に笑みを浮かべて言った。
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