松尾清憲ソロ・ライヴ
『 Hello Shakespeare 』

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in 渋谷CLUB eggsite

2002.07.13(sat)


〜 JUNままレポート編 〜

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               <セットリスト>

 1.The Music Never Dies      (G.西池)
 2.ハロー・ミスター・シェイクスピア   (G.西池)
 3.彼女はそれを我慢出来ない     (G.西池)
 4.サニーシャイニーモーニング     (G.西池)
 5.青空のDestination          (G.古賀)
 6.雨の日のミセス・ジョーンズ     (G.古賀)

 7.松尾清憲ピアノ弾き語りメドレー(アコースティック・コーナー)
    川村かおり「The Crooked World」
    〜ピカデリーサーカス「恋の道化師〜メリー・ゴーラウンド」
                    (伊豆田さんのパート)
    〜甲斐バンド「レイニードライヴ」

 8.恋はあやふやで         (杉コーラス・G.古賀)
 9.ジェリービーンズガール     (杉Vo・G.古賀)
10.風のBad Girl          (杉、松尾Vo)
11.愛しのロージー         (杉コーラス、G.白井)
12.静岡               (白井・松尾ヴォーカル)
13.君にメランコリーブルース       (G.白井)
14.穴の中で僕たち            (G.白井)
15.憂鬱という名の雨           (G.西池)
16.グッバイ・ガール            (G.西池)

〜アンコール1
17.僕が蒸気のようにとろけたら     (G.古賀)
18.ムーンライト・ランデヴー     (杉コーラス・G.白井)

〜アンコール2
19.スリーピング・ジプシー      (G.西池・松尾ピアノ)
20.The Music Never Dies(Reprise)  (G.西池)


















































































































6月6日(大安)に発売された『Hello Shakespeare』をひっさげての松尾清憲ソロ・ライヴ!

今回、松尾バンド“Velvet Tea Sets”のギター菊池琢己さんが諸事情のため7月13日のライブを欠席することになり、急遽、白井良明さん、古賀森男さん(フェビアン)、西池崇さん(セロファン)の3人が松尾バンドのギターリストとしてライヴをサポートして下さることに!
普段はなかなかゲスト出演などされない古賀さんのギターも聞くことができたり、
白井良明番長のギターも予定よりも多く体験することができたり、
セロファンの西池さんのPLAYも観られちゃったりできて、
そのうえ、杉真理さんがゲスト出演!!2度と体験することができないであろう豪華なステージになりました!!

オープニングはシンセサイザー中心の幻想的な演奏から「The Music Never Dies」へ。
オヤジさんの流れるようなピアノ・ソロから始まり、ロック調にアレンジされた「The Music Never Dies」。カッコイイ!これこそがライヴの醍醐味ですよね。コーラスも美しい!
「ハロー ミスター シェイクスピア」へ。西池さんのギターも冴えております!
松尾「今日は急なことで、イレギュラーな形でおおくりいたしますよ〜。あとで説明いたしますけどね。(笑) 松尾清憲とVelvet Tea Setsプラス豪華なゲストのライヴをお楽しみ下さい」

「彼女はそれを我慢できない」

松尾「Velvet Tea Setsのギタリストが突然降板致しましてですね。困っちゃって・・・交番へ駆け込もうかと。(会場笑)(さーすが!松尾ちゃまっ!笑) このあたりもシェイクスピアぽいでしょ?従来の大型ゲスト、血液型もO型のお二人に加えて、スペシャルギタリスト二人にも出ていただいて。」
ここで西池さんの紹介
松尾「西池くんは、なんと、松尾清憲のポリドール時代のレコードを全部持っていたんです。こうなると話は早いでしょ(笑) あと、ブライアン・ウィルソンのサインももってたりして、もう。」

「サニーシャイニーモーニング」西池さんのソロ・ギターが光ります。わずか1週間の練習期間でよくぞここまで弾いて下さいました!(感涙)

松尾「西池崇君でした!(拍手) 西池君は後半また登場してもらいます。4人のゲストが入り乱れてのライヴですけれどもね、最後までいけるか!? それに加えて僕もですね、数日前に高熱を出してしまいまして、でも、ほぼ復活いたしまして。大丈夫ですよ〜(^^) それでは、次のギタリスト。『ハロー・シェイクスピア』で初めて仕事を一緒にやりました。フェビアン古賀森男!」

古賀さん登場〜
古賀「こんばんは〜。今一緒のレーベルでCDを出してるんですが」
松尾「レコーディングでね、やってるうちにノッテきちゃってね、そのうち振り付けもしちゃって。(笑)」
古賀「それは、あれですね、・・・”僕が常軌を逸したら”」(会場爆笑)

「青空のDestination」
アルバムと同じギタリスト、古賀さんのギターでこの曲が聴けるなんて!(感激) 高熱を出してしまったという松尾さん・・・汗をかいて、ちょっと辛そうでした。

「雨の日のミセス・ジョーンズ」
古賀さんのギター・ソロが渋く響きます。演奏も完璧。コーラスも美しい〜〜(う〜ん。タメイキ)
演奏終了後、古賀さんが何も言わず去っていってしまいます。(松尾さんのアコースティックコーナーが始まるのでした)

ここでアコースティックコーナーへ。Velvet Tea Setsのメンバーのみなさんもいったん舞台裏へ。
ピアノを運んできたりのセッティングの間、「アイビスが目覚める時」のテルミンの音がリピートされて聞こえます。

松尾「さて、ここで、”松尾清憲の小部屋”」(笑) 松尾さんお一人でピアノの前に。
松尾「ピアノも弾けるというところを見せておかないとね。(笑) いろいろ提供曲があるんですが、その中の数曲を。この曲全部知っていたら、相当な松尾フリークですよ〜ほんとに。(笑)
1曲はロシアのハーフの女性の作詞で、僕が作曲。3年くらい前の曲かな。もう1曲は、人にかいた曲なんですが、最近DVDになった人の。シングルになった曲で、人前でやるのは久しぶりなんですが。
次は、私が所属していたバンドの僕が作曲した曲なんですが、そのパートは僕が歌ってないところなんですがそこを歌ってみます。さて、何が出てくるか!?」

「The Crooked World」(河村かおり)♪Crooked World〜君がいるのはプリズムの世界さ〜♪
「恋の道化師〜メリー・ゴーラウンド」(ピカデリーサーカス)♪メリー・ゴーラウンド〜二人を乗せてまわるけれどメリー・ゴーラウンドいつまでも〜君と僕は近づけない〜♪
「レイニードライヴ」(甲斐バンド)♪スピードあげ滑っていく僕らの車ハイ・ウェイ 煙る雨を突き抜けたら君は自由になる・・・♪(松尾さんが作詞をされた曲)
「レイニードライヴ」はフルコーラス歌って下さいました。感激!!(BBSでもリクエストが多かったんですよね〜〜)
”レイニードライヴ”といえば、甲斐さんのDVD(ROCKUMENT)投票について「松尾ファンの底力を見た!(笑)」と松尾さんのMC。

松尾さんの前に置かれたE.ピアノは撤収。Velvet Tea Setsのみなさんもご登場。
ここでもう一度、古賀さん登場

松尾「次は、このかたが、古賀君のギターをバックに登場するわけなんですけど、以前からの予告どおり、大型ゲスト。血液型もね。(笑) 僕はずいぶんこのかたのライヴに出してもらっているので今回出ていただけて嬉しいんですけどね。紹介しましょう!杉真理!!」

 「松尾さん、今日は松尾ちゃま祭りに」
松尾「松尾フェスティバルに」(笑)
 「みこしが出るんじゃないかという。(笑) 楽屋でね、みんなで「この曲いいね」とか言ってたんですよ」
松尾「またまた!そういえば、杉さん、新譜出したんじゃないですか。」
 「LOVE みっくすじゅーす。じゃなくて、LOVE MIX。僕もね、あのすばらしいアルバム『ハロ、シェ〜ッ』(身振り付き)に参加させていただいて。楽しかったですよ〜」
松尾「そういえば、先日見ましたよ、テレビ。(会場拍手) あ〜杉くん、ゴミ拾ってるわ〜って。びっくりした〜。杉さん、ゴミ拾ってる暇あったら、自分の部屋かたずけたらいいのにって思ったんですけどね(笑)」(会場爆笑!)
 「ほんとですよねーーー(笑) いやぁ、風が強くてね、ズラが飛びそうでね〜。髪の毛もくるくるになっちゃったんですけど。」
古賀さんが話の長さに苦笑してました。(爆)
松尾「古賀森男の森でしょ、松、杉。森林浴パワーでね。(身振りつき)」(おおー!会場拍手)

古賀さんのロックなギターのイントロが!そうです「恋はあやふやで」
客席はみんな、STAND UP!!
この曲で杉さんと松尾さんのハモリが聞けるなんて〜感激!風祭さんが叫ぶところ、「わーお!」と叫んでしまったのは私です(^^;;)。間奏ではオヤジさんのウェスタン調のキーボードと朝ちゃんの迫力あるドラムの掛け合いが最高〜!!大歓声!みんな笑顔で盛り上がっております。杉さんがお隣でご一緒だと、松尾さんも嬉しそう〜(^^)

そしてまさかの「ジェリービーンズ・ガール」!!
松尾さんと杉さんのツインボーカルから始まり、小室さんのベース、古賀さんのギター、鹿島さんのキーボード、朝ちゃんのドラム!どれもすべてがカッコイイ!!杉さんのライヴでもまだやってない、本邦初公開!!夢のようでした。キャーキャー叫ぶ叫ぶ(笑)。杉さんも松尾さんも、ニコニコビーム炸裂!客席ではバタンバタンと人が倒れておりました。(←うそ)
杉ちゃま裏カルタ「松尾清憲篇」(「植え込みに姿を消した松尾ちゃま」 とか「レゲエだよ、ウェットスーツの松尾ちゃま」 などなど(爆))、ぜーーんぶ杉さんがおつくりになっているそうで。あとは絵を描くだけという・・・。
杉 「絵は松尾さんが描けばいいじゃないですか」
裏カルタ希望します〜〜!発売されないかしら!

松尾「そして、ふと気がつけば、「6分の3BOX!」じゃないですか。やれということですね。今年リマスターも出ましたし。」(拍手〜!)
アコギ2本で「風のBad Girl」。松尾バンドでBOXが聞けるなんて!!(感涙)

そしてそして!良明番長が登場!!
良明さんギターの「愛しのロージー」で、杉さんのコーラス!!もう2度と見ることができないであろう3ショットのステージ。この”ロージー”を見られただけでも、モトはとれました!(笑)(いや、もう、値段がどうのではなく・・・^^;;)良明さんのギターがうなるうなる!(はあと) PAが良明シフト(笑)を組んだかのようにギターの音が炸裂!すばらしい〜!!

ムーンライダーズの良明さんの曲「静岡」
松尾さんと良明さんのハモリが聞けるなんて。2番を松尾さんが歌われるなんて(号泣)。ああステキ。また共演して下さいっ!!

「君にメランコリーブルース」
良明さんのギターでこの曲が聞けるなんて・・・(涙) 泣きのギターがもう最高です〜。コーラスも美しい〜!

たたみかけるように♪
「穴の中で僕たち」の前奏が!良明さん、観客を楽しませるパフォーマンスも一流です!!また松尾さんライヴで、良明さんのギターを観られる日が来ますように!!(願)体調が優れなかった松尾さんでしたが、いつの間にか・・・最後には良明さんと一緒にジャンプしながら♪ラ〜ラ〜ラ〜〜♪と歌ってらっしゃいました!(^^) ステージと客席が一体となった気がしました。
松尾「白井良明でしたーー」
白井「ありがとう〜!」

そして西池さんが再登場〜
松尾「最初、熱があったんですけどね、だんだんいい感じになってきましたよ〜」
ここでメンバー紹介。
小室さんのMCが。「ちゃんとやれるんだろうかと、一瞬思った時期もありましたけどね(笑)、逆にブリティッシュ・ロックのすばらしいギタリスト3人のかたに出ていただいて、僕、楽しくて仕方ないんですよ!みなさんも楽しいでしょ?」
会場「いえーーい!!」(拍手)
小室「今日は絶対お得ですよ。帰りに箱を置いておきますので、みなさん、5千円くらいいれていって下さいね。(笑)」

「憂鬱という名の雨」
西池さんのギター、いい味だしてます〜!!カッコイイ!!

最後の曲です
「グッバイ・ガール」
朝倉君のドラム、小室さんのベース、鹿島さんのキーボード、西池さんのギター、松尾さんのヴォーカル、すべてが重なりあって最高の演奏でした!総立ちの客席のみんなも大満足!!
松尾「どうもありがとう!」


アンコールではみなさん、「ハロシェTシャツ」に着替えてのご登場!!松尾さんはジャケットを脱いで、白いシースルーのブラウス。(きゃあ)
松尾「ほんとに、今日はお得ですよ〜。やりましょう、アンコール。古賀森男くん!」
古賀「記憶に残る一夜になりました。松尾さん、”プリンス”っていう噂が・・・。」(会場爆笑)
松尾「この曲やらないと帰れませんよ」
古賀「常軌を逸しましょうか」(笑)
いえーーい!

「僕が蒸気のようにとろけたら」
CDで聞いていた古賀さんのギターを、今目の前で見ることができる幸せ。感動しました〜!「ハロー・シェイクスピア」の曲は今回初めてライヴで聞くことができたのですが、すべてCDのイメージそのものの演奏を体験できて感激でした。素晴らしい演奏の数々!特に人気のこの曲をオリジナルの古賀さんのギターで観られることなんて、もうないかもしれません。ホントに。フェビアンの新譜「Antiques in the attic」も8月5日に発売されます!

アンコール2曲目は白井良明さん杉真理さん!同じ午年、O型、魚座のお二人!(なんと!)
 「ずいぶん、この曲で鍛えられました」
白井「カラダに染み込んでますから」
松尾「じゃ、この曲いってみましょうか。「ムーンライト・ランデヴー」!」
きゃーーーっ!!純正「ムーンライト・ランデヴー」!!なんてステキな選曲なんでしょう!良明さんのギターが嬉しい〜っ!(感涙) 2番は杉さんがヴォーカル!!楽しい〜っ!朝ちゃんも、小室さんも、鹿島さんも、にっこにこ(^^)。楽しくてしょうがないって感じでPLAYしています。最高にカッコイイ「ムーンライト・ランデヴー」でした。
松尾「どうもありがとうーー」


アンコール!の拍手の中、松尾さん&メンバー登場〜中央にはE.ピアノがセットされています。
松尾「お言葉に甘えて」(笑) 
なんと、あのギターソロが。西池さんのギターから奏でられます!
「Sleeping Gypsy」
松尾さんの歌が響きわたります。(涙) Velvet Tea Setsのコーラスも美しい〜!壮大な風景が浮かんできます。なんかせつない!
エンディングから続いて、「The Music Never Dies(Reprise)」へ。
アレンジがVelvet Tea Sets(ライヴ)ヴァージョン!オヤジさんのピアノの旋律が響きます。美しい〜
♪そして歌は続く・・・My Music Never・・・Dies♪


「The Music Never Dies」の曲が流れる中、松尾さんがお一人でステージへ。
松尾「ほんとに、今日はどうもありがとうございます!いろいろありましたけど、友達はいいものですね〜。ひとりひとり呼びたいと思います。」(いえーい!拍手)
松尾さんに呼ばれて、おひとりずつステージに。松尾さんと握手。暖かい光景にホロリときちゃいます。舞台監督のこいずみさんも呼ばれて登場〜(^^)
松尾「今後ともひとつ、よろしくお願いします!」

ステージの前方でみんなで手をつないでの最後の挨拶。(^^)
会場からは大きな暖かい拍手が鳴り止みませんでした。

最後に、松尾さん、ゲストの杉さん、良明さん、ギターサポートして下さった古賀さん、西池さんへ花束が渡されました。(有志より)


2002年7月13日。この日のライヴを私達は忘れることができないでしょう!
松尾さん、小室さん、鹿島さん、朝倉くん、白井良明さん、杉真理さん、古賀森男さん、西池崇さん、そしてスタッフのみなさん、素晴らしいライヴをありがとうございました!!
まさに、『真夏の夜の夢』でした!!

reported by JUNmama  
photo by MATSUOchannel  




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