『SUMMER NIGHT IN BRAIN PARK』 

 

in Sibuya DeSeO
5.July.2000

〜 Live Reported by JUNまま編 〜


開演前、ステージ衣装のみなさま


「SUMMER NIGHT IN BRAIN PARK」                                    

SET LIST


1.僕らのハックルベリーフィン
2.グッバイ・ガール
3.HOTEL〜寒い国から来たスパイ
4.エデンの南
5.これは一月に満たぬ愛
6.マイリトルハリケーン
7.5月のSUICIDE


〜アコースティックコーナー〜
8.アルコールモナムール
9.OH!キャロライン
10.アスピリンノイローゼ
11.ふたつの片想い


 12.愚かになってキスしてしまえよ 
13.サニーシャイニーモーニング
14.ムーンライトランデヴー
15.〜エスケイプドライブ
15.憂鬱という名の雨
16.クルエルワールド


(アンコール1)
17.愛しのロージー
18.穴の中で僕たち


(アンコール2)
19.Sleeping Gypsy


(お・ま・け)
20.グッバイガール


タイトルからして、今日のこのライヴで何かがおこりそうです。
そんなワクワクした気持ちを抱きつつ、渋谷DeSeOへ。
4月6日の伝説のソロライヴ@10年ぶり!も同じ場所でしたので
ちょっぴり余裕をもって会場入りしました。
今日は「ノリのイイ曲だったら、1曲目から立って踊るぞ〜っ!」と心に誓っておりました。
前回のライヴでは、緊張のせいで(?)立てなかったので・・・。

オープニングはキーボードの松尾さんのソロから!
ドラム・ベース・シンセ・ギターと各ソロが絡み合います。う〜ん、ロックだぁ〜っ!!
おやっ?いつの間にか、アコースティックギターに持ち替えた松尾さんが 正面マイクの前へ!
そして、松尾さんのギターが聞き覚えのあるあの曲のイントロを。
「僕らのハックルベリーフィン!!
最前列にもかかわらず 迷うことなく、立ち上がりました(笑)
この曲で飛び跳ねたかったのよ〜っ(^^)
(まだ少数派でした)

そして 次の曲「グッバイガール」のイントロが!!
客席のみなさんも いてもたってもいられず、立ち上がり始めました。
ほとんど、松尾さんと一緒に 歌詞を口ずさんでいる私がいました。

1曲終わるごとに、客席から「ヒューーッ!」の声援。「松尾さ〜ん」の声も。

「松尾清憲の世界へようこそーー!」
ほんとに、1曲目から松尾WORLD全開!!どっぷり浸からせていただきます〜っ(*^^*)

松尾さん、ピアノの前に移り「タイトルだけでも涼しい曲を・・・」と言いながら歌い出した曲が、なんとあの曲!!
シネマの「HOTEL」 きゃ〜っ!!
最初のさわりを歌われてから 「寒い国から来たスパイ」のイントロに!
”スパイ繋がり”の演出がニクイですね〜
今度は「HOTEL」最後までやって下さいっ!!(懇願)
間奏ではアノ”ワンワンワン〜(犬の声)”が。後ろを向きながらでしたが、
小室さんが吠えていたのをしっかり聞かせていただきました(^^)。

この曲の最後からシンセサイザーの重厚で幻想的な音色が続き
「エデンの東」に!こんな仕掛けがたまりませんね。
♪プール・サイドにたたずみ〜
MCでは、病気の再発・・・ではなくて(笑)8月23日に再発される松尾さんの旧譜についてのお話。
「単独の再発ですからね〜。これも「Brain Park」が好評のお陰。出しとくもんですね〜」(笑)

その「Brain Park」からサイケなこの曲。「これは一月に満たぬ愛」
ドラムとシンセとギターの音がいいんですよね〜。CDでの音が見事に再現されて・・・ライブならではの迫力で迫ってきます。
素晴らしすぎ!!

次の曲は、早くも新曲。
松尾さんがカキコミで告知して下さった 加藤ひさし氏(作詞)との共作。「マイ・リトル・ハリケーン」
今までの松尾さんの曲になかった ストレートなラブソング。でもって、ロックンロール。
いい感じです〜っ
そして、間髪入れずに、「5月のSUESIDE」の疾走感あふれるイントロ。菊池さんのソロ・ギターが唸ります。
ダンス・ダンス・ダンス!!


さて、ここからは”恒例の(笑)”アコースティック・コーナー”
朝倉さんと松尾さんの二人きりになりました。
セッティングの間、朝倉さんの正面の男性(某Jちゃま)から「アサチャーン」の声援が。
まわりで大爆笑。それを聞いた松尾さん、「何かいいことあるんですか?(笑)」

MC「アルコール・モナムール(=My Love)」の録音エピソードから、白井さん宅に行った時のお話などなど。
そして朝倉くんの紹介・・・
松尾「パーカッション、ペプシマン(会場爆笑)朝倉真司
(解説しよう:松尾BBSに菊池さんと朝倉さんのカキコミがありました。そこにペプシマンのエピソードが。^^)
ペプシの黄色い袋・・・たくさん投げ込みたかったのですが、渋谷近辺のコンビニにはもう売っていませんでした。
某ののちゃん・みねちゃん・kayoちゃんが必死で探してくれたのですが。。。残念!

「数日前に急にこの曲を思いついたんです」と松尾さん。
つい先日の白井邸でのできごとのようでもあり、Baliを感じさせてくれる雰囲気もあります(考えすぎ?)
歌詞のように ミラーボールも回って う〜ん、幻想的です〜
朝倉さんのカホンの音色が響きます。

全員そろってメンバー紹介。
鹿島伸夫(血液型B型):愛称:オヤジさん。若いんですけど人間的にできたかた。(「オヤジさ〜ん!」の声援が。ウケました)
菊池琢己( 〃 A型):ギター・コーラス。ご自分のバンド”Saybow&theR+X+S”でも活躍中。
小室和幸( 〃 A型):ベース・コーラス。見るたびにハデになっていきますねぇ〜と、松尾さん。
朝倉さんもA型です。
A型が多いので練習時間がピッタリ始まるそうです。小室さんなんか、時間前にはいって練習してたりするそうです!さすが!!

コーラスが美しい「OH!キャロライン」
ところが、イントロのコーラスが良すぎて歌詞を忘れてしまった松尾さん。
「なんだったっけ?」と歌詞を客席に聞く場面も(笑)。「よく知ってるね〜。ファンなんじゃないの?(笑)」
小室さんの口ベースも聞けました〜!オヤジさんのピアノ伴奏もステキです。
久しぶりにこの曲が聞けてみんなHAPPYでした。

「アスピリン・ノイローゼ」カホンの音がいい感じで。
コーラスの良さは、アコースティックコーナーで引き立ちます。

アコースティック最後の曲はバラードで。
「ふたつの片想い」
すばらしい演奏とコーラス。
松尾さんの声がまたせつなくて・・・(うっとり)
最高の演奏でした!!何度でも聞きたい曲です。


松尾「これからは好評のエレクトリック・コーナー」(イエーイ)
セットの間、”Tea For You”にインド人が出演した時のエピソードを・・・(またこれが面白いんですよ〜)
♪愚かになってキスしてしまえよ〜♪
松尾「『Brain Park』からこの曲。」
「愚かになってキスしてしまえよ」
イントロと、間奏のフレーズがいいですね〜(^^)
そしてまた、松尾さんが歌うこの曲。女性陣みんな、うっとりモードに〜(はあと)
Brain Parkの曲、松尾さんと一緒に歌えるのが嬉しい〜っ!

エレクトリック・コーナーですものね。
曲がはじまってすぐ立ち上がってしまいましたです。

そして、少しの沈黙の後・・・
聞き覚えのある、あのイントロが〜っっっ!!(カラオケでよく聞いてますので。笑)
「サニー シャイニー モーニング」です〜っっ!!きゃ〜っ!!
この曲は以前松尾さんが「ツインギターじゃないと無理なので」とおっしゃってたので ソロライブでは、あきらめていたのですが・・・さすが、菊池さんとオヤジさん!
キーボードとギターで、あのレコードのツインギターの音がみごとに再生されていました。
う〜ん、感動〜っ!!
客席からも、大歓声が!

たたみかけるように、「ムーンライト ランデヴー」のイントロのピアノが。
こんなアレンジもカッコイイですね〜
会場のテンションも最高潮に!!
なんと、♪甘く危険なファンタジー♪から
コードが変わって・・・
♪ラララ・・早くエスケイプ・ドライヴ〜♪とはじまったではあーりませんかっ!
きゃーーっ!!
こんな繋がり、カッコイイ〜〜っ!!
ものすごく楽しい。

チューニングのあと
「憂鬱という名の雨」のイントロが〜っ!
おお。この曲がまだだったぁ〜
タイトな演奏でほんと、カッコイイです。(やたらカッコイイが連呼されてますが・・^^;;)
幾重にも重なるコーラスもバッチリ。
間奏。琢己さんのギターが泣く泣く。
♪この愛は流せないんだ〜♪
松尾さんのヴォーカルの力強さが胸の奥底にじ〜んと響きます。
大歓声。

松尾「それでは、最後の曲。「クルエル・ワールド」
きゃ〜っ!ええ〜もう?早いよぉ〜!の声も・・・

オヤジさんのキーボードのエレクトリカル・パレードみたいなイントロ。
そして♪It's a Cruel World〜〜♪のコーラス。
前回(4月6日)のライヴのアレンジで始まります。
前回はドキドキしながら聴きましたが、今回はじっくり聴き入ることができました。
また 前回来られなかったかたも、この曲が聴けてよかったですねっ!
いろんな仕掛けがあって、このライブ・ヴァージョン すばらしいです。

「どうもありがとう!」
の声とともに、松尾さん&メンバーのみなさんはバックステージへ。
大興奮の客席からは「ヒュー!!」「松尾さーーーん!!」の歓声が。
そしてタメイキ。
こんなにあっと言う間のライヴって 他にないです。


アンコールの拍手の中、メンバー登場!
松尾さんはキーボードの前に。
「2回目のライヴがこんなに早く決まったのが嬉しくてね。これもね、わざわざ足を運んでくれてる
みなさんのお陰だと思ってます。」
(拍手〜っ)
「昔はね、ライヴはねそれほど大好きというわけじゃなかったんですけど、年々スキになってきてるんです。
何故かというとね、今は松尾清憲の曲を ヴォーカリストの松尾清憲が どう表現しようかというのが最近面白くてね。
今日はどのように歌っちゃおうかなとかね。あと、曲のレパートリーの中でどういくのか考えてたら結構楽しくなっちゃってきたんですよ。
ライブは一方的じゃなくてね、エネルギーのキャッチボールですから。
僕たちがいて、これまた あなた達がいる(笑)と。
(会場歓声〜っ)
それがね、面白いなと思って。
僕なんかね、もう次のライブが楽しみで・・・。まだ決まってませんけどね(笑)


今度出るベストアルバム、タイトルが「愛しのロージー〜ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・KIYONORI MATSUO」
なりそうな気配なんですけどね、まだわかりませんが。
じゃ、この曲。」


「愛しのロージー」
松尾さんのピアノソロが響きわたり、ギター&ドラムが続きます。
素晴らしいですね〜っ。何度聴いても感動〜せつないなぁ
ベースをブイブイの小室さん♪
ギターに持ち替えた松尾さん
「じゃあ、ひとつゆれましょうかね」(きゃ〜っ!の歓声)
「穴の中で僕たち」
琢己さんのギターが唸ります〜っ!!きたきたきた〜っ(笑)
ライヴではもう定番になったこの曲。(まだ2回目ですが。^^;;)
この曲のファンのかた、結構いるんですよね〜。ライブならではの一体感が心地いい〜(^^)
最後の♪ラ〜ラ〜ラ〜♪では、客席の声を聴くため アコースティックに!
みんなありったけの声を出して 歌いましたよね〜(^^)



アンコールの拍手とともに
♪ラ〜ラ〜ラ〜♪の声も(^^)
「松尾さーーん!」の声援が飛び交います。

そしてまたまた登場して下さいました。
(松尾さんはピアノの前に)
「リマスタリングを今回初めてするのですが、音が生まれ変わる感じがしました。
今までとまた違った 新たな発見をするかもしれませんよ〜」
と、松尾ちゃま。
う〜ん、8月23日の再発が楽しみです〜っ!

「それではもう一曲いってみましょうか」
少しの沈黙のあと、ドラムスが!ギターがっ!!
「Sleeping Gypsy」
きゃ〜っ!!この曲がアンコールで聴けるなんてぇぇぇ〜っ(感涙)
全員スタンディングのまま 松尾さんのヴォーカルにうっとり・・
なんてステキな曲なんでしょう!
最後のコーラスは圧巻です!!(感動〜っ)

拍手の中、メンバー全員がステージの前に勢揃い。
松尾「またね、ライブにきたいと思います。観にきて下さいね、ほんとに」
一列になって メンバー礼〜っ
松尾「どもっ」
いえ〜い!!拍手がなりやみません。




アンコール!アンコール!!
会場の電気がついて、音楽が流れても拍手は続きます〜。みんな帰るそぶりをみせません。
ライヴの余韻をかみしめながら、もう一度聴きた〜い!!
愛をこめて みんなで「まつおさ〜ん!!」の声援を。
・・・その少しあとに、なんと松尾ちゃまが微笑みながら出てきて下さいました。きゃ〜〜っ!!
「今日やる曲はね、全部終了したんですけれども。じゃ、発売中の。」
もう一度、メンバー紹介が。ハイテンションの声援の嵐(笑)。
松尾「じゃ、ほんとに・・・もうダメよ(笑)ないんだから(笑)。じゃ、この曲。「グッバイ・ガール」
リラックスした雰囲気の中、会場全体が一体となって演奏を楽しんでいました。
オマケのアンコール。大合唱。
みんなの笑顔。
幸せな空間。


メンバーのみなさんが去っていったあと 会場全体から「うわ〜っっ」という大きなタメイキがおこりました。
燃え尽きたって感じの心地よさ。
みんなが、納得、大満足のライヴでした。


松尾さん、メンバーのみなさま!素晴らしい演奏をありがとうごさいました!
また 近いうちにライヴをやって下さいね!


♪あの夏の空を 忘れないよ
♪あの夏の風を 忘れないよ
♪いつまでも君を 忘れないよ


〜 END 〜



長い拙いレポを最後までお読み下さいましてありがとうございました!

Produced by JUNまま




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